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三重県立津高等学校の皆さんが本研究所を来訪

報告


2026年7月29日(水)、三重県立津高等学校の生徒38名と引率教員2名が、東京大学キャンパスツアーの一環として東京大学東洋文化研究所を訪問されました。
当日は、辻大和准教授による講義が行われ、東洋文化研究所の概要や研究活動について紹介がなされました。研究紹介では、朝鮮王朝と薬の歴史をテーマに、朝鮮人参をはじめとする薬用植物の利用や流通について解説が行われるとともに、江戸時代の伊勢国出身の本草学者との関わりにも触れながら、東アジアにおける知識・文化交流の歴史が紹介されました。
講義後には、図書室所蔵の漢籍や朝鮮本の見学に加え、書庫見学を実施しました。生徒の皆さんは、実際に貴重な歴史資料を前にしながら、その保存方法や研究資料としての価値について説明を受け、研究の現場に触れる貴重な機会となりました。

見学後のアンケートには、次のような感想が寄せられています。
「朝鮮人参は薬に使われていたことは知っていたが、身体を温める効果があることまでは知らなかったので、知ることができてよかった。」

「現在韓国語を勉強しており、韓国に対しての興味がとてもあったため、朝鮮時代の歴史について説明していただき、さらに興味を持つことができた。」

「貴重な書物を見て、これが昔の中国で作られ、様々な人に見られながら大切に保存されて現在まで残されたのかと思うと不思議な気持ちになった。」

「想像していた以上の蔵書量に驚いた。教科書では知ることのできない朝鮮の歴史や文化について、多くの資料が残されていることを知った。」

また、「訪問前より歴史への興味が深まった」「東洋文化の研究について理解が深まった」「書庫のスケールに圧倒された」といった感想も多数寄せられました。

今回の訪問が、生徒の皆さんにとって東アジアの歴史や文化、人文学研究への理解と関心を深める機会となれば幸いです。

 

当日の様子

 



登録種別:研究活動記録
登録日時:FriAug715:10:272026
登録者 :辻・野久保(撮影)・康・神林
掲載期間:20260813 - 20261112
当日期間:20260729 - 20260729