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教員(研究部門)
> 尾崎 文昭
尾崎 文昭
(おざき ふみあき)
取り組んでいるテーマ
第一:戦後日本における魯迅・周作人研究の検証
第二:世紀交替期中国の文化転型
第三:中国20世紀文学史論
班研究
「世紀交替期中国における文化転形」
「中国一九三〇年代の文学」
経歴
略歴
1947.6
生。
1972
東大文・中文卒。
1975
修士 (中文・東大院)。
1979
同博士課程退学。
1979.4
東大文学部助手,
1980
中国・北京大学留学,
1983
帰国し退職,
1985
明治大学文学部専任講師・同助教授を経て,
1996
東文研教授。
1980.9
北京大学中国語学文学系にて研修(~1983. 7)。
1991.4
北京大学中国語学文学系にて在外研究(~1992.3)。
2003.8
上海大学中国当代文化研究中心で在外研究(~2004.3)。
2007.4
北京清華大学人文学院中国語学文学系にて研修(~2007.9)。
2007.9
北京清華大学人文学院中国語学文学系に出張(~2008.2)。
2012.3
定年により退職。
2012.6
東京大学名誉教授。
学外活動
中国社会文化学会 (理事:1997-2007)
日本中国学会(評議員:2000-10)
教育活動
本学での教育活動
人文社会系研究科アジア文化研究専攻中国語中国文学専門分野で演習を担当。
2005-08年度:「中国近現代文学研究史論」
2003-04年度:「中国近現代文学史研究:近20年の文学史論を検証する」
2002年度:演習「1940年代の北京文学」
2001年度:演習「中国近現代文学史研究法」
2000年度:演習「中国現代“詩化小説”論」
1999年度:特殊研究「20世紀中国文化批評論」
1998年度:演習「1980-90年代中国小説理論」
1997年度:特殊研究「80-90年代中国小説理論」
1996年度:特殊研究「80年代中国小説理論」
本学以外での教育活動
中央大学大学院文学研究科(2004-06年度,2008年度)
同大学文学部(2005-06年度)
金沢大学文学部(2003年度)
東京女子大学文学部(2000-01年度)
東北大学文学部(1998年度半期集中講義)
明治大学文学部(1996-98年度)
著書
魯迅 『魯迅著訳書年表 ; 収録作品索引 ; 注釈総索引』 丸山昇 編 尾崎文昭 訳 魯迅全集 第20巻 学習研究社、1986.
学術論文
尾崎文昭 「竹内好の『魯迅』と『魯迅入門』」 『未名』 第28号 (2010)、97-144.
尾崎文昭 「一九九〇年代以後の中国における新聞界激動についての研究ノート」 『飆風』 第38号 飆風の会 (2005)、1-13.
尾崎文昭 「近二十年の中国における現代文学史叙述の基本的枠組みの考え方について」 『東洋文化』 第84号 東京大学東洋文化研究所 (2004)、109-137.
尾崎文昭 「中国近現代文学の基本構造とその終焉についての試論」 『アジア学の将来像』 東京大学出版会、2003、61-86.
梅娘 「異郷の人」 尾崎文昭 訳 『中国現代文学珠玉選3』、2001.
沙汀 「ある秋の夜」 尾崎文昭 訳 『中国現代文学珠玉選2』、2000.
尾崎文昭 「魯迅の「多疑」思惟様式についての試論」 魯迅論集編集委員会 編 『魯迅研究の現在』 汲古書院、1992、73-94.
尾崎文昭 「周作人の新村提唱とその波紋 (下)──五四退潮期の文学状況 (一)」 『明治大学教養論集』 第237号 明治大学教養論集刊行会 (1991)、67-85.
尾崎文昭 「鄭振鐸の「血と涙の文学」提唱と, 費覚天の「革命文学」論──五四退潮期の文学状況(二)」 『明治大学教養論集』 第217号 明治大学教養論集刊行委 (1989)、47-78.
尾崎文昭 「「故郷」の二重性と「希望」の二重性――『故郷』を読む」 『飆風』 第21号 (1988)、1-22.
尾崎文昭 「周作人の新村提唱とその波紋 (上)──五四退潮期の文学状況 (一)」 『明治大学教養論集』 第207号 明治大学教養論集刊行会 (1988)、119-136.
尾崎文昭 「章廷謙という人, 彼と周氏兄弟の関係」 『明治大学教養論集』 第193号 明治大学教養論集刊行会 (1986)、31-67.
尾崎文昭 「『反差不多論争』(1937年)に見る沈従文と南北文壇の位置関係」 『東洋文化』 第65号 東京大学東洋文化研究所 (1985)、85-116.
尾崎文昭 「陳独秀と別れるに至った周作人——1922年非基督教運動の中での衝突を中心に」 『日本中国学会報』 第35集 日本中国学会 (1983)、232-244.
著書
魯迅 『魯迅著訳書年表 ; 収録作品索引 ; 注釈総索引』 丸山昇 編 尾崎文昭 訳 魯迅全集 第20巻 学習研究社、1986.
学術論文
尾崎文昭 「竹内好の『魯迅』と『魯迅入門』」 『未名』 第28号 (2010)、97-144.
尾崎文昭 「序 二」 『多疑鲁迅: 鲁迅世界中主体生成困境之研究』 中国传媒大学出版社、2009、4-7. (中国語)
尾崎文昭 「詩性学術思惟と詩性学者」 『九葉読詩会』 第4号 九葉読詩会(駒沢大学 佐藤普美子研究室) (2009)、158-165.
尾崎文昭 「“竹内鲁迅”与日本鲁迅研究」 『鲁迅 厦门与世界』 厦门大学出版社、2008、335-340. (中国語)
尾崎文昭 「「詩意」断想」 『九葉読詩会』 第3号 九葉読詩会(駒沢大学 佐藤普美子研究室) (2007)、167-174.
尾崎文昭 「底層叙述——打工文学——新-左翼文学」 『アジア遊学』 第94号 勉誠出版 (2006)、50-57.
尾崎文昭 「「九・一一事件」ではなくて冷戦終結後がキーワード」 『飆風』 第41号 (2006)、32-37.
尾崎文昭 「最近出会った「詩人」のこと(二)—— 「小資」の意味」 『九葉読詩会』 第2号 九葉読詩会(駒沢大学 佐藤普美子研究室) (2006)、125-130.
尾崎文昭 「はじめに」 尾崎文昭 編 アジア理解講座 第5巻 『「規範」からの離脱——中国同時代作家たちの探索』 山川出版社、2006、3-5.
尾崎文昭 「「改革と開放」政策のもたらしたもの——1990年代の文化とメディアの状況」 尾崎文昭 編 アジア理解講座 第5巻 『「規範」からの離脱——中国同時代作家たちの探索』 山川出版社、2006、8-27.
尾崎文昭 「一九九〇年代以後の中国における新聞界激動についての研究ノート」 『飆風』 第38号 飆風の会 (2005)、1-13.
尾崎文昭 「最近出会った「詩人」のこと」 『九葉読詩会』 創刊号 九葉読詩会(駒沢大学 佐藤普美子研究室) (2004)、144-146.
尾崎文昭 「近二十年の中国における現代文学史叙述の基本的枠組みの考え方について」 『東洋文化』 第84号 東京大学東洋文化研究所 (2004)、109-137.
尾崎文昭 「近代中国の心——屈辱・尊厳・超越」 『東文研 新分野開拓研究プログラム 平成14年度報告書』 東京大学東洋文化研究所、2003、38-48.
尾崎文昭 「中国近現代文学の基本構造とその終焉についての試論」 『アジア学の将来像』 東京大学出版会、2003、61-86.
尾崎文昭 「上海『美女作家』登場の意味するもの」 『アジアを知れば世界が見える』 小学館、2001、60-71.
梅娘 「異郷の人」 尾崎文昭 訳 『中国現代文学珠玉選3』、2001.
沙汀 「ある秋の夜」 尾崎文昭 訳 『中国現代文学珠玉選2』、2000.
尾崎文昭 「中国図書(大陸系)の電子化状況」 『明日の東洋学』 第2号 東京大学東洋文化研究所附属東洋学研究情報センター (1999).
尾崎文昭 「『酒楼にて』および小説集『彷徨』」 『しにか』 第7巻 第11号 大修館書店 (1996).
シルヴィア・チャン 「李沢厚と八十年代中国学術思潮」 尾崎文昭 訳 『中国――社会と文化』 第10号 中国社会文化学会 (1995).
尾崎文昭 「挫折と絶望の淵から生まれた近代的精神」 『文』 第33号 (1993)、3-5.
尾崎文昭 「魯迅の「多疑」思惟様式についての試論」 魯迅論集編集委員会 編 『魯迅研究の現在』 汲古書院、1992、73-94.
尾崎文昭 「周作人の新村提唱とその波紋 (下)──五四退潮期の文学状況 (一)」 『明治大学教養論集』 第237号 明治大学教養論集刊行会 (1991)、67-85.
尾崎文昭 「陳凱歌の映画『子供たちの王様』を読む」 『飆風』 第23号 飆風の会 (1990)、38-63.
尾崎文昭 「鄭振鐸の「血と涙の文学」提唱と, 費覚天の「革命文学」論──五四退潮期の文学状況(二)」 『明治大学教養論集』 第217号 明治大学教養論集刊行委 (1989)、47-78.
尾崎文昭 「「故郷」の二重性と「希望」の二重性――『故郷』を読む」 『飆風』 第21号 (1988)、1-22.
尾崎文昭 「周作人の新村提唱とその波紋 (上)──五四退潮期の文学状況 (一)」 『明治大学教養論集』 第207号 明治大学教養論集刊行会 (1988)、119-136.
尾崎文昭 「「狂飆社」をめぐる文学状況」 『明治大学人文科学研究所年報』 第28号 明治大学人文科学研究所 (1987).
尾崎文昭 「章廷謙という人, 彼と周氏兄弟の関係」 『明治大学教養論集』 第193号 明治大学教養論集刊行会 (1986)、31-67.
尾崎文昭 「『反差不多論争』(1937年)に見る沈従文と南北文壇の位置関係」 『東洋文化』 第65号 東京大学東洋文化研究所 (1985)、85-116.
尾崎文昭 「女の愛に光を見た魯迅」 『鄔其山』 第4号 内山書店 (1984).
尾崎文昭 「陳独秀と別れるに至った周作人——1922年非基督教運動の中での衝突を中心に」 『日本中国学会報』 第35集 日本中国学会 (1983)、232-244.
書評論文・書誌紹介
尾崎文昭 「也还是所谓对于将来的希望 書評: 刘春勇 多疑鲁迅: 鲁迅世界中主体生成困境之研究」 『读书』 第367号 (2009)、161-163. (中国語)
尾崎文昭 「魯迅日本留学百周年を記念するに足る新たな成果 書評: 北岡正子 魯迅日本という異文化のなかで」 『東方』 第249号 東方書店 (2001)、24-26.
尾崎文昭 「近代文学における中国と日本」 『国語と国文学』 1月号 至文堂 (1988).
尾崎文昭 「現代文学を読む──『魯迅景宋通信集─《両地書的原信》』」 『東方』 第50号 東方書店 (1985).
口頭発表
尾崎文昭 「为二十世纪精英文学而争名——略谈文学现代性的社会功能」 《“五四”与中国現当代文学国際学術検討会》報告集 北京 2009年4月23日 北京大学中文系、18-21. (中国語)
尾崎文昭 「90年代以後の文化・メディア状況と作家・文学」 中国現代文学を味わう: 驚異的経済成長下の文学はいかに (「アジア理解講座」2004年度第2期) 2004年9月.
尾崎文昭 「二十一世紀裏魯迅是否還値得継続読?」 韓国中語中文学・第一回国際学術発表会「両岸中国語文学五十年研究之成就与方向」 2002年5月 韓国中語中文学会ほか,延世大上南館、415-428. (中国語)
尾崎文昭 「二十世紀文学基本結構初探」 上海大学「全球化与中国現代文学研究的転変」国際シンポジウム 2001年11月. (中国語)
一般向け記事
尾崎文昭 「特異な作家——残雪 」 『アジア遊学』 第43号 勉誠出版 (2002)、42-44.
尾崎文昭 「シンポジウム「二十一世紀の日本に東アジア文化研究は必要か?」企画の趣旨 」 『中国——社会と文化』 第17号 中国社会文化学会 (2002)、1-6.
尾崎文昭 「90年代小説(中国学最前線) 」 『しにか』 第13巻 2月号 大修館書店 (2002)、116-117.
尾崎文昭 「就“消化”的説法談我的一点看法 」 『詩人報』 増刊 (1991). (中国語)
尾崎文昭 「私のすすめる本 『蒼老たる浮雲』 」 『明治大学学園だより』 明治大学 (1989).
尾崎文昭 「魯迅 『阿Q正伝』 」 『読書の広場』 明治大学 (1989).
尾崎文昭 「私の父, 西村真琴のこと (西村晃) 」 『魯迅全集月報』 第20号 学習研究社 (1986).
尾崎文昭 「魯迅さんの墓は二度毀された (内山嘉吉) 」 『魯迅全集月報』 第13号 学習研究社 (1985).
尾崎文昭 「西南連合大学の思い出(王瑤) 」 『鄔其山』 第7号 内山書店 (1985).
尾崎文昭 「近二年魯迅研究書目録稿 」 『東方』 第27号 東方書店 (1983).
事典等項目
尾崎文昭 「近代の小説」 『中国思想文化事典』東京大学出版会、 (2001. )、464-466.
尾崎文昭 「周作人,その他4項」 『集英社世界文学大事典』集英社、 (1996-1997. ).
尾崎文昭 「周作人, 沈従文,ほか6項」 『増補改訂 新潮世界文学辞典』新潮社、 (1990. ).
連絡先
*後ろに@ioc.u-tokyo.ac.jpをつけてください。
メールアドレス:ozaki