主任:額定其労
本研究班では、アジアにおける法の歴史ついてアジア各地域の事例を手がかりに考察する。これまでのアジア法史研究は、東アジア諸国(中国・日本・韓国)を中心に行われてきたが、本研究班ではそれを含めたアジア全体における国々や民族を研究対象とする。時代的には固有法の時期に当たる前近代を中心とするが、法の近代化問題も研究の対象とする。また、法学に限らず、社会学や歴史学のアプローチも採用し、学際的な視点から研究を進める。このようにして、アジア法の特性と普遍性を歴史的に解明する。
額 定 其 労 比較アジア法制史
久 保 茉莉子 中国法制史/中国近代法の成立と国際環境
田 中 俊 光 朝鮮法制史/朝鮮近世刑事法史
吉 川 絢 子 朝鮮法制史/植民地朝鮮における法と社会
赤 城 美恵子 中国法制史/清代中国の刑罰制度
加 藤 雄 三 中国法制史/中国近代法制史
娜 鶴 雅 中国法制史/中国近代法制史