講演概要
ミャンマーは、人口の80%以上が仏教を信仰しているといわれています。
しかしそのあり方は、日本の仏教と大きく異なっています。
それでは、ミャンマー仏教の教えとは、どのようなものでしょうか。
そして、その教えを人々はどのように生きているのでしょうか。
本講座では、ミャンマーでの現地調査で得た情報にもとづいて、みなさまをミャンマー仏教の世界へと誘います。
講師紹介

ミャンマー(ビルマ)の仏教について、文化人類学的な観点から研究しています。特に「宗教とカネ」「宗教組織の経営」という問題に関心があります。近年は、ミャンマーでの研究を継続しつつ、日本での研究も始めています。主要業績:『世俗を生きる出家者たち:上座仏教徒社会ミャンマーにおける出家生活の民族誌』(2014年、法蔵館)
1979.5 | 福岡県生まれ |
2003.3 | 東京大学教養学部・卒業 |
2005.3 | 東京大学大学院総合文化研究科修士課程・修了 |
2013.3 | 東京大学大学院総合文化研究科博士課程・単位取得満期退学 |
2013.4 | 国立民族学博物館外来研究員 |
2013.12 | 博士(東京大学、学術) |
2014.4 | 東京大学大学院総合文化研究科・学術研究員 |
2015.4 | 南山大学人類学研究所・第一種研究所員/人文学部・准教授 |
2017.4 | 東京大学東洋文化研究所・准教授 |