ASNET映画シンポジウム「アジアを知る」として、ドキュメンタリー作品「日本人の忘れもの」上映会および関連の講演会をご案内いたします。
今回のシンポジウムでは、映画上映後に、本作に企画・製作者として携わってこられた河合弘之氏(弁護士)にご講演をいただきます。
お申し込みをお待ちしております。
(以下、映画公式ホームページより引用)
太平洋戦争以前、フィリピンには3万人を擁する豊かな日本人移民 社会が存在した。敗戦を境に日本人の父親と生き別れたことから今も無国籍状態に置かれているフィリピン残留日本人2世たちがいる。
中国東北部の日本の植民地・満州国に敗戦を機に置き去りにされた子どもたち。戦後30余年を経て日本に帰国するも、言葉の壁による差別と貧困の果てに日本政府を訴えた中国残留孤児たちがいる。
映画『日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人』は、2つの国の残留者たち、 そして彼らを救おうとする市民たちの活躍を描きながら、私たちが生きる”日本という国の今”を浮き彫りにしてゆく。
国民の保護者である国家には残留者たちに果たすべき使命がある。 日本人の忘れものとは何か?戦後75年目。日本政府は救済に動き出すのか!?
日時:2021年1月22日(金)17:00~19:00
会場:Zoomを利用したオンライン開催
上映作品:「日本人の忘れもの:フィリピンと中国の残留邦人」、監督・脚本:小原浩靖、企画・製作:河合弘之、2020年、42分 ⒸKプロジェクト2020
講演者:河合弘之氏(弁護士)
プログラム:
17:00 開会
17:00~17:05 趣旨説明 (井堂有子氏・日本国際問題研究所)
17:05~17:47 映画「日本人の忘れもの」上映会
17:50~18:20 講演会(講演者:河合弘之氏・弁護士)
18:20~19:00 質疑応答
19:00 閉会
参加費:無料
参加方法:
ご参加希望の方は登録フォーム ( https://forms.gle/iuUfoiZBowV6iQm28 )
またはポスター内のQRコードより前日までにお申し込みください。
※ZoomのURLを当日正午までにe-mailアドレスにお送りします。
参考URL:映画公式ホームページ http://wasure-mono.com/
共催:科研費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究(代表:長沢栄治)
東京大学 東洋文化研究所(IASA)
東京大学 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET)
お問い合わせ:東京大学ANSET事務局(asnet[at]asnet.u-tokyo.ac.jp)