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復旦大学で本研究所共催のサマースクールが開催されました(6月20日〜28日)

  復旦大学文史研究院が主催し、東京大学東洋文化研究所とプリンストン大学東アジア研究学部が共催するサマースクール“アジアの芸術、宗教と歴史研究”が、6月28日(土)全日程を終了しました。本研究所からは、6月21日(土)に大木康所長が「明末清初の文人冒襄とその周辺」と題して、また7月1日付けで本所の客員教授に就任されたプリンストン大学のBenjamin Elman教授が“Evidential Learning in China, Japan, and Korea in the Late 18th and Early 19th Century ( 乾嘉時代中国、日本和朝鮮的考証学)”と題して、3時間の講義、2時間の討論を行いました。参加した学生は、プリンストン、ハーヴァード、イエール、それにエジンバラなど英米の大学で東アジア研究に従事する大学院生、それに復旦大学をはじめ地元上海、日本の東京大学、韓国の成均館大学ほか30名を超える大学院生たちでした。いずれの講義においても参加した学生たちから多くの質問が出され、活発な討論が行われました。また、講義の合間には、上海博物館、嘉定孔廟、慈城ほかの見学も行われ、最終日には全員が研究報告をしました。終業式では、受講者に修了証が贈られました。サマーセミナーは来年も開催の予定です。

復旦大学文史研究院関連ホームページ:http://www.iahs.fudan.edu.cn/cn/youxiuban.asp?class_id=94



登録種別:研究活動記録
登録日時:FriJul410:20:232014
登録者 :大木・藤岡
掲載期間:20140628 - 20140928
当日期間:20140620 - 20140629