News

第4回定例研究会「近現代東アジアにおける道徳と宗教」 (中島隆博 准教授)が開催されました

第4回定例研究会「近現代東アジアにおける道徳と宗教」 (中島隆博 准教授)が開催されました

  2012年11月1日(木)の午後、2012年度第4回定例研究会が開催された。大木康教授より、本年10月1日に着任された中島隆博准教授(東洋文化研究所東アジア第二研究部門)の幅広い研究活動について紹介が行われた後、中島准教授による「近現代東アジアにおける道徳と宗教」と題する研究報告が行われた。近代の東アジアが国民国家を形成するに際して、道徳は宗教と国家を繋ぐ重要な装置として長く用いられてきた。このことは現代においても東アジアに深く根付いている。本報告では、西田幾太郎、井上哲次郎といった日本の哲学者たちの言説、戦前の東アジアにおける国際儒学会議、近年の中国ならびに台湾での祭孔大典での様子等を紹介しつつ、東アジア各国における道徳の位置づけの歴史的変容について説明が行われ、また、その比較が試みられた。その後、約30名の参加者を交えて、道徳、宗教と国家権力の相互関係、イスラーム世界やヨーロッパと東アジアの比較等について、予定されていた時間を越えて、活発な議論が行われた。


日時 / Date : 2012年11月1日(木) 14時00分 ~ 16時00分 / 2:00 - 4:00 pm on Thursday, 1st November 2012

場所 / Venue : 東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室 / Conference room 303 (3rd floor), Institute for Advanced Studies on Asia,The University of Tokyo

題目/ Title : 「近現代東アジアにおける道徳と宗教」/ Morality and Religion in Modern and Contemporary East Asia

発表者 / Speaker : 中島 隆博(東洋文化研究所 准教授)/ NAKAJIMA, Takahiro (Associate Professor, IASA)

司会 / Chairperson : 大木 康 (東洋文化研究所 教授)/ OKI, Yasushi ( Professor, IASA)

使用言語 / Language : 日本語語 / Japanese


第4回定例研究会「近現代東アジアにおける道徳と宗教」 (中島隆博 准教授)が開催されました

第4回定例研究会「近現代東アジアにおける道徳と宗教」 (中島隆博 准教授)が開催されました

第4回定例研究会「近現代東アジアにおける道徳と宗教」 (中島隆博 准教授)が開催されました

第4回定例研究会「近現代東アジアにおける道徳と宗教」 (中島隆博 准教授)が開催されました

第4回定例研究会「近現代東アジアにおける道徳と宗教」 (中島隆博 准教授)のご案内

第4回定例研究会「近現代東アジアにおける道徳と宗教」 (中島隆博 准教授)が開催されました

第4回定例研究会「近現代東アジアにおける道徳と宗教」 (中島隆博 准教授)が開催されました

第4回定例研究会「近現代東アジアにおける道徳と宗教」 (中島隆博 准教授)が開催されました



登録種別:研究活動記録
登録日時:Fri Nov 2 15:06:36 2012
登録者 :中島・安田・野久保(撮影)・山下・藤岡
掲載期間:20121101 - 20130201
当日期間:20121101 - 20121101