2016年11月24日(木)、東洋文化研究所第一会議室にて、松方冬子氏(史料編纂所准教授)によるGJS講演会 “Countries for Commercial Relations: The Tokugawa Struggle to Control Chinese in Japan”が開催された。講演では、徳川政権が、明との国交回復の挫折、キリスト教禁令の徹底、明清交代、鄭氏政権の盛衰などを経て、最終的に清朝を「通商之国」と位置付けていく過程と、そのなかでの「唐人」政策の展開について、貴重な史料を交えながら論じられた。当日は東京で早すぎる初雪が舞い、あいにくの天候だったものの、多くの観衆を得て、活発な議論がかわされた。
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タイトル:Countries for Commercial Relations: The Tokugawa Struggle to Control Chinese in Japan
講演者:松方冬子(東京大学 史料編纂所 准教授)
日時:2016年11月24日(木)16:00~17:30
会場:東京大学東洋文化研究所 第一会議室(3階)
使用言語:英語
主催:東京大学国際総合日本学ネットワーク(GJS)
共催:東京大学東洋文化研究所
問い合わせ:gjs[at]ioc.u-tokyo.ac.jp