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【開催中止】東文研セミナー「ジョナサン・ブルーム博士講演会:The Paper Road」のお知らせ

この度は、2020年2月10日(月)付で告知させていただいた以下の東文研セミナーにつきまして、
誠に残念ではございますが、中止が決定しましたことをお知らせ申し上げます。


 東京大学東洋文化研究所班研究「イスラーム美術の諸相」は、以下の要領で、東文研セミナーを開催いたします。

 来たる3月に、ボストン・カレッジ教授でいらっしゃるジョナサン・ブルーム(Jonathan Bloom)博士に、訪問研究員として東洋文化研究所にお越しいただくことになりました。ジョナサン・ブルーム博士は、イスラーム美術・建築史のフィールドにおいて多くの優れた成果を上げてきた国際的に卓越した研究者です。ブルーム博士は、Paper Before Print: The History and Impact of Paper in the Islamic World (2001)、Arts of the City Victorious: Islamic Art and Architecture in Fatimid North Africa and Egypt (2007) のほか、The Minaret (2013) や、イスラーム美術史研究のための基本書となっているThe Art and Architecture of Islam 1250–1800 (1994)(シーラ・ブレア博士との共著)など、多数の優れた研究書を執筆されてきました。
 この度、東洋文化研究所にて、ブルーム博士の幅広い研究関心のうちの一つである紙について、ご講演いただけることになりました。どうぞ奮ってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

日時:2020年3月18日(水)16:00~18:00

会場:東京大学東洋文化研究所3階大会議室

発表題目:The Paper Road

講師:ジョナサン・ブルーム博士(ボストン・カレッジ教授、東京大学東洋文化研究所訪問研員)

発表要旨:
 2000年以上前に中国で発明された製紙技術は、8世紀に中央アジア経由で西アジアへ、そして10世紀にムスリム王朝支配下のスペイン経由でヨーロッパへと伝わったことが知られています。本講演では、東アジアと地中海世界とを結び、各地における文明の発達に重要な役割を果たした「紙の道」についてお話しいただきます。

使用言語:英語(通訳はつきません)

※どなたでも自由にご参加いただけます。事前の登録は不要です。

主催:東京大学東洋文化研究所班研究「イスラーム美術の諸相」

問い合わせ先:masuya(at)ioc.u-tokyo.ac.jp

担当:桝屋



登録種別:研究会関連
登録日時:FriFeb715:04:452020
登録者 :桝屋・田川
掲載期間:20200210 - 20200318
当日期間:20200318 - 20200318