松田教授が、2月24日に英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(London School of Economics and Political Science, LSE)の国際関係学部(Department of International Relations)で「2009年以降の中国の『強硬さ』をどう理解するか:事実、仮説、説明」(How to Understand China's 'Assertiveness': Facts, Hypotheses and Explanations)と題した講演を行いました。
松田教授は同講演で、2000年代後半から中国の対外関与が急速に強硬化している、という言説について、事実がどうであるか、周辺諸国・地域の認識がどう変わったか、そして研究者がどのような仮説や説明を行ってきたかについて、それぞれの理論を説明しつつ、分析を加えました。
当日は国際関係論を学ぶ大学院生を中心に約30名の参加者があり、現代の中国外交、米中関係、日中関係などについて活発な議論が展開されました。
なお、松田教授は本講演に関係する論文を近く発表する予定ですが、関連の既発表論文があり、以下のウェブサイトで読むことが可能です。
http://csis.org/files/publication/140422_Matsuda_ChinasAssertiveness.pdf