主任:平勢隆郎
各自がそれぞれのテーマで検討を進めるほか,出土史料と伝存史料との関わりを地道に探る作業をつづけている。伝存史料のうち左伝については一定の成果が得られたので,このことのもつ意味をさらに探る作業に着手し,江戸時代の左伝関係書の検討を始めた。
竹 内 康 浩 金文史料と周代社会
呂 静 竹簡史料から見た春秋社会
飯 塚 義 之 先秦貨幣の金相化学分析
平 勢 隆 郎 六国文字と戦国社会
谷 豊 信 考古史料から見た漢代社会
飯 尾 秀 幸 雲夢秦簡と秦代社会
熊 谷 滋 三 石刻史料から見た漢代社会
近 藤 浩 之 簡帛史料中の易について
甘 懐 真 石刻史料から見た随唐社会
池 田 知 正 突厥の国際関係
徐 蘇 斌 関野貞の中国建築研究
佐 川 英 治 石刻史料から見た六朝社会
塩 沢 裕 仁 中国環境考古学と関野貞