桝屋 友子(ますや ともこ)

取り組んでいるテーマ



インタビューはこちら

西アジア,中央アジア,北アフリカにおけるイスラーム時代の美術史を,物質資料及び文字資料に基づいて研究・調査を行っている。特に 13〜14 世紀のモンゴル時代における文化の東西交流に関心を持つ。

班研究

「イスラーム美術の諸相」

外部資金

科研データベース

最近の研究紹介(一般向け)

「定説を疑え。イスラーム美術をひも解き、新たな事実を発見。」(UTOKYO VOICES 098)
「東アジアの研究者だからこそ正せた」(UT0kyo-Research Editor's Choice, 2015.8)
"Overcoming assumptions about Islamic Art" (UT0kyo-Research Editor's Choice, 2015.8)

経歴

略歴

1961. 9
生。
1986
東大・文・美術史卒。
1989
ニューヨーク大学大学院・美術史・修士課程修了。
1990
東大大学院・人文・美術史・修士課程修了。
1997
ニューヨーク大学大学院・美術史・Ph. D. 取得。
1992-94
メトロポリタン美術館イスラーム部ハゴップ・ケヴォルキアン学芸研究員。
1997-99
国立民族学博物館第 2 研究部 (のち博物館民族学研究部) 助手。
1999
東文研助教授。
2007
東文研教授。
2017.4–2020.3
東文研所長。
2022.4–2023.3
情報学環・学祭情報学府文化・人間学情報コース教授。

学外活動

  • 日本中東学会
  • 日本オリエント学会 (編集委員2000.4-2006.3; 理事2010.4-2014.5, 2018.5-2020.5, 2022.5-; 監事2014.5-2018.5, 2020.5-2022.5)
  • 美術史学会
  • 東洋陶磁学会
  • 東洋文庫(理事2021.6-)
  • Medieval Kashi Project(Comité scientifique 2021-)

教育活動

本学での教育活動

  • 「イスラーム美術史」(大学院人文社会研究科基礎文化研究専攻美術史学専門分野、文学部美術史学専修課程共通、1999年度〜)
  • 「美術に見られる『シャーナーメ』」(教養学部全学自由研究ゼミナール、1999年度)
  • 「本郷文系研究所フロンティア講義」(教養学部学術フロンティア講義、2017〜2018年度)
  • 「世界のモスク建築」(教養学部全学自由研究セミナール、2024年度)

本学以外での教育活動

  • 東京外国語大学(2004~2006, 2013年度)
  • 実践女子大学(2010年度)
  • NHK文化センターさいたまアリーナ教室(2010〜2011年度)
  • 中日文化センター(2015年度)
  • 上智大学(2015年〜2017度)
  • 京都大学(2017年度)

著書

  • 真道洋子著・桝屋友子監修 『イスラーム・ガラス』 名古屋大学出版会、2020.9.
  • 桝屋友子 『イスラームの写本絵画』 名古屋大学出版会、2014.2.
  • 桝屋友子 『すぐわかるイスラームの美術:建築・写本芸術・工芸』 東京美術、2009.10.
  • Carboni, Stefano, and Tomoko Masuya. Persian Tiles. New York: The Metropolitan Museum of Art, 1993.5.

編著

  • フェアチャイルド・ラッグルズ 著、桝屋友子 監修、木村高子 訳『図説イスラーム庭園』 原書房、2012.9.

翻訳

  • ジョナサン・ブルーム、シーラ・ブレア 著, 桝屋友子 訳 『イスラーム美術』 岩波 世界の美術 岩波書店、2001.3.
  • ヨゼフ・ボイス 著, 高島平吾、桝屋友子 訳 『行動・第三の道』 ISSHI PRESS、1984.

学位論文

  • Masuya, Tomoko. "The Ilkhanid Phase of Takht-i Sulaiman." Ph.D., New York University, Graduate School of Arts and Science, Institute of Fine Arts, 1997.

学術論文

  • Masuya, Tomoko. "An Overview of Islamic Artefacts Brought to Pre-Modern Japan: Glass, Ceramics, Textiles, Metalwork, and Calligraphy." Iranian Art from the Sasanians to the Islamic Republic: Essays in Honour of Linda Komaroff. Edited by Sheila Blair, and Jonathan Bloom. Edinburgh: Edinburgh University Press, 2024: 111-123.
  • 桝屋友子 「宗教が生み出した美の世界 イスラーム美術」 公益財団法人日独文化研究所 編 『二十一世紀「文明論」の新機略--縦横に--』 現代思潮新社、2024.3、168-195.
  • Masuya, Tomoko. "Archaeological Sources: The Ilkhanate." The Cambridge History of the Mongol Empire. Edited by Michal Biran, and Kim Hodong. Vol. 2: Cambridge University Press, 2023: 436–446.
  • 桝屋友子 「絵画に描かれた女性たち」 林佳代子 編 岩波講座 世界歴史 第13巻 『西アジア・南アジアの帝国 16〜18世紀』 岩波書店、2023.1、223–239.
  • Masuya, Tomoko. "Images of Iranian Kingship on Secular Ilkhanid Tiles." Iran after the Mongols (The Idea of Iran, vol. 8). Edited by Sussan Babaie: London: I.B. Tauris, 2019: 95–113.
  • Masuya, T. 「Portraits of Chinese Emperors in the Jāmi‘ al-tavārīkh by Ilkhanid and Timurid Painters」 『美術史研究集刊 (Taida Journal of Art History)』 第45巻 (2018.11)、109–158. (英語)
  • Masuya, Tomoko. "Chapter 25. Chinese and Turko-Mongol Elements in Ilkhanid and Timurid Arts. Part 2: Timurids, Central Asia, and Ming China (1380–1507)." Finbarr Barry Flood and Gülru Necipoǧlu eds., A Companion to Islamic Art and Architecture. Vol. 2: Wiley-Blackwell, Hoboken, 2017: 652–67.
  • 桝屋友子 「スルターン・アフマド・ジャラーイル詩集の彩飾画」 第1428巻 『國華』 國華社、2014.10、9-21.
  • Masuya, Tomoko. "Seasonal Capitals with Permanent Buildings in the Mongol Empire." Turco-Mongol Rulers, Cities and City Life. Edited by D. Durand-Guédy. Leiden: Leiden, 2013: 223-56.
  • 桝屋友子 「アブー・ナスル・アル=バスリー作押し型装飾鉛釉断片」 『國華』 第1416巻 國華社 (2013.10)、35-37.
  • 桝屋友子 「12〜14世紀イランのカーシャーン製陶器における銘文」 『美術史論壇』 第30号 (2010.6)、303-352.
  • 桝屋友子 「伊兒汗國早期美術所見的東西交流」 陳萍 訳 『美術史研究集刊』 第28巻 国立台湾大学芸術史研究所 (2010.3)、1-42. (中国語)
  • Masuya, Tomoko. "The Mi'radj-nâma Reconcidered."Artibus Asiae 67, no. 1 2007: 39-54.
  • 桝屋友子 「工芸が伝える情報」 林佳世子、桝屋友子 編 イスラーム地域研究叢書 第8巻 『記録と表象:史料が語るイスラーム世界』 東京大学出版会、2005.2、245-267.
  • Masuya, Tomoko. "Ilkhanid Courtly Life." The Legacy of Genghis Khan: Courtly Art and Culture in Western Asia, 1256-1353. Edited by Linda Komaroff, and Stefano Carboni. New York, New Haven and London: The Metropolitan Museum of Art and Yale University Press, 2002: 75-103.
  • Masuya, Tomoko. "Persian Tiles on European Walls - Collecting Ilkhanid Tiles in Nineteenth-Century Eu."Ars Orientalis, Ann Arbor: University of Michigan, no. 30 2000: 39-54.
  • Masuya, Tomoko. "The Condition of The Metropolitan Museum of Art's Small Shahnama and the Reconstruction of Its Text." Illustrated Poetry and Epic Images: Persian Painting of the 1330s and 1340s. Edited by Marie Lukens Swietochowski, and Stefano Carboni. New York: The Metropolitan Museum of Art, 1994: 129-145.

新聞記事

  • 桝屋友子 「鑑賞術: イスラム建築を彩る美(4回連載)」 『日本経済新聞』 2021年8月4日 夕刊、14.
  • 桝屋友子 「イスラムの天空世界(12回連載)」 『時事通信社』 2014年.
  • 桝屋友子 「杯 鎖帷子を着た十字軍兵士(地中海の息吹−−ルーヴル美術館展から−−4)」 『日本経済新聞』 2013年8月17日 、1.
  • 桝屋友子 「イスラムの動物十選(10回連載)」 『日本経済新聞』 2012年7月.

事典等項目

  • 桝屋友子 「「偶像崇拝禁止と造形芸術」「ヨーロッパ美術の影響と伝統美術の終焉」「建築装飾」;「12章 造形芸術」担当編集委員」 近藤二郎, 赤堀雅幸鈴木董 編 『中東・オリエント文化事典』丸善出版、 (2020. 11 )、516–17, 534–35, 570–71.

著書

  • 真道洋子著・桝屋友子監修 『イスラーム・ガラス』 名古屋大学出版会、2020.9.
  • 桝屋友子 『イスラームの写本絵画』 名古屋大学出版会、2014.2.
  • 桝屋友子 『すぐわかるイスラームの美術:建築・写本芸術・工芸』 東京美術、2009.10.
  • Carboni, Stefano, and Tomoko Masuya. Persian Tiles. New York: The Metropolitan Museum of Art, 1993.5.

編著

  • フェアチャイルド・ラッグルズ 著、桝屋友子 監修、木村高子 訳『図説イスラーム庭園』 原書房、2012.9.
  • 桝屋友子 編 BI 第3巻 東京大学東洋文化研究所、2009.3.
  • 林佳世子、桝屋友子 編 『記録と表象:史料が語るイスラーム世界』 イスラーム地域研究叢書 第8巻 東京大学出版会、2005.2.

翻訳

  • ジョナサン・ブルーム、シーラ・ブレア 著, 桝屋友子 訳 『イスラーム美術』 岩波 世界の美術 岩波書店、2001.3.
  • ヨゼフ・ボイス 著, 高島平吾、桝屋友子 訳 『行動・第三の道』 ISSHI PRESS、1984.

学位論文

  • Masuya, Tomoko. "The Ilkhanid Phase of Takht-i Sulaiman." Ph.D., New York University, Graduate School of Arts and Science, Institute of Fine Arts, 1997.

報告書

  • Masuya, Tomoko 『The Potter Elites: The Kashan Potters in History and Art History』 中里成章 編 アジア諸社会におけるエリートのネットワークと文化表象−比較研究の試み 基盤研究(A) 課題番号14209007、2006. (英語)
  • 桝屋友子 『イエメンにて入手された真鍮製資料について』 水野信男 編 中東・北アフリカにおける音文化と表演文化の現代的変容に関する比較研究(平成10年度〜平成12年度科学研究費補助金、基盤研究(A)(2) 課題番号10041023)、2001.
  • 桝屋友子 『ロシア共和国における日本関係展示について−エルミタージュ国立美術館を巡って−』 栗田靖之 編 海外の博物館・美術館における日本展示の基礎的研究−日本は如何に展示されて来たか−(平成10年度〜平成12年度科学研究費補助金、基礎研究A(2)、課題番号 国100410)、2001.
  • 桝屋友子 『イスラエル、ドイツにおける日本展示に関する調査報告』 栗田靖之 編 海外の博物館・美術館における日本展示の基礎的研究−日本は如何に展示されて来たか−(平成10年度〜平成12年度科学研究費補助金、基礎研究A(2)、課題番号 国100410)、2001.
  • 桝屋友子 『日本の中世までの対外交流史の展示−韓国、中国、モンゴルの博物館の展示から−』 栗田靖之 編 海外の博物館・美術館における日本展示の基礎的研究−日本は如何に展示されて来たか−(平成10年度〜平成12年度科学研究費補助金、基礎研究A(2)、課題番号 国100410)、2001.

学術論文

  • Masuya, Tomoko. "An Overview of Islamic Artefacts Brought to Pre-Modern Japan: Glass, Ceramics, Textiles, Metalwork, and Calligraphy." Iranian Art from the Sasanians to the Islamic Republic: Essays in Honour of Linda Komaroff. Edited by Sheila Blair, and Jonathan Bloom. Edinburgh: Edinburgh University Press, 2024: 111-123.
  • 桝屋友子 「宗教が生み出した美の世界 イスラーム美術」 公益財団法人日独文化研究所 編 『二十一世紀「文明論」の新機略--縦横に--』 現代思潮新社、2024.3、168-195.
  • Masuya, Tomoko. "Archaeological Sources: The Ilkhanate." The Cambridge History of the Mongol Empire. Edited by Michal Biran, and Kim Hodong. Vol. 2: Cambridge University Press, 2023: 436–446.
  • 桝屋友子 「絵画に見るモンゴル」 『中央ユーラシア文化事典』 丸善出版、2023.6、未確認.
  • 桝屋友子 「絵画に描かれた女性たち」 林佳代子 編 岩波講座 世界歴史 第13巻 『西アジア・南アジアの帝国 16〜18世紀』 岩波書店、2023.1、223–239.
  • 桝屋友子 「海のシルクロード-青と白の陶磁器を求めて-」 『The Art of Silk Road: New Research Trends and Perspective』 Seoul: National Research Institute of Cultural Heritage、2021.11、172–209.
  • 桝屋友子 「宗教が生み出した美の世界」 『文明と哲学』 第13巻 (2021.3)、64–82.
  • 桝屋友子 「越境したイスラーム地域製工芸品」 鶴岡賀雄, 林淳, 深澤英隆, 細田あや子, 渡辺和子久保田浩 編 宗教史学論叢 26 下 『越境する宗教史』 「第6部 ものと神の越境」 リトン、2020.12、463–492.
  • Masuya, Tomoko. "Images of Iranian Kingship on Secular Ilkhanid Tiles." Iran after the Mongols (The Idea of Iran, vol. 8). Edited by Sussan Babaie: London: I.B. Tauris, 2019: 95–113.
  • Masuya, T. 「Portraits of Chinese Emperors in the Jāmi‘ al-tavārīkh by Ilkhanid and Timurid Painters」 『美術史研究集刊 (Taida Journal of Art History)』 第45巻 (2018.11)、109–158. (英語)
  • Masuya, Tomoko. "Chapter 25. Chinese and Turko-Mongol Elements in Ilkhanid and Timurid Arts. Part 2: Timurids, Central Asia, and Ming China (1380–1507)." Finbarr Barry Flood and Gülru Necipoǧlu eds., A Companion to Islamic Art and Architecture. Vol. 2: Wiley-Blackwell, Hoboken, 2017: 652–67.
  • Masuya, Tomoko. "Visualization of Texts: Scenes of Mourning in the Great Mongol Shāhnāma."Orient 52 2017.3: 5–20.
  • Masuya, Tomoko. "Iranian Tiles from the Ilkhanid Period at Shangri La."Orientations 47–8 (November/December 2016) 2016.11: 76–83.
  • 桝屋友子 「スルターン・アフマド・ジャラーイル詩集の彩飾画」 第1428巻 『國華』 國華社、2014.10、9-21.
  • Masuya, Tomoko. "Seasonal Capitals with Permanent Buildings in the Mongol Empire." Turco-Mongol Rulers, Cities and City Life. Edited by D. Durand-Guédy. Leiden: Leiden, 2013: 223-56.
  • 桝屋友子 「アブー・ナスル・アル=バスリー作押し型装飾鉛釉断片」 『國華』 第1416巻 國華社 (2013.10)、35-37.
  • 桝屋友子 「アラビア文字とイスラーム美術」 須藤寛史 編 『銘文に秘められたオリエントの世界』 岡山市立オリエント博物館、2012.11、28-29.
  • 桝屋友子 「獨門燒——伊斯蘭的神祕虹彩:中東和近東的虹彩陶器史」 嚴雅美 訳 『典蔵』 (2012.7).
  • 桝屋友子 「イスラーム美術史という学問」 『第1回復旦大学文史研究院、プリンストン大学東アジア学部・研究所、東京大学東洋文化研究所国際学術会議「世界史/グローバルヒストリーの文脈における地域史:文化史における事例研究」予稿集』 (2011.12)、60-66.
  • 桝屋友子 「トルコ・イランのタイル」 『武庫川女子大学トルコ文化研究センターシルクロード建築文化展示室セラミック室』 武庫川女子大学トルコ文化研究センター (2011.10)、5-41.
  • 桝屋友子 「イスラーム時代のペルシアの絵画」『栄光のペルシア』 山川出版社 (2010.8)、120.
  • 桝屋友子 「12〜14世紀イランのカーシャーン製陶器における銘文」 『美術史論壇』 第30号 (2010.6)、303-352.
  • 桝屋友子 「ミニアチュール風ショール」『カシミールショール:変化するペイズリー文様』 山川出版社 (2010.3)、100-105.
  • 桝屋友子 「伊兒汗國早期美術所見的東西交流」 陳萍 訳 『美術史研究集刊』 第28巻 国立台湾大学芸術史研究所 (2010.3)、1-42. (中国語)
  • 桝屋友子 「美術史」 小杉泰、林佳世子、東長靖 編 『イスラーム世界研究マニュアル』 名古屋大学出版会、2008.7、207-212.
  • Masuya, Tomoko. "The Mi'radj-nâma Reconcidered."Artibus Asiae 67, no. 1 2007: 39-54.
  • 桝屋友子 「日本とイスラーム美術」 羽田正 編 東洋文化研究所報告叢刊 『ユーラシアにおける文化の交流と転変』 東京大学東洋文化研究所、2007.3、97-104.
  • Masuya, Tomoko. "Database Projects for Islamic Art at RICAS."RICAS Newsletter, Tokyo: Research and Information Center for Asian Studies (RICAS), Institute of Oriental Cultute, University of Tokyo 15 2006.3: 3-4.
  • 桝屋友子 「タフテ・ソレイマーン出土のラスター彩星形タイル」 『東洋陶磁』 第34巻 東洋陶磁学会 (2005.3)、45-58.
  • 桝屋友子 「工芸が伝える情報」 林佳世子、桝屋友子 編 イスラーム地域研究叢書 第8巻 『記録と表象:史料が語るイスラーム世界』 東京大学出版会、2005.2、245-267.
  • 桝屋友子 「イラン美の源流:イスラーム時代のイラン絵画(14世紀まで)」 岡田恵美子、北原圭一、鈴木珠里 編 『イランを知るための65章』 明石書店、2004.9、87-91.
  • Masuya, Tomoko. "Ilkhanid Courtly Life." The Legacy of Genghis Khan: Courtly Art and Culture in Western Asia, 1256-1353. Edited by Linda Komaroff, and Stefano Carboni. New York, New Haven and London: The Metropolitan Museum of Art and Yale University Press, 2002: 75-103.
  • 桝屋友子 「スペインのラスター彩」 古代オリエント美術館 編 『人間国宝加藤卓男シルクロード歴程−ラスター彩、三彩、織部の源流を求めて』 山川出版社、2002.3、51-52.
  • 桝屋友子 「ペルシアのラスター彩」 古代オリエント美術館 編 『人間国宝加藤卓男シルクロード歴程−ラスター彩、三彩、織部の源流を求めて』 山川出版社、2002.3、41-50.
  • 桝屋友子 「イランに住み着いた中国の鳳凰」 東京大学東洋文化研究所 編 『アジアを知れば世界が見える』 小学館、2001.12、162-173.
  • 桝屋友子 「絵画に描かれた預言者ムハンマドの昇天−15世紀の『ミイラージ・ナーマ』写本」 『イスラム世界』 第56号 社団法人日本イスラム協会 (2001.3)、68-70.
  • 桝屋友子 「セルジューク朝〜イルハン朝イランのタイル−陶工都市カーシャーンの貢献−」 『砂漠にもえたつ色彩−中近東5000年のタイル・デザイン』 岡山オリエント美術館、2001.3、29-32.
  • Masuya, Tomoko. "Persian Tiles on European Walls - Collecting Ilkhanid Tiles in Nineteenth-Century Eu."Ars Orientalis, Ann Arbor: University of Michigan, no. 30 2000: 39-54.
  • 桝屋友子 「第2章 スペインとマグリブ」 杉村棟 編 世界美術大全集東洋編 第17巻 『イスラーム』 小学館、1999.8、73-84.
  • 桝屋友子 「第7章 サファヴィー朝とカージャール朝」 杉村棟 編 世界美術大全集東洋編 第17巻 『イスラーム』 小学館、1999.8、221-232.
  • 桝屋友子 「絢爛たるミクロの世界:ペルシアの細密画」 『季刊文化遺産』 第6巻 島根県並河万里写真財団 (1998.10)、32-34.
  • 桝屋友子 「タフテ・ソレイマーンのタイルに現れた中国モチーフ」 『民博通信』 第77号 国立民族学博物館 (1997.6)、97-106.
  • Masuya, Tomoko. "The Condition of The Metropolitan Museum of Art's Small Shahnama and the Reconstruction of Its Text." Illustrated Poetry and Epic Images: Persian Painting of the 1330s and 1340s. Edited by Marie Lukens Swietochowski, and Stefano Carboni. New York: The Metropolitan Museum of Art, 1994: 129-145.
  • 桝屋友子 「イスラム美術」 青柳正規、有川治男 編 ベルリン美術館 第3巻 『古代文明と民族の遺産』 角川書店、1993.7、82-99.
  • 桝屋友子 「ペルシア絵画としての『ミイラージュ・ナーメ』」 高階秀爾先生還暦記念論文集編集委員会 編 『美術史の六つの断面−高階秀爾先生に捧げる美術史論集』 美術出版社、1990.11、102-116.

書評論文・書誌紹介

  • Masuya, Tomoko. Review of Early Persian Tilework: The Medieval Flowering of Kashi, by Douglas Pickett. Iranian Studies, New York: Society for Iranian Studies 32, no. 4 (1999): 624-625.
  • Masuya, Tomoko. Review of A Study of Jean Chardin's Description of Isfahan, by Masashi Haneda. Iranian Studies, New York: Society for Iranian Studies 32, no. 3 (1999): 440-441.

口頭発表

  • Masuya, Tomoko. "Persian Tiles in Japanese Collections." Presented at the Table ronde: Céramiques au lustre métallique de Kashan, Aix Marseille Université, November 23 2021.
  • 桝屋友子 「イスラーム美術と女性たち」 作楽会セミナー お茶の水女子大学 2021年11月.
  • 桝屋友子 「イスラーム美術:宗教が生み出した美の世界」 日独文化研究所第29回公開シンポジウム「文明と芸術/美術、古代ギリシア/ローマ世界とイスラーム世界」 京都大学 2019年10月20日.
  • 桝屋友子 「ラーンプル本、パリ本、ハリーリー/エジンバラ本、Hazine 1653、Hazine 1654」 「ラシード・ウッディーン『歴史集成』写本のミニアチュールの総合的研究」第3回全体集会 東京大学東洋文化研究所 2017年11月25日.
  • 桝屋友子 「イスラーム建築のタイル装飾」 武庫川女子大学建築学科・大学院建築学専攻主催東京センター共催講演会シリーズ「シルクロードの文化と建築」第6回「シルクロードの陶器とタイル」 日本工業倶楽部会館 2017年10月14日.
  • 桝屋友子 「イスラーム美術工芸品にみる東西交流」 新潟国際情報大学異文化塾「シルクロード遠望」第4回 新潟国際情報大学 2017年9月30日.
  • 桝屋友子 「ペルシア語世界のイスラーム美術と建築」 ワールド航空サービス知求アカデミーオープンカレッジin明日館 自由学園明日館 2017年3月6日.
  • 桝屋友子 「拉施特《史集・中国史》に描かれた中国皇帝肖像画」 蒙元與中亞、東亞之藝術交流學工作坊 中央研究院歴史語言研究所 2016年12月9日.
  • 桝屋友子 「日本でイスラーム美術史を研究すること」 東洋文化研究所自己点検・評価セミナー 東京大学東洋文化研究所 2016年12月1日.
  • 桝屋友子 「ラシード写本挿絵について」 「ラシード・ウッディーン『歴史集成』写本のミニアチュールの総合的研究」第2回全体集会 東京大学東洋文化研究所 2016年10月30日.
  • 桝屋友子 「アルハンブラ宮殿」 多摩美術大学公開講座2016、生涯学習プログラム連続講座「美術と文化VI:14世紀」 中町ふれあいホール 2016年10月15日.
  • 桝屋友子 「イスラーム時代のペルシア美術」 駐日イラン・イスラーム共和国大使館(ワールド航空サービス) 2016年7月12日.
  • 桝屋友子 「ラシード・アッディーン『集史』の中国史挿絵考」 一般社団法人日本オリエント学会第314回公開講演会 2016年5月28日.
  • 桝屋友子 「大モンゴル『シャーナーメ』写本の挿絵を読む」 名古屋大学大学院研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター公開セミナー 2015年11月14日.
  • 桝屋友子 「大原美術館所蔵のフーケ・コレクション、イスラーム陶器片概要」 第6回コプト・イスラーム物質文化公開研究会「エジプト・イスラーム美術の諸相」 2015年10月26日.
  • 桝屋友子 「イスラーム美術と文様」 愛知芸大芸術講座 愛知県立芸術大学 2015年10月6日.
  • 桝屋友子 「イスラーム・タイルの世界」 第88回UTalk 2015年7月11日.
  • 桝屋友子 「児島虎次郎とフーケ・コレクションのイスラーム陶器片」 特別展「児島虎次郎は見た! オリエント文化 東西の架け橋」関連シンポジウム「児島虎次郎の見た世界」 岡山市立オリエント美術館 2014年12月20日.
  • 桝屋友子 「大モンゴル『シャーナーメ』写本の挿絵を読む」 復旦大学文史研究院、プリンストン大学東アジア学部、東京大学東洋文化研究所共催 「宗教、文学と画像 国際シンポジウム」 2014年12月15日.
  • Masuya, Tomoko. "Images of Iranian Kingship on the Ilkhanid Tiles,." Presented at the The Idea of Iran: post-Mongol polities and the reinvention of Iranian identities, SOAS, University of London, November 22 2014.
  • 桝屋友子 「陶器の華:イズニクの器とタイル」 さくらーれ(日本トルコ女性交流会) 2014年11月2日.
  • 桝屋友子 「イスラーム宗教建築とその周辺」 平成26年度京都国立博物館第81回夏期講座 京都国立博物館 2014年8月1日.
  • 桝屋友子 「エジプトのイスラーム美術:魅力と重要性」 第1回エジプト・コプト&イスラーム物質文化研究会 2014年5月14日.
  • 桝屋友子 「イスラーム美術とラスター彩タイルの魅力」 INAXライブミュージアム 2013年11月16日.
  • 桝屋友子 「大原美術館所蔵フーケ・コレクションのイスラーム陶片について」 シンポジウム「大原美術館古代エジプト・西アジア関係資料について考える」 大原美術館 2013年9月22日.
  • Tomoko, Masuya. "The Study of Islamic Art in Japan,." Presented at the WIAS International Seminar “Islamic Art in East and Southeast Asia,, WASEDA University, January 12 2013.
  • 桝屋友子 「アラビア文字とイスラーム美術」 「銘文に秘められたオリエントの世界」特別講演会 岡山市立オリエント美術館 2012年12月15日.
  • 桝屋友子 「イラン的な場面が描かれた刺繍ショールについて」 第3回シルクロード研究会 2012年12月8日.
  • 桝屋友子 「关于伊斯兰写本绘画:鉴赏的趣味 (曾诚訳)」 外国国情研究系列学術講座3 華中科技大学外国語学院 2012年4月1日.
  • 桝屋友子 「文系研究者という仕事」 豊島岡女子学園 2012年3月16日.
  • 桝屋友子 「女性研究者から見たイスラーム美術」 古の世界を掘り起こした人々:情熱と陰の力(その2) 東京 2009年2月 中近東文化センター、41-52.
  • Masuya, Tomoko. "Ilkhanid Art under the Khaghanate of Khubilai." Presented at the The Age of Khubilai Khan. Edited by C. Chang, Seoul, December 18 2008, Seoul National University: 72-87.
  • 桝屋友子 「ミーナーイーからラージュヴァルディーナへ−12〜14世紀イランのエナメル彩画陶器の発展」 第11回ヘレニズム〜イスラーム考古学研究 金沢 2004年7月3日 金沢大学、62-66.

一般向け記事

  • 桝屋友子 「桝屋友子が選ぶスルターン・ムハンマド?「サデの祭り」 」 『美術の窓』 第470号 生活の友社 (2022.11)、18–19.
  • 桝屋友子 学術監修「「異国の磁器や金属器を手本に、進化した陶器。」「金属やガラスなど、多彩な工芸の魅力を解説。」「アラブの美と出会える、世界のミュージアムへ。」 」 『Pen BOOKS アラブは、美しい。』 CCCメディアハウス (2020.12)、68–77, 88–93.
  • 桝屋友子 「イスラーム・タイル研究の現在 」 『中東協力センターニュース』 5月 一般財団法人中東協力センター (2020.5)、39–43.
  • 桝屋友子 「東京大学東洋文化研究所80年のあゆみ 」 『東洋学への誘い』 神奈川県立金沢文庫 (2019.7)、5–10.
  • 桝屋友子 学術監修「アラブは、美しい。 」 『pen』 第444巻 CCCメディアハウス (2018.2)、63–69, 82–85.
  • 桝屋友子 インタビュー「連続するタイルの魅力-イスラームを源流として 」 『INAXライブミュージアムNEWS LETTER』 第39巻 INAXライブミュージアム (2016.4)、2–5.
  • 桝屋友子 取材協力「美しきイスラームという場所 2015 」 『TRANSIT』 特別編集号 (2015.6)、68-73.
  • 桝屋友子 学術協力「もっと知りたい、宗教のこと。 」 『pen』 第383巻 (2015.6)、82-83.
  • 桝屋友子 「読書案内:イスラーム美術 」 『歴史と地理』 第669巻 山川出版社 (2013.11)、33-36.
  • 桝屋友子 「ラスター彩とイスラームの美術 ほか4項目 」 『INAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」コレクション、ラスター彩タイル:天地水土の輝き』 INAXライブミュージアム (2013.9)、2-16.
  • 牧野洋子、桝屋友子 監修「コーヒーと世界遺産4:贅の限りを尽くした、コーヒーカップ受け。トプカプ宮殿博物館 」 『コーヒーブレーク』 社団法人全日本コーヒー協会 (2013.7)、22-23.
  • 桝屋友子 協力「イスラムとは何か。 」 『pen Books』 (2013.3)、82-93.
  • 桝屋友子 「イスラーム陶器史研究におけるデータ収集 」 『明日の東洋学』 第28号 東洋文化研究所 (2012.10)、2-5.
  • 桝屋友子 協力「完全保存版 いまこそ知りたい、イスラム 」 『pen plus』 阪急コミュニケーションズ (2012.5)、94-98.
  • 桝屋友子 監修「ダマスカス国立博物館 」 『週刊一度は行きたい世界の博物館』 朝日新聞出版 (2012.1)、24.
  • 桝屋友子 監修「メトロポリタン美術館 」 『週刊一度は行きたい世界の博物館』 第14巻 朝日新聞出版 (2011.11).
  • 桝屋友子 監修「ルーブル美術館 II 」 『週刊一度は行きたい世界の博物館』 第9巻 朝日新聞出版 (2011.10).
  • 桝屋友子 監修「トプカプ宮殿博物館 」 『週刊一度は行きたい世界の博物館』 第7巻 朝日新聞出版 (2011.9).
  • 桝屋友子 監修「ベルリン美術館 」 『週刊一度は行きたい世界の博物館』 第5号 朝日新聞出版 (2011.9).
  • 桝屋友子 協力「完全保存版 いまこそ知りたい、イスラム 」 『pen』 阪急コミュニケーションズ (2011.8)、88-93.
  • 桝屋友子 「お助け東洋文庫 」 『東洋文庫ガイドブック』 第2巻 平凡社 (2006.5)、184-187.
  • 桝屋友子 「イスラム美術とは何か 」 『ルーヴル美術館』 平凡社 (2005.2)、46-48.
  • 桝屋友子 監修「異文化の受容と混交:イベリア半島を彩るイスラム建築 」 『ビジュアル・ワイド世界遺産(青柳正規編)』 小学館 (2003.12)、54–55.
  • 桝屋友子 監修「世界三大宗教の造形:イスラム教 モスクの文様 」 『ビジュアル・ワイド世界遺産(青柳正規編)』 小学館 (2003.12)、38–40.

新聞記事

  • 桝屋友子 「鑑賞術: イスラム建築を彩る美(4回連載)」 『日本経済新聞』 2021年8月4日 夕刊、14.
  • 桝屋友子 「日本で見るペルシャの美(「4で知るアート」、4回連載)」 『朝日新聞』 2014年 、3.
  • 桝屋友子 「イスラムの天空世界(12回連載)」 『時事通信社』 2014年.
  • 桝屋友子 「杯 鎖帷子を着た十字軍兵士(地中海の息吹−−ルーヴル美術館展から−−4)」 『日本経済新聞』 2013年8月17日 、1.
  • 桝屋友子 「イスラムの動物十選(10回連載)」 『日本経済新聞』 2012年7月.

事典等項目

  • 桝屋友子 「「偶像崇拝禁止と造形芸術」「ヨーロッパ美術の影響と伝統美術の終焉」「建築装飾」;「12章 造形芸術」担当編集委員」 近藤二郎, 赤堀雅幸鈴木董 編 『中東・オリエント文化事典』丸善出版、 (2020. 11 )、516–17, 534–35, 570–71.
  • 桝屋友子 「アラベスク」 岸本美緒 編 第11巻 『歴史学事典』弘文堂、 (2004. ).
  • 桝屋友子 「アラベスク」 新イスラム事典編集委員会 編 『新イスラム事典』平凡社、 (2002. 3 )、78-79.
  • 桝屋友子 「金属器」 新イスラム事典編集委員会 編 『新イスラム事典』平凡社、 (2002. 3 )、206.
  • 桝屋友子 「書道(カリグラフィ)」 新イスラム事典編集委員会 編 『新イスラム事典』平凡社、 (2002. 3 )、289.
  • 桝屋友子 「陶器」 新イスラム事典編集委員会 編 『新イスラム事典』平凡社、 (2002. 3 )、354-55.
  • 桝屋友子 「アブー・ターヒルほか全37項目」 大塚和夫、小杉泰、小松久男、東長靖、羽田正、山内昌之 編 『岩波 イスラーム辞典』岩波書店、 (2002. 2 ).
  • 桝屋友子 「作品解説 全50点」 杉村棟 編 世界美術大全集東洋編 第17巻 『イスラーム』小学館、 (1999. 8 )、362-438.
  • Masuya, Tomoko. "Cédulas explicativas (18 objects)." Arte Islàmico del Museo Metropolitano de Arte de Nueva York. Edited by Daniel Walker. Ciudad de Mexico: Consejo Nacional para la Cultura y las Artes, 1994.9 : 118-231.

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