松井 健(まつい たけし)

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アジアの工芸の拡散と変容:商品ではあるが、あまり商品らしくない動きをする工芸を手がかりにして、経済の文化学的側面を照明すると同時に、グローバリゼーションとローカルなものとのかかわりを分析し、あわせて、工芸が地域社会においてもっていた意味を明らかにすることから、今後のポテンシャルについて考察する。

班研究

「サブシステンス研究の可能性」

外部資金

科研データベース
基盤研究(B)「商品としての工芸の経済的転位と付加価値の研究 」(2013~2015年度)
基盤研究(B)「工芸の生産・流通・消費とグローバリゼーション--新しい「工芸の人類学」の構想」(2009~2012年度)
特定領域研究「自然資源の認知と加工」(2002~2006年度)
基盤研究(C)「アジア・オセアニア・アフリカ地域における自然とかかわる文化的プラクシスの通文的研究-とくに自然観と生業活動の関係について」(1998~2000年度)
国際学術研究「インド亜大陸における民族・宗教紛争の生成と回避のメカニズムの人類学的研究」(1994~1996年度)
一般研究(C)「琉球列島における宗教施設の構造と空間配置をてがかりとするエスノ・ヒストリーの研究」(1993~1994年度)

経歴

略歴

1972
京都大学理学部卒業
1974
京都大学大学院理学研究科修士課程修了
1976
京都大学大学院理学研究科博士課程中退
1976
京都大学人文科学研究所 助手
1983
神戸学院大学教養部 助教授
1990
神戸学院大学人文学部 助教授
1991
神戸学院大学人文学部 教授
1992
東京大学東洋文化研究所 助教授
1994
東京大学東洋文化研究所 教授
現在に至る。

学外活動

  • 日本文化人類学会
  • 生態人類学会
  • 沖縄国際大学南島文化研究所特別研究員
  • 国立民族学博物館研究協力者 2004~2014年度
  • 総合地球環境学研究所プロジェクト・メンバー 2004~2011年度
  • 大学評価・学位授与機構(専門委員) 2007年度
  • 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(共同研究員) 2007~2009年度
  • 日本学術振興会(特別研究員等審査会専門委員・国際事業委員会書面審査員) 2008,2009年度
  • 日本学術振興会(科学研究費委員会専門委員) 2013年度

教育活動

本学での教育活動

  • 総合文化研究科地域文化研究専攻

受賞歴

  • 1984年 日本民族学復興会「第15回 渋沢賞」

著書

  • 松井健 『新版 セミ・ドメスティケイション―農耕と遊牧の起源再考』 ヒトと動物選書、エイエヌ、2011.
  • 松井健 『西南アジアの砂漠文化―生業のエートスから争乱の現在へ』 人文書院、2011.
  • 松井健 『柳宗悦と民藝の現在』 吉川弘文館、2005.

編著

  • 松井健、名和克郎、野林厚志 編 『グローバリゼーションと〈生きる世界〉―生業からみた人類学的現在』 昭和堂、2011.
  • 松井健 編 『民博通信 第123号 特集・生業と生産の社会的布置からのアプローチ』 国立民族学博物館、2008.
  • 松井健 編 『沖縄列島——シマの自然と伝統のゆくえ』 島の生活世界と開発 全1巻中第3巻 東京大学出版会、2004.
  • Takeshi, Matsui, and Saroj Aungusmalin, eds. Multiply Useful Plants: Uses and Usefulness. Tokyo: The Head Office of the Project on "Distribution and Sharing of Resources in Symbolic and Ecolojical [i.e. Ecological] Systems: Integrative Model-building in Anthropology", 2005.

学術論文

  • 松井健 「「前」近代のなかの「反」近代―アフガニスタンという「不幸」の深層」 松井健、名和克郎、野林厚志 編 『グローバリゼーションと〈生きる世界〉―生業からみた人類学的現在』 昭和堂、2011、297-336.
  • 松井健 「所有の外延についての比較社会誌的覚え書き」 『環境社会学研究』 第11号 環境社会学会 (2005)、88-102.
  • 松井健 「遊牧の二類性とその意味—生業の複合性についての人類学的覚え書き」 松原正毅、小長谷有紀 編 『ユーラシア草原からのメッセージ—遊牧研究の最前線—』 平凡社、2005.
  • 松井健 「環境問題と『文理融合』」 『大学出版』 第61号 日本大学出版部協会 (2004)、14-17.
  • 松井健 「沖縄の焼物における伝統の問題—工藝の人類学のために—」 記念論集刊行会 編 『琉球・アジアの民俗と歴史: 国立歴史民俗博物館比嘉政夫教授退官記念論集』 榕樹書林、2002、391-414.
  • 松井健 「マイナー・サイエンスとしての生態人類学」 松井健 編 講座 生態人類学 第6巻 『核としての周辺』 京都大学学術出版会、2002、195-217.
  • 松井健 「分類と命名」 『月刊言語 特集:命名の世界』 4月号 (1997)、20-26.

書評論文・書誌紹介

  • 松井健 「書評: 阪本寧男、落合雪野 アオバナと青花紙―近江特産の植物をめぐって」 『民博通信』 第84号 (1999)、24-27.
  • 松井健 「書評: フレドリック・バルト スワート最後の支配者」 『地域研究スペクトラム』 (1999)、68-70.
  • 松井健 「書評: 伊良波盛男 南島語彙集Ⅰ」 『特集『南島語彙集』に寄せて』 (1996)、167-170.

口頭発表

  • 松井健 「二人の柳宗悦—テキストの背後をめぐって」 柳宗悦と民藝運動 京都 2005年3月25日 思文閣出版.
  • 松井健 「生活の質をめぐって—「自然の本源的優越性」のための実践的覚書」 地域の自立シマの力(上) 東京 2005年7月 コモンズ、112-132.
  • 松井健 「マイナー・サイエンスとしての生態人類学」 核としての周辺 京都 2002年 京都大学学術出版会、195-217.

著書

  • 松井健 『新版 セミ・ドメスティケイション―農耕と遊牧の起源再考』 ヒトと動物選書、エイエヌ、2011.
  • 松井健 『西南アジアの砂漠文化―生業のエートスから争乱の現在へ』 人文書院、2011.
  • 松井健 『柳宗悦と民藝の現在』 吉川弘文館、2005.
  • 松井健 『核としての周辺』 講座・生態人類学 第6巻 京都大学学術出版会、2002.
  • 松井健 『遊牧という文化—移動の生活戦略』 吉川弘文館、2001.
  • 松井健 『西南アジア遊牧民族記』 暦博ブックレット 第15巻 国立歴史民俗博物館、2000.
  • 松井健 『文化学の脱=構築—琉球弧からの視座』 榕樹書林、1998.
  • 松井健 『自然の文化人類学』 東京大学出版会、1997.
  • 松井健 『認識人類学論攷』 昭和堂出版、1991.
  • 松井健 『琉球のニュー・エスノグラフィー』 人文書院、1989.
  • 松井健 『セミ・ドメスティケイション--農耕と遊牧の起源再考』 海鳴社、1989.
  • 松井健 『自然認識の人類学』 どうぶつ社、1983.
  • 松井健 『パシュトゥン遊牧民の牧畜生活 : 北東アフガニスタンにおけるドゥラニ系パシュトゥン族調査報告』 京都大学人文科学研究所調査報告 京都大学人文科学研究所、1980.

編著

  • 松井健、名和克郎、野林厚志 編 『グローバリゼーションと〈生きる世界〉―生業からみた人類学的現在』 昭和堂、2011.
  • 松井健 編 『民博通信 第123号 特集・生業と生産の社会的布置からのアプローチ』 国立民族学博物館、2008.
  • 松井健 編 『自然の資源化』 資源人類学 06 弘文堂、2007.
  • 松井健 編 『研究彙報 第1号〜第16号 合冊』 特定領域研究・資源人類学・計画研究「自然資源の認知と加工」班、2007.
  • 松井健、堀内正樹 編 『中東』 講座世界の先住民族: ファースト・ピープルズの現在 第4巻 明石書店、2006.
  • 松井健 編 『沖縄列島——シマの自然と伝統のゆくえ』 島の生活世界と開発 全1巻中第3巻 東京大学出版会、2004.
  • 松井健、大塚柳太郎 編 『生活世界からみる新たな人間-環境系』 島の生活世界と開発 第4巻 東京大学出版会、2004.
  • 松井健 編 『開発と環境の文化学―沖縄地域社会変動の諸契機』 榕樹書林、2002.
  • 松井健 編 『自然観の人類学』 榕樹書林、2000.
  • Takeshi, Matsui, and Saroj Aungusmalin, eds. Multiply Useful Plants: Uses and Usefulness. Tokyo: The Head Office of the Project on "Distribution and Sharing of Resources in Symbolic and Ecolojical [i.e. Ecological] Systems: Integrative Model-building in Anthropology", 2005.

報告書

  • 松井健 『琉球列島における宗教施設の構造と空間配置をてがかりとするエスノ・ヒストリーの研究』 平成6年度科学研究費補助金(一般研究C)研究成果報告書,研究課題番号:05610247、1995.

学術論文

  • 松井健 「「前」近代のなかの「反」近代―アフガニスタンという「不幸」の深層」 松井健、名和克郎、野林厚志 編 『グローバリゼーションと〈生きる世界〉―生業からみた人類学的現在』 昭和堂、2011、297-336.
  • 松井健 「『日韓文化交流と柳宗悦』を司会して」 『民藝』 2010年9月号 (2010)、53-55.
  • 松井健 「生きる歓びとしての民藝」 『民藝』 2010年11月号 (2009)、5-9.
  • 松井健 「ムシのセミ・ドメスティケイション」 『国立民族学博物館調査報告』 第84号 国立民族学博物館調査報告 (2009).
  • 松井健 「論説空間 パキスタン辺境」 『東京大学新聞』 2009年1月20日号 (2009).
  • 松井健 「生業と生産からみる生活世界とグローバリゼーション」 『民博通信』 第123号 国立民族学博物館 (2008)、2-7.
  • 松井健 「生業資源とその所有—カール・マルクス『先行する諸形態にならって』」 松井健 編 『自然の資源化』 弘文堂、2007、317-347.
  • 松井健 「序—自然の資源化」 松井健 編 資源人類学 06 『自然の資源化』 弘文堂、2007、13-23.
  • 松井健、菅豊 「工芸美の普遍理論は可能か?—柳宗悦の民藝論の検討」 『BI (東京大学東洋文化研究所超域連携研究プログラム「アジアの『美』の構築』、2007、17-35.
  • 松井健 「等身大の柳宗悦」 『別冊太陽 柳宗悦の世界』 (2006)、88-89.
  • 松井健 「哺乳類における可能態としての資源利用—“自然”と“所有”についてのノート(2)」 第13巻 『『研究彙報』 特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築—象徴系と生態系の連関をとおして—」計画研究「自然資源の認知と加工」』、2006、13-20.
  • 松井健 「Environmental Problems and Womenfolk in Okinawa」 『A Paper presented at the 5th International Symposium of Okinawa Studies, Venice, Italy.』、2006. (英語)
  • 松井健 「遊牧民の暮らし」 『西アジア・中央アジアの民俗服飾—イスラームのヴェールのもとに』 (2006).
  • 松井健 「西南アジア遊牧民と国家—パシュトゥーンの歴史体験をめぐって」 『『研究彙報』 特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築—象徴系と生態系の連関をとおして—」計画研究「自然資源の認知と加工」』、2006、19-27.
  • 松井健 「ドメスティケイションとその関連諸概念——整理と注釈——」 『東北学 [第2期]』 第9巻 東北芸術工科大学東北文化研究センター (2006)、116-123.
  • 松井健 「パシュトゥーン」 松井健、堀内正樹 編 講座世界の先住民族: ファースト・ピープルズの現在 第4巻 『中東』 明石書店、2006、250-268.
  • 松井健 「Cognitive and Material Worlds of the Baluch Oasis Farmers of Pakistan Baluchistan.」 M. T. In、 Saroj Aungusmalin eds. 前掲、2005. (英語)
  • 松井健 「柳宗悦と同時代人」 『本郷』 第59号 (2005)、16-18.
  • 松井健 「所有の外延についての比較社会誌的覚え書き」 『環境社会学研究』 第11号 環境社会学会 (2005)、88-102.
  • 松井健 「遊牧の二類性とその意味—生業の複合性についての人類学的覚え書き」 松原正毅、小長谷有紀 編 『ユーラシア草原からのメッセージ—遊牧研究の最前線—』 平凡社、2005.
  • 松井健 「マイナー・サブシステンスと環境のハビトゥス化」 『沖縄列島―シマの自然と伝統のゆくえ』 東京大学出版会 (2004)、103-126.
  • 松井健 「環境問題と『文理融合』」 『大学出版』 第61号 日本大学出版部協会 (2004)、14-17.
  • 松井健 「那覇の層位学—<都市的なるもの>の南島的形姿をめぐって」 関根康正 編 『<都市的なるもの>の現在—文化人類学的考察—』 東京大学出版会、2004、134-161.
  • 松井健 「笑いの始原とその『文化』化」 『笑いの想像力―笑わせるヒトと笑うモノの博物誌』 福島県立博物館 (2003).
  • 松井健 「サシバ」 『世界民族博物誌』 八坂書房 (2003).
  • 松井健 「自然にまどろむ―生活の質の人類学のために」 『アジア学の将来像』 東京大学出版会 (2003)、355-379.
  • 松井健 「ヒューマン・アニマル・ボンドの進化学」」 『「人と動物の関係」の学び方』 インターズー (2003)、241-268.
  • 松井健 「空間の本源的占有とその前後—“自然”と“所有”についてのノート(1)」 松井健 編 『『研究彙報』 特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築—象徴系と生態系の連関をとおして—」計画研究「自然資源の認知と加工」』 東京大学東洋文化研究所汎アジア部門 松井 健研究室、2003、3-10.
  • 松井健 「部族社会からカースト制へ—ラージャスターンにおける社会=宗教複合の変容—」 関根康正 編 『南アジア地域における経済自由化と「宗教空間」の変容に関する人類学的研究—生活宗教に探る「宗教対立」の解消の方途—』、2002.
  • 松井健 「沖縄の焼物における伝統の問題—工藝の人類学のために—」 記念論集刊行会 編 『琉球・アジアの民俗と歴史: 国立歴史民俗博物館比嘉政夫教授退官記念論集』 榕樹書林、2002、391-414.
  • 松井健 「マイナー・サイエンスとしての生態人類学」 松井健 編 講座 生態人類学 第6巻 『核としての周辺』 京都大学学術出版会、2002、195-217.
  • 松井健 「エンゲルスのアフガニスタン論を読む」 『環』 第8号 藤原書店 (2002)、70-71.
  • 松井健 「伊谷先生と賢蔵画伯」 『生態人類学ニュースレター』 No.7 (2002)、11-12.
  • 松井健 「人間・環境系―アジアのなかの沖縄、沖縄からみるアジア(下)」 『琉球新報』 (2002).
  • 松井健 「「人間‐環境系」概念の構想」 『人間文化 H&S』 第17号 神戸学院大学人文学会 (2002)、55-62.
  • 松井健 「自己家畜化の認知的側面」 尾本恵市 編 『人類の自己家畜化と現代』 人文書院、2002、61-82.
  • 松井健 「ヒューマン・アニマル・ボンド入門 第27回ドメスティケイションと生活様式の展開」 『プロヴェット』 第169号 (2001)、66-69.
  • 松井健 「ヒューマン・アニマル・ボンド入門 第26回ドメスティケイション(馴化)始まる」 『プロヴェット』 第168号 (2001)、58-61.
  • 松井健 「ヒューマン・アニマル・ボンド入門 第25回狩猟民と動物」 『プロヴェット』 第167号 (2001)、56-59.
  • 松井健 「ヒューマン・アニマル・ボンド入門 第24回人間とほかの動物との『関係』」 『プロヴェット』 第166号 (2001)、62-65.
  • 松井健 「沖縄地域での調査研究からわかってきた若干のこと」 『アジア太平洋の環境・開発・文化』 第2号 未来開拓大塚プロジェクト事務局 (2001)、1-3.
  • 松井健 「自然と環境の人類学」 東洋文化研究所 編 『アジアを知れば世界が見える』 小学館、2001、330-341.
  • 松井健 「沖縄における環境・開発・文化」 『明日の東洋学』 第6号 東京大学東洋文化研究所附属東洋学研究情報センター (2001)、5-7.
  • 松井健 「マイナー・サブシステンスと琉球の特殊動物—ジュゴンとウミガメ—」 『国立歴史民俗博物館研究報告』 第87号 国立歴史民俗博物館 (2001)、75-90.
  • 松井健 「ズィクリーはムスリムか?--パキスタン・マクラーン地方における宗教問題の重層性」 『東洋文化』 第80号 東京大学東洋文化研究所 (2000)、191-228.
  • 松井健 「認識人類学からみた方言彙」 宝山敏昭 編 『方言語彙論の方法』 和泉書院、2000、61-75.
  • 松井健 「動物ワンダーランド 西南アジアを行く④西南アジア遊牧民と家畜」 『季刊Relatio』 第4号 (1999)、8-11.
  • 松井健 「自己家畜化の並行現象?―ナツメヤシ・オアシスへの人間の「寄生」」 『創造の世界』 第110号 (1999)、78-92.
  • 松井健 「動物ワンダーランド 西南アジアを行く③動物の戦い」 『季刊Relatio』 第3号 (1999)、10-13.
  • 松井健 「動物ワンダーランド 西南アジアを行く②家畜の文化の地域性」 『季刊Relatio』 第2号 (1999)、10-13.
  • 松井健 「周辺性と民族的自立——パシュトゥーン人とバルーチュ人の例から」 『周辺民族の現在』 世界思想社、1999、109-127.
  • 松井健 「遊牧の文化的特質についての試論ー西南アジア遊牧民を中心として」 『ユーラシア遊牧社会の歴史と現在』 第20号 国立民族学博物館 (1999)、493-517.
  • 松井健 「動物ワンダーランド 西南アジアを行く①砂漠地帯の遊牧民とラクダ」 『季刊Relatio』 第1号 (1998)、8-11.
  • 松井健 「遊動と定住の社会力学」 『歴博 特集:移る』 第87号 (1998)、4-8.
  • 松井健 「人類学からみた自然の領分」 『遺伝』 3月号 (1998)、4-5.
  • 松井健 「文化と認識」 『岩波講座文化人類学 文化という課題』 第13号 岩波書店 (1998)、205-227.
  • 松井健 「フィールドワーク・大使館・石獅子」 『学内広報』 第1117号 東京大学広報委員会 (1998)、8.
  • 松井健 「マイナー・サブシステンスの世界—民俗世界における労働・自然・身体—」 篠原徹 編 現代民俗学の視点 第1巻 『民俗の技術』 朝倉書店、1998、247-268.
  • 松井健 「周辺性と民族的自立ーパシュトゥーン人とバルーチェ人の例から」 清水昭俊 編 『周辺民族の現在』 世界思想社、1998、109-127.
  • 松井健 「分類と命名」 『月刊言語 特集:命名の世界』 4月号 (1997)、20-26.
  • 松井健 「西アジアにおける人間と動物」 国立歴史民俗博物館 編 『動物と人間の文化誌』 吉川弘文館、1997.
  • 松井健 「ものと名前の人類学」 『言語人類学を学ぶ人のために』 世界思想社 (1996)、158-174.
  • 松井健 「民族誌としての辞書」 『言語人類学を学ぶ人のために』 世界思想社 (1996)、95-108.
  • 松井健 「西アジアにおける人間と動物」 『第21回歴博フォーラム 動物をめぐる文化』 国立歴史博物館 (1996).
  • 松井健 「オマーンで見る琉球舞踊(上)(下)」 『琉球新報』 (1995).
  • 松井健 「イスラーム文化の蔭のナツメヤシの酒」 山本紀夫、吉田集而 編 『酒づくりの民族誌』 八坂書房、1995.
  • 松井健 「インダス河流域の部族社会における婚外性関係の『偽造』」 『UP』 第275巻 東京大学出版会 (1995).
  • 松井健 「解題 文化としての民藝」『琉球の文化(復刻版)』 榕樹社 (1995).
  • 松井健 「イスラームと自然環境」 竹下政孝 編 講座イスラーム世界 第4巻 『イスラームの思考回路』 悠思社、1995.
  • 松井健 「分泌=排泄物の文化地理学−オードリクール再検」 『国立歴史民俗博物館研究報告』 第61巻 国立歴史民俗博物館 (1995)、171-185.
  • 松井健 「サシバ」 『月刊みんぱく』 第206号 (1994)、20-21.
  • 松井健 「民藝の現代的課題(一)〜(三)」 『民藝』 504~506 日本民藝協會 (1994).
  • 松井健 「コスモロジーの類型論—民俗分類の視点から」 『東洋文化研究所紀要』 第125巻 日光書院 (1994)、369-409.
  • 松井健 「インド北西辺境の<サガ>」 『月刊百科』 第384巻 平凡社 (1994).
  • 松井健 「インド北西辺境における性愛のテーマ」 須藤健一、杉島敬志 編 『性の民族誌』 人文書院、1993、76-97.
  • 松井健 「詩と民俗誌—記述と喚起力をめぐって—」 『社会人類学年報』 第18巻 弘文堂 (1992)、1-32.
  • 松井健 「バルーチスターン・マクラーン地方の農業と社会」 坂本寧男 編 『インド亜大陸の雑穀農牧文化』 学会出版センター、1991、279-343.
  • 松井健 「カイコガのドメスティケイションをめぐって―東アジア的ドメスティケイション?中国的ドメスティケイション?」 『天の絹絲―ヒトと虫の民俗誌』 (1988)、120-125.
  • 「マイナー・サブシステンスと日常生活—あるいは方法としてのマイナー・サブシステンス論」 大塚柳太郎、篠原徹、松井健 編 『島の生活世界と開発 4 生活世界からみる新たな人間‐環境系』 東京大学出版会、2004、61-84.

書評論文・書誌紹介

  • 松井健 「書評: 阪本寧男、落合雪野 アオバナと青花紙―近江特産の植物をめぐって」 『民博通信』 第84号 (1999)、24-27.
  • 松井健 「書評: フレドリック・バルト スワート最後の支配者」 『地域研究スペクトラム』 (1999)、68-70.
  • 松井健 「書評: 伊良波盛男 南島語彙集Ⅰ」 『特集『南島語彙集』に寄せて』 (1996)、167-170.

口頭発表

  • 松井健 「所有の進化論—「自然」と「所有」についてのノート」 資源と人間 東京 2007年12月 弘文堂、161-182.
  • 松井健 「バルーチュとズィクリー」 中東 東京 2006年1月 明石書店、269-289.
  • 松井健 「二人の柳宗悦—テキストの背後をめぐって」 柳宗悦と民藝運動 京都 2005年3月25日 思文閣出版.
  • 松井健 「生活の質をめぐって—「自然の本源的優越性」のための実践的覚書」 地域の自立シマの力(上) 東京 2005年7月 コモンズ、112-132.
  • 松井健 「人間-環境系の沖縄的特質」 開発と環境の文化学: 沖縄地域社会変動の諸契機 沖縄 2002年12月 榕樹書林、19-61.
  • 松井健 「マイナー・サイエンスとしての生態人類学」 核としての周辺 京都 2002年 京都大学学術出版会、195-217.

連絡先

*後ろに@ioc.u-tokyo.ac.jpをつけてください。

メールアドレス:matsui