主任:秋葉淳
オスマン帝国各地に設置されたシャリーア法廷が作成した法廷台帳は、現存する点数
の多さと記録された情報の豊富さの点で、オスマン帝国史研究において類を見ない史
料である。今日でも多数の研究が法廷台帳を利用して行われているが、法廷台帳の史
料的性格について研究者の間で共通理解が成立しているとは必ずしも言えない。そこ
で本研究では、2021 年度〜2024 年度の班研究「オスマン朝史料学の方法的課題」を
継承し、オスマン帝国の法廷台帳の時代的変遷や地域差、法廷が発給した文書と法廷
台帳との関係など、法廷台帳と法廷文書をめぐる問題に焦点に当てて共同研究を行う。
秋 葉 淳 オスマン帝国の史料研究
岩 本 佳 子 オスマン帝国社会史研究
大 河 原 知 樹 アラビア語法廷文書の研究
佐 治 奈 通 子 ボスニアの修道院所蔵オスマン文書の研究
髙 松 洋 一 オスマン朝古文書学研究
守 田 ま ど か イスタンブル都市社会史研究