9月末よりパリ高等師範学院(École Normale Supérieure, Paris)に客員教授として招請されている黒田明伸教授が、11月17-18日に同学院にて国際ワークショップThe Variety of Exchange and the Character of MoneyをGeorges Depeyrot教授(CNRS/ENS)の協力をうけて開催しました。学術振興会科研基盤B「貨幣の多元性についての国際共同研究:世界史における貨幣間分業とその比較」(26285073)の一環として行われたものです。
黒田教授による「貨幣は交換の手段であるがために、匿名・指名と現地・隔地のバイナリーオプションによる交換の多様性が貨幣の多元性をもたらす」との提起をうけて、仏・独・蘭・英・日の歴史学者、経済学者、人類学者、考古学者たちが、貨幣理論、現地通貨運動、ヨーロッパ史、アフリカ史、インド史、東南アジア史の視点から、黒田教授の視角の有効性をめぐって議論を交わしました。
当日のプログラムはこちら(PDF:112KB)からご覧いただけます。
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