『新しい世界史へ』(岩波新書)は、 歴史学の社会的意味や役割についてここ数年私が調べ考えてきた内容をまとめた本です。 新しい世界史はどうあるべきか、 新しい世界史を実現するためにはどのような方法をとるべきかを論じています。 「これが新しい世界史です」と具体的に叙述しているわけではないので、 あるいは物足りなく思われるかもしれません。 しかし、すべてはこれからなのです。 今後私の研究が向かうべき方向について説明したマニフェストの書としてお読み頂ければ幸いです (簡単にこのマニフェストを撤回することはありません!ご安心ください)。
はじめに | |
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序 章 | 歴史の力 |
第1章 | 世界史の歴史をたどる |
第2章 | いまの世界史のどこが問題か? |
第3章 | 新しい世界史への道 |
第4章 | 新しい世界史の構想 |
終 章 | 近代知の刷新 |
あとがき |
羽田 正 著
『新しい世界史へ―地球市民のための構想』
岩波新書(新赤版1339), 220ページ
2011年11月
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