以下の要領で研究会が開催されますので、ご案内いたします。ふるってご参加ください。
在日フィリピン人の音楽活動を、毎年全国で行われる歌コンテスト「ウタウィット」に焦点を当てて報告する。民族音楽学はしばしば、移民や先住民など、ある社会におけるエスニック・マイノリティの音楽を、民族に特徴的な要素を含む音楽に焦点を当てて、研究してきた。しかし、ウタウィットで歌われる歌は、日本語の歌を含む商業的ポピュラー音楽が中心で、いわゆるフィリピン的要素は希薄である。
本報告では、この現象を、「母語なき母語」(Motherless Tongues, Vicente L.Rafael)、および、「ヴァナキュラーな」(Richard Bauman, Charles L. Briggsら)アート、という二つの視点から、理解することを試みる。
日時: 2021年 3月18日(木)14:00~15:30
場所: オンライン(Zoomミーティング)
報告者: 米野みちよ(東京大学東洋文化研究所准教授)
司会: 佐藤仁(東京大学東洋文化研究所教授)
申込方法: ご参加希望の方は登録フォーム(https://forms.gle/y7jCqmF9U3srFF9m9)
より3月17日(水)までにお申し込みください。
※ZoomのURLを当日正午までにe-mailアドレスにお送りします。
主催:東京大学東洋文化研究所
問い合わせ先: itahashi<a>ioc.u-tokyo.ac.jp(担当:板橋) ※<a> → @
担当: 米野