長澤 榮治(ながさわ えいじ)

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現在、取り組んでいるのは、二人のエジプト・ユダヤ教徒マルクス主義者の個人史を当時の歴史過程の中に位置づける研究であり、『エジプト・ユダヤ教徒マルクス主義者の思想と行動』(仮題)という本にまとめようと考えている。研究の構想は以下のとおりである。
ヘンリ・クリエル(1914-1978年)とアハマド・サーディク・サアド(1919-88年)は、ともにカイロのユダヤ教徒の家庭に生まれ、ファシズム勢力が台頭する時代環境の中でマルクス主義に出会い、やがて運動の主導権を争う二つの組織の指導者となった。しかし、その後の二人が進む道は、パレスチナ戦争(ナクバ1948年)やエジプト7月革命(1952年)がもたらすナショナリズムの激流の中で、大きく分岐していった。クリエルは、エジプト政府から国外追放措置を受け、さらに自らが育て上げた主流派組織からも絶縁された後は、パリに拠点を移しアルジェリア独立闘争をはじめとして第三世界の解放運動を支援する活動を続けたが、暗殺によって人生の幕を閉じる。一方のサアドは、高揚するアラブ・ナショナリズムの潮流に中に身を投じ、イスラームに改宗してエジプトの地に留まり、長い投獄生活を経た後、晩年に多くの著作を残し、研究者としての大輪の花を咲かせた。二人が相異なる道を歩んだ背景には、数々の偶然の積み重ねが生んだ境遇の違い、政治活動家あるいは思想家としての本来的な資質の相違もあったであろうが、パレスチナ問題との関わりが決定的に大きな影響を与えた。本報告の目的は、近年数多く出版されている証言集・回顧録を参照しつつ、激しいナショナリズムの時代を生きた二人の個人史について、とくにパレスチナ問題への対応を中心に考察することである。
チュニジアのナツメヤシ農園

班研究

「中東の社会変容と思想運動」


外部資金

科研データベース
基盤研究(A)「アラブ革命と中東政治の構造変動に関する基礎研究(2012〜2015年度)
基盤研究(B)「IT時代における現代アラビア語の言語社会学的研究」(2009~2011年度)
基盤研究(B)「アラブ世界の活字文化とメディア革命」(2006~2008年度)
基盤研究(B)「アラビア文字圏近現代データベース形成の手法の研究」(2001~2003年度)
基盤研究(B)「西アジア・データベース形成のための基礎的研究」(1997~1999年度)

経歴

略歴

1976.3
東京大学経済学部経済学科卒業
1976.4
特殊法人アジア経済研究所入所
1981.2
エジプト・カイロ大学文学部大学院にて海外派遣として在外研究に従事(-1983.6)
1983.6
帰国、同研究所調査研究部に配属
1992.2
地域研究部副主任調査研究員
1995.4
東京大学東洋文化研究所助教授(西アジア研究部門)
1998.4
日本学術振興会カイロ研究連絡センター長(-1999.3)
1998.4
東京大学東洋文化研究所教授(西アジア研究部門)
2002.4
東京大学東洋文化研究所附属東洋学研究情報センター主任(-2005.3)
2008.4
東京大学東洋文化研究所副所長(-2009.3)

学外活動

  • 日本中東学会会長(2009,10年度)
  • 日本イスラム協会
  • オリエント学会
  • 株式会社 富士総合研究所( 「中東諸国における政治情勢及び経済等の現状と今後の展望に関する研究会」座長) 2004年度
  • 国立民族学博物館(共同研究員) 2004年度
  • 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(共同研究員) 2004~2008年度
  • 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(テニュア審査委員会委員) 2006年度
  • 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(専門委員会委員) 2009年度
  • 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(海外拠点専門委員会委員) 2010~2015年度
  • 外務省経済協力局(対エジプト国別援助計画策定タスクフォース) 2004,2005年度
  • 日本貿易振興機構アジア経済研究所(「エジプト経済社会の民主化とムバーラク政権の行方」研究会委員) 2004~2007年度
  • 財団法人 東洋文庫(研究員(兼任)) 2004~2008,2010~2013年度
  • みずほ情報総研株式会社(中東諸国における政治情勢及び経済等の現状と今後の展望に関する研究会) 2005年度
  • 財団法人 日本エネルギー経済研究所(中東地域等との総合的な関係強化の在り方を考える研究会委員) 2006年度
  • 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科(外部評価委員) 2007年度
  • 人間文化研究機構(地域研究推進委員会イスラーム地域部会専門委員) 2012~2014年度
  • 公益財団法人日本国際問題研究所(「グローバル戦略課題としての中東-2030年の見通しと対応」研究会主査) 2013年度
  • 早稲田大学イスラーム地域研究機構(共同利用・共同研究拠点運営委員会) 2013年度
  • 一橋大学大学院経済学研究科(博士学位申請論文審査員) 2014年度
  • 公益財団法人日本国際問題研究所(「グローバル戦略課題としての中東-2030年の見通しと対応」研究会主査) 2014年度
  • 日本貿易振興機構アジア経済研究所(第35回「発展途上国研究奨励賞」選考委員長) 2014年度
  • 日本貿易振興機構アジア経済研究所(第36回「発展途上国研究奨励賞」選考委員長) 2015年度
  • パレスチナ学生基金理事長 2010年度~2015年度

教育活動

本学での教育活動

  • 教養学部前期課程 アラビア語初級(2010年度前期)
  • 教養学部前期課程 アラビア語中級(2010年度前期)
  • 教養学部地域文化研究学科 特殊研究演習(中東)(2010年度前期、2011~2015年度:各年度後期)
  • 大学院総合文化研究科地域文化研究専攻 通文化基礎論 Ⅱ(2010~2015年度)
  • 大学院経済学研究科現代経済専攻 中東経済論(2010~2015年度:各年度前期)
  • 大学院人文社会系研究科イスラム学専攻 中東の社会変容(2010年度)

本学以外での教育活動

  • 東北大学大学院国際文化研究科 (2004年度集中講義)
  • 神戸大学 (2005年度集中講義)
  • 西南学院大学経済学部 (2008年度集中講義)
  • 山梨県立大学国際政治学部 (2010~2015年度:各年度後期)
  • 京都産業大学世界問題研究所 (2010年度集中講義)
  • 上智大学 (2014~2015年度各年度前期)

    著書

  • 長沢栄治 『エジプトの自画像 ナイルの思想と地域研究(東洋文化研究所叢刊第27輯)』 平凡社、2013.3.
  • 長沢栄治 『アラブ革命の遺産 エジプトのユダヤ系マルクス主義者とシオニズム』 平凡社、2012.3.
  • 長沢栄治 『エジプト革命 アラブ世界変動の行方(平凡社新書)』 平凡社、2012.1.
  • Nagasawa, Eiji. Modern Egypt through Japanese Eyes, A Study on Intellectual and Socio-economic Aspects of Egyptian Nationalism. Cairo: Merit Publishing House, 2009.12.
  • 編著

  • 後藤晃・長澤榮治 編 『現代中東を読み解く アラブ革命後の政治秩序とイスラーム』 明石書店、2016.8.
  • 長澤榮治 編 『中東 政治・社会』 地域研究シリーズ アジア経済研究所、1991.
  • 長沢栄治 編 『東アラブ社会変容の構図』 研究双書 第392巻 アジア経済研究所、1990.
  • 学術論文

  • 長澤榮治 「中東の悲劇に対して市民ができること」 長澤榮治・栗田禎子 編 『中東と日本の針路―「安保法制」がもたらすもの』 大月書店、2016.5、182‐193.
  • 長沢栄治 「2つのナショナリズム―ワタニーヤとカウミーヤ―」 鈴木恵美 編 『現代エジプトを知る60章』 明石書店、2012.6、88-91.
  • 長沢栄治 「生命の絆を結ぶ大河―ナイル川―」 鈴木恵美 編 『現代エジプトを知る60章』 明石書店、2012.6、34-37.
  • 長沢栄治 「革命を引き継ぐ者たち―民衆蜂起を支える学生運動―」 鈴木恵美 編 『現代エジプトを知る60章』 明石書店、2012.6、130-134.
  • 長沢栄治 「エジプト1月25日革命は何を目指すか」 水谷周 編 『アラブ民衆革命を考える』 国書刊行会、2011.10、98-135.
  • 長澤榮治 「アタバの娘事件を読む 現代エジプト社会における性の象徴性」 『地域研究論集』 第3巻 第2号 国立民族学博物館地域研究企画交流センター (2000.)、37-62.
  • 長澤榮治 「エジプトの中央集権性—ガマール・ヒムダーン著『エジプトの個性』をめぐって」 後藤晃 鈴木均 編 研究双書 第479巻 『中東における中央権力と地域性—イランとエジプト—』 アジア経済研究所、1997.、59-119.
  • 長澤榮治 「エジプト人ユダヤ教徒とマルクス主義運動—アハマド・サーディク・サアド研究(1)—」 『一橋論叢』 第116巻 第4号 日本評論社 (1996.)、726-747.
  • 長澤榮治 「現代アラブ思想研究のための覚書—思想的危機と第2のナフダ」 伊能武次 編 研究双書 第430巻 『中東諸国における政治経済変動の諸相』 アジア経済研究所、1993.、3-45.
  • 長澤榮治 「世界綿業の展開とエジプト農村の労働力問題」 世界史を問う 第10巻 『世界の構造化』 岩波書店、1991.、105-132.
  • 長澤榮治 「エジプト資本主義論争の構図と背景」 長澤榮治 編 研究双書 第392巻 『東アラブ社会変容の構図』 アジア経済研究所、1990.、102-257.

    著書

  • 長沢栄治 『エジプトの自画像 ナイルの思想と地域研究(東洋文化研究所叢刊第27輯)』 平凡社、2013.3.
  • 長沢栄治 『アラブ革命の遺産 エジプトのユダヤ系マルクス主義者とシオニズム』 平凡社、2012.3.
  • 長沢栄治 『エジプト革命 アラブ世界変動の行方(平凡社新書)』 平凡社、2012.1.
  • Nagasawa, Eiji. Modern Egypt through Japanese Eyes, A Study on Intellectual and Socio-economic Aspects of Egyptian Nationalism. Cairo: Merit Publishing House, 2009.12.
  • 長澤榮治 『西アジア史Ⅰアラブ』 世界各国史 (新版) 第8巻 山川出版社、2002.
  • 長澤榮治 『エジプト農業労働力の動態』 Discussion Paper D97-19 一橋大学経済研究所、1998.
  • 長澤榮治 『歴史と文化 エジプト』 新潮社、1996.
  • 長澤榮治 『文献解題 東アラブ近現代史研究』 文献解題 第33巻 アジア経済研究所、1989.
  • 長澤榮治 『エジプトの農業—現状と開発の課題』 海外農業開発調査研究国別研究シリーズ 第19巻 国際農林業協力協会、1984.
  • 編著

  • 後藤晃・長澤榮治 編 『現代中東を読み解く アラブ革命後の政治秩序とイスラーム』 明石書店、2016.8.
  • 長澤榮治・栗田禎子 編 『中東と日本の針路―「安保法制」がもたらすもの』 大月書店、2016.5.
  • 長沢栄治 編 『グローバル戦略課題としての中東―2030年の見通しと対応―(平成26年度)』 日本国際問題研究所、2015.3.
  • 長沢栄治 編 『グローバル戦略課題としての中東―2030年の見通しと対応―(平成25年度)』 日本国際問題研究所、2014.3.
  • NAGASAWA, Eiji and Misako IKEDA, eds. A Guide to Parliamentary Records in Monarchical Egypt. Tokyo: The Toyo Bunko, 2007.
  • 長沢栄治 編 『中東諸国における政治情勢及び経済等の現状と今後の展望〔財務省委託研究報告書〕』 みずほ情報総合研究所、2006.
  • 長澤榮治 編 『中東諸国における政治情勢及び経済等の現状と今後の展望〔財務省委託研究報告書〕』 みずほ情報総合研究所、2005.
  • 長澤榮治 編 『中東諸国における政治情勢及び経済等の現状と今後の展望〔財務省委託研究報告書〕』 富士総合研究所、2003.
  • 長澤榮治 木村靖二 編 『地域への展望』 地域の世界史 第12巻 山川出版社、2000.
  • 長澤榮治 編 『中東 政治・社会』 地域研究シリーズ アジア経済研究所、1991.
  • 長沢栄治 編 『東アラブ社会変容の構図』 研究双書 第392巻 アジア経済研究所、1990.
  • 学術論文

  • Nagasawa, Eiji. "Henri Curiel: A Jewish Egyptian Dedicated to Peace and Socialism."Mediterranean Review 2016.6.
  • 長澤榮治 「中東の悲劇に対して市民ができること」 長澤榮治・栗田禎子 編 『中東と日本の針路―「安保法制」がもたらすもの』 大月書店、2016.5、182‐193.
  • 長澤榮治 「大国エジプトの変節―宗教、帝国主義、民族主義、そして新しい時代へ」 臼杵陽・鈴木啓之 編 『パレスチナを知るための60章』 明石書店、2016.4、232-236.
  • 長澤榮治 「ナクバ〈以後〉を生きる 難民とパレスチナ問題」 川喜田敦子・西芳実 編 災害対応の地域研究 第4巻 『歴史としてのレジリエンス』 京都大学学術出版会、2016.3、177-219.
  • 長澤榮治 「「7月3日体制」下のエジプト」 『石油・天然ガスレビュー』 49.2 石油・天然ガス資源情報 (2015.3 ).
  • Nagasawa, Eiji. "Some Reflections on Scenario Planning for the Middle East (in Arabic)."Mediterranean World: Hitotusbashi University Mediterranean Studies Group, no. 22 2015.3: 169-82.
  • Nagasawa, Eiji. "Historical Dynamism of the Arab Revolution." The Middle East Turmoil and Japanese Response – For a Sustainable Regional Peacekeeping System-. Edited by Hitoshi Suzuki. Chiba: Institute of Developing Economies, 2013.7 : 104-122.
  • 長沢栄治 「革命とセクハラ―エジプト映画『678』をめぐって」 『地域研究』 第13巻 第2号 (2013.3 )、399-404.
  • 長沢栄治 「アラブ革命と地域研究―特集Ⅰ「中東から変わる世界」を読んで」 『地域研究』 第13巻 第1号 (2013.3 )、203-207.
  • 長沢栄治 「大統領選後のエジプト」 『学士会報』 第897巻 (2012.11 )、27-31.
  • 長沢栄治 「アラブ革命の構想力―グローバル化と社会運動―」 『歴史学研究』 増刊号898 (2012.10 )、12-20.
  • 長沢栄治 「門戸開放期エジプトの国家と社会」 柳沢悠・栗田禎子 編 『持続可能な福祉社会へ:公共性の視座から(第四巻アジア・中東)』 「門戸開放期エジプトの国家と社会」 勁草書房、2012.7、239-68.
  • Nagasawa, Eiji. "Comparing Two Egyptian Revolutions."Mediterranean World, no. 21 2012.6: 267-81.
  • 長沢栄治 「2つのナショナリズム―ワタニーヤとカウミーヤ―」 鈴木恵美 編 『現代エジプトを知る60章』 明石書店、2012.6、88-91.
  • 長沢栄治 「生命の絆を結ぶ大河―ナイル川―」 鈴木恵美 編 『現代エジプトを知る60章』 明石書店、2012.6、34-37.
  • 長沢栄治 「革命を引き継ぐ者たち―民衆蜂起を支える学生運動―」 鈴木恵美 編 『現代エジプトを知る60章』 明石書店、2012.6、130-134.
  • 長沢栄治 「二つのエジプト革命」 『国際問題』 第605巻 (2011.10 )、19-28.
  • 長沢栄治 「エジプト1月25日革命は何を目指すか」 水谷周 編 『アラブ民衆革命を考える』 国書刊行会、2011.10、98-135.
  • 長沢栄治 「エジプト1月25日革命を考える―「腐敗」をキーワードにして―」 『中東研究』 第511巻 (2011.6 )、39-47.
  • 長沢栄治 「エジプト第二共和制への道は敷かれたか」 『現代思想』 第39巻 第4号 (2011.3 )、94-99.
  • 長沢栄治 「第一次世界大戦中のイギリスの秘密外交」 『歴史と地理 世界史の研究』 第225巻 (2010.11 )、47-49.
  • Nagasawa, Eiji. "Rashda: System of Irrigation and Cultivation in a Village in Dakhla Oasis."Mediterranean World, no. 20 2010.6: 1-46.
  • 長沢栄治 「エジプトの西部砂漠を訪ねて」 『イスラーム地域研究ジャーナル』 第2巻 (2009.3 )、3-12.
  • 長沢栄治 「Urban Unrest and Social Movements under the ‘Soft State’ after Introduction of the Open-Door Policy in Egypt」 『International Journal of Public Affairs (Chiba University)』 第4巻 (2008.3 )、43-74. (英語)
  • 長沢栄治 「門戸開放後エジプトの「軟らかい国家」と都市の社会不安と社会運動」 『公共研究』 千葉大学公共研究センター (2007.12 )、44-46.
  • 長沢栄治 「近代エジプトの国家と社会」 池谷和信ほか 編 新世界地理—大地と人間の物語 第11巻 『アフリカ1:総説、イスラームアフリカ、エチオピア』 朝倉書店、2007.4、319-332.
  • 長沢栄治 「中東を見る視点 エジプトにおける改革の展望,パレスチナ問題の行方」 中東協力センター 編 『中東地域等との総合的な関係強化の在り方に関する調査』、2007.3、123-155.
  • 長沢栄治 「経済改革の歴史的経緯」 山田俊一 編 『エジプトの政治と経済』 アジア経済研究所、2007.3、89-114.
  • Nagasawa, Eiji. "Inventing the Geography of Egyptian Nationalism (Wataniya): A Review of Gamal Hamdan's The Personality of Egypt and His Personal History."Mediterranean World, Kunitachi: The Mediterranean Studies Group, Hitotsubashi University, no. 18 2006.: 271-318.
  • 長沢栄治 「最近の中東情勢と今後の改革の行方」 『中東諸国における政治情勢及び経済等の現状と今後の展望〔財務省委託研究報告書〕』 みずほ情報総合研究所、2006.、84-106.
  • 長澤榮治 「イラク問題と中東諸国の情勢」 長澤榮治 編 『中東諸国における政治情勢および経済等の現状と今後の展望〔財務省委託研究報告書〕』 みずほ情報総合研究所、2005.、21-31.
  • 長澤榮治 「中東地域システムと国際社会の関与」 長澤榮治 編 『中東諸国における政治情勢及び経済等の現状と今後の展望〔財務省委託研究報告書〕』 みずほ情報総合研究所、2005.、112-124.
  • Nagasawa, Eiji. "A Jewish Egyptian Marxist Intellectual and his Inquiry into the Popular Heritage."Memoirs of the Research Department of The Toyo Bunko, Tokyo: Toyo Bunko 62 2004.: 81-100.
  • 長澤榮治 「アラブ共産主義者の受難」 私市正年 栗田禎子 編 イスラーム地域研究叢書 第3巻 『イスラーム地域の民衆運動と民主化』 東京大学出版会、2004.、127-150.
  • 長澤榮治 「エジプト〜大統領後継問題と政治経済改革の展望」 長澤榮治 編 『中東諸国における政治情勢及び経済等の現状と今後の展望〔財務省委託研究報告書〕』 富士総合研究所、2003.、116-127.
  • 長澤榮治 「トマホークでイラクは民主化するか」 『現代思想』 第31巻 第5号 青土社 (2003.)、80-85.
  • 長澤榮治 「地域の思想を知る—エジプトの地理学者ガマール・ヒムダーンの世界」 東京大学東洋文化研究所 編 『アジア学の将来像』 東京大学出版会、2003.、201-227.
  • 長澤榮治 「エジプト知識人と文化的重層性—ガマール・ヒムダーン著『エジプトの個性』をめぐって」 松原正毅 後藤明 編 JCAS連携研究成果報告 『西アジア社会の重層的構造』 国立民族学博物館地域研究企画交流センター、2003.、79-104.
  • 長澤榮治 「現代アラブの国家と社会」 佐藤次高 編 世界各国史(新版) 第8巻 『西アジア史Ⅰアラブ』 山川出版社、2002.、452-528.
  • Nagasawa, Eiji 「Social Scientific Research on the Middle East in Japan: Focusing on Research Activities at the Institute of Developing Economies」 『日本中東学会年報』 第17巻 第2号 日本中東学会 (2002.)、61-92.
  • Nagasawa, Eiji 「Crisis of Global Modernization and Radical Social Movements: Japan and Egypt」 International Workshop Series 第4巻 『Social Movements and Political Dynamism in the Middle East: In the Era of Globalization』 Institute of Developing Economies、2002.、101-120.
  • Nagasawa, Eiji 「Japanese Arab Studies after the World War Ⅱ」 『Kyung Hee Sahak (The Historical Review of Kyung Hee University)』 第23巻 慶熙大學校史學會 (2001.)、999-1029. (英語)
  • 長澤榮治 「現代メディアとイスラーム」 東京大学東洋文化研究所 編 『アジアを知れば世界が見える』 小学館、2001.、72-82.
  • Nagasawa, Eiji. "The Development of Etatism and `National Bourgeoisie' in Egypt." State Formation and Ethnic Relations in the Middle East. Edited by Akira Usuki. Suita: The Japan Center for Area Studies, National Museum of Ethnology, 2001.: 219-235.
  • 長澤榮治 「アタバの娘事件を読む 現代エジプト社会における性の象徴性」 『地域研究論集』 第3巻 第2号 国立民族学博物館地域研究企画交流センター (2000.)、37-62.
  • 長澤榮治 「アラブ主義の現在」 木村靖二 長沢榮治 編 地域の世界史 第12巻 『地域への展望』 山川出版社、2000.、14-52.
  • 長澤榮治 「現代エジプトの社会問題とNGO」 『イスラム世界』 第54巻 日本イスラム協会 (2000.)、56-70.
  • 長澤榮治 「少年が見たエジプト1919年革命」 栗本英世 井野瀬久美恵 編 『植民地体験一人類学と歴史学からのアプローチ』 人文書院、1999.、243-262.
  • Nagasawa, Eiji. "The 1919 Revolution in Egypt Observed through a Boy's Eyes."Mediterranean World, Kunitachi: The Mediterranean Studies Group, Hitotsubashi University, no. 15 1998.: 87-98.
  • 長澤榮治 「イスラム世界の拡がりと法秩序一加藤報告に寄せて」 比較法史研究一思想・制度・社会 第7巻 『歴史創造の事理と法理』 比較法制研究所、1998.、112-118.
  • 長澤榮治 「中東の開発体制−エジプトにおけるエタティズムの形成」 末廣昭 編 20世紀システム 第4巻 『開発主義』 東京大学出版会、1998.、207-238.
  • 長澤榮治 「アラブ世界を移動する労働力の波—労働市場」 大塚和夫 編 暮らしがわかるアジア読本 『アラブ』 河出書房新社、1998.、192-198.
  • 長澤榮治 「中東」 国際農林業協力協会 編 『我が国の農林業開発協力40年史』、1998.、156-158.
  • 長澤榮治 「エジプト」 小杉泰 編 『中東諸国における民主化と政党・政治組織の研究』 日本国際問題研究所、1997.、91-96.
  • 長澤榮治 「エジプトの中央集権性—ガマール・ヒムダーン著『エジプトの個性』をめぐって」 後藤晃 鈴木均 編 研究双書 第479巻 『中東における中央権力と地域性—イランとエジプト—』 アジア経済研究所、1997.、59-119.
  • 長澤榮治 「エジプト」 岩波講座「開発と文化」 第1巻 『いま、なぜ「開発と文化」なのか』 岩波書店、1997.、258-260.
  • 長澤榮治 「エジプト—「ナセルのエジプト」は変わったか」 小杉泰 編 『中東諸国の政治経済構造と政策決定の基本条件』 日本国際問題研究所、1997.、18-32.
  • 長澤榮治 「あるエジプト知識人による民衆的思想への接近—アハマド・サーディク・サアド研究(2)—」 『上智アジア学』 第14巻 上智大学アジア文化研究所 (1996.)、75-85.
  • 長澤榮治 「エジプト人ユダヤ教徒とマルクス主義運動—アハマド・サーディク・サアド研究(1)—」 『一橋論叢』 第116巻 第4号 日本評論社 (1996.)、726-747.
  • Nagasawa, Eiji. "The Middle East: Politics and Society." Understanding the Developing World: Thirty-five years of Area Studies at the IDE. Edited by Hiroishi Yamaguchi and Hiroshi Sato. Tokyo: IDE, 1996.: 133-141.
  • 長澤榮治 「エジプト—灌漑制度改革の新段階」 堀井健三 篠田隆 多田博一 編 『アジアの灌漑制度—水利用の効率化にむけて』 新評論、1996.、419-459.
  • 長澤榮治 「イスラーム運動とエジプト農村」 日本イスラム協会 編 『エジプトの原理主義運動 現状と分析』 日本イスラム協会、1996.、87-108.
  • Nagasawa, Eiji. "An Autobiography as 'Case Study' of an Egyptian Sociologist: Sayyid 'Umays, The History which I Carry on My Back."Mediterranean World, Kunitachi: The Mediterranean Studies Group, Hitotsubashi University, no. 14 1995.: 70-76.
  • 長澤榮治 「エジプト—報道の自由化をめぐって」 アジア経済研究所 編 『第三世界のマスメディア』 明石書店、1995.、175-180.
  • 長澤榮治 「近代エジプトの村長職をめぐる権力関係」 伊能武次 編 研究双書 第445巻 『中東における国家と権力構造』 アジア経済研究所、1994.、147-214.
  • 長澤榮治 「『石油の富』と移民労働—中東産油国への労働力移動」 森田桐郎 編 『国際労働移動と外国人労働者』 同文舘出版、1994.、93-135.
  • 長澤榮治 「近代エジプトにおける灌漑制度の展開」 堀井健三 編 『アジア灌漑制度比較研究試論』 大東文化大学現代アジア研究所、1994.、245-268.
  • 長澤榮治 「現代アラブ思想と民衆的遺産」 『一橋論叢』 第110巻 第4号 日本評論社 (1993.)、537-555.
  • 長澤榮治 「現代アラブ思想研究のための覚書—思想的危機と第2のナフダ」 伊能武次 編 研究双書 第430巻 『中東諸国における政治経済変動の諸相』 アジア経済研究所、1993.、3-45.
  • 長澤榮治 「エジプト綿花経済における『不自由な賃労働』—イズバ型労働制度をめぐって—」 『歴史学研究』 第638号 歴史学研究会 (1992.)、110-121.
  • Nagasawa, Eiji. "An Introductory Note on Contemporary Arabic Thought."Mediterranean World, Kunitachi: The Mediterranean Studies Group, Hitotsubashi University, no. 13 1992.: 65-71.
  • 長澤榮治 「都市化と社会的連帯—上エジプト農村とアレキサンドリア市港湾労働者社会との事例比較」 加納弘勝 編 研究双書 第405巻 『中東の民衆と社会意識』 アジア経済研究所、1991.、211-262.
  • 長澤榮治 「世界綿業の展開とエジプト農村の労働力問題」 世界史を問う 第10巻 『世界の構造化』 岩波書店、1991.、105-132.
  • 長澤榮治 「アスワン・ハイダムの建造が環境に与えた影響について」 『環境情報科学』 第19巻 第3号 環境情報科学センター (1990.)、6-12.
  • 長澤榮治 「エジプト資本主義論争の構図と背景」 長澤榮治 編 研究双書 第392巻 『東アラブ社会変容の構図』 アジア経済研究所、1990.、102-257.
  • 長澤榮治 「エジプトにおける家族関係の近代化」 『現代の中東』 第2号 アジア経済研究所 (1987.).
  • 長澤榮治 「エジプトの農業労働力と労働移動」 鈴木弘明 編 研究双書 第353巻 『エジプト経済と労働移動』 アジア経済研究所、1986.、93-149.
  • 長澤榮治 「エジプト—食料補助金と都市貧困層」 宮治一雄 編 アジアを見る眼 第67巻 『中東の開発と統合』 アジア経済研究所、1985.、114-136.
  • 長澤榮治 「エジプトの移動労働者」 『アジア経済』 第21巻 第11号 アジア経済研究所 (1980.)、57-75.
  • 書評論文・書誌紹介

  • 長澤榮治 「書評:北澤義之著『アラブ連盟』 」 『イスラーム世界研究』 第9巻 (2016.3 )、344-346.
  • 長沢栄治 「書評:栗田禎子著『中東革命のゆくえ 現代史のなかの中東・世界・日本 」 『経済』 第234号 新日本出版社 (2015.3 )、136-37.
  • 長沢栄治 「書評: 横田貴之 現代エジプトにおけるイスラームと大衆運動」 『イスラーム世界研究』 第1巻 第1号 (2007.6 )、244-247.
  • 長澤榮治 「書評: 三浦徹 岸本美緒 関本照夫 比較史のアジア−所有・市場・公正−」 『イスラム世界』 第65巻 日本イスラム協会 (2005.)、87-93.
  • 長澤榮治 「書評: 加藤博 イスラム社会論」 『社会経済史学』 第69巻 第1号 社会経済史学会 (2003.)、103-105.
  • 長澤榮治 「書評: 臼杵陽 イスラムの近代を読み直す」 『民博通信』 第98号 国立民族学博物館 (2002.)、25-25.
  • 長澤榮治 「書評: サイイド・オウェイス 私が背負った歴史(ひとつの事例研究)」 『イスラム世界』 第46巻 日本イスラム協会 (1996.)、34-40.
  • 長澤榮治 「書評: 加藤博 私的土地所有権とエジプト社会」 『アジア経済』 第36巻 第10号 アジア経済研究所 (1995.)、80-84.
  • Nagasawa, Eiji 「書評: Hiroshi Kato The Private Landownership and the Egyptian Society」 『日本中東学会年報』 第10号 日本中東学会 (1995.)、223-230. (英語)
  • 口頭発表

  • 長沢栄治 「アラブ現代史を見る視角~革命の四年間を振り返って」 日本ムスリム協会 日本ムスリム協会 2015年10月4日.
  • 長沢栄治 「アズハルと2011年エジプト革命」 東京国際大学国際交流研究所 東京国際大学国際交流研究所 2015年5月30日.
  • 長沢栄治 「近代エジプトにおける革命の系譜~2011年革命への道」 日本中東学会 東京大学 2014年11月19日.
  • 長沢栄治 「アラブ革命の時代」 知の拠点セミナー(国立大学共同利用・共同研究拠点協議会) 京都大学 2014年9月19日.
  • Nagasawa, Eiji. "Migration and Regional Identity in the Middle East." Presented at the Conference Proceedings Asia in the Twenty-First Century towards a New Framework of Asian Studies, Tokyo, 1996: 88-97.
  • 一般向け記事

  • 長沢栄治 「IS問題を考える―「文明」対「野蛮」の図式を超えて 」 『市民の意見』 第154号 市民の意見30の会 (2016.2 )、10-12.
  • 長沢栄治 「革命から四年後のエジプト 」 『小日本』 第23号 坂の上の雲ミュージアム (2015.9 )、16-18.
  • 長沢栄治 「エジプト革命の現在―反動の暗雲の下で 」 『市民の意見』 第143号 市民の意見30の会 (2014.4 )、24-25.
  • 長沢栄治 「エジプトに彷徨う「ナセルの亡霊」―7月3日が突きつけた課題 」 『世界』 第849号 岩波書店 (2013.11 )、243-47.
  • 長澤榮治 「二人のアラビスト 」 『経友』 第160巻 東京大学経友会 (2004.)、115-119.
  • 長澤榮治 「中東における民主主義 エジプトの民主化と経済改革をめぐって 」 『地域研究』 第6巻 第1号 国立民族学博物館地域研究企画交流センター (2004.)、142-145.
  • 長澤榮治 「「アジア研究情報Gateway」への招待 」 『明日の東洋学』 第11巻 東京大学東洋文化研究所附属東洋学研究情報センター (2004.)、2-4.
  • 長澤榮治 「報復の歓喜の叫び 」 『中東研究』 Ⅳ 中東調査会 (2003.)、74-75.
  • 長澤榮治 「最古の図書館とこれからの図書館 」 『アジ研 ワールドトレンド』 第90号 日本貿易振興会アジア経済研究所研究支援部 (2003.)、4-5.
  • 長澤榮治 「また何度目かの湾岸戦争—現代メディアとイスラーム 」 『本の窓』 小学館 (2001.)、10-13.
  • 新聞記事

  • 長沢栄治 「「テロとの戦い」の時代にひるまない―日本と中東」 『長周新聞』 2016年1月1日 朝刊、8、長周新聞社.
  • 事典等項目

  • 長澤榮治 「新聞産業(イスラムの)」 川北稔 編 歴史学事典 第13巻 『所有と生産』弘文堂、 (2006. ).

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