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自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)が開催されました

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)が開催されました

 東洋文化研究所では、一定の年齢に達した教員が、自身のそれまでの研究業績を総括し、今後の研究活動の方向について語る「自己点検・評価セミナー」を、2011年度から実施している。今回はその一環として、昨年4月に55歳を迎えられた髙橋昭雄教授による自己点検評価セミナーが開催された。

 髙橋教授は房総半島の専業農家の長男として生まれ、京都大学で経済学の博士号を取得され、以降、1986年から現在に至るまで、200カ村以上に及ぶミャンマーの農村を歩き続け、ミャンマーの農村社会とその変容について、精力的な研究を続けてこられた。本セミナーでは、農地の管理や相続をあらわすミャンマー語のいくつかのキーワードを軸に、ミャンマーの農村社会とその変容について、とりわけ当国の政治経済体制の変遷に注意を置きつつ、約1時間に渡る説明が行われた。その後、約20名の参加者を交え、終了時刻をオーバーして、活発な議論が展開された。


日時: 2013年1月17日(木) 14~16時

会場: 東京大学東洋文化研究所 3階 大会議室

題目: 「キーワードから考えるミャンマー農村」

報告者: 髙橋 昭雄 (東洋文化研究所・教授)

司会: 大木 康  (東洋文化研究所・所長)

コメンテーター :
奥平 龍二 (東京外国語大学・名誉教授)
宮田 敏之 (東京外国語大学・教授)

要旨
ビルマ式社会主義に末期にあたる1986年から現在に至るまで、 200ヵ村以上に及ぶミャンマーの村々を歩き続けてきた。 本報告では、社会主義体制、軍事政権、そして民主化と変遷した 政治経済体制に村人はどのように対応してきたのか、その結果村 にはどんな社会経済構造が生起しそれはどのように変化してきたのか、そしてそもそもミャンマーにおける村とは何か、といった問題に対して、報告者が村人たちとの対話の中から発見したミャンマー語のキーワードを導きの糸として、私なりの答えを 提示してみたい。


自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
髙橋昭雄(東洋文化研究所・教授)

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
大木康(東洋文化研究所・所長)

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
コメンテーター:奥平 龍二
(東京外国語大学・名誉教授)

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
コメンテーター:宮田 敏之
(東京外国語大学・教授)

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
会場の様子

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
会場の様子

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
会場の様子

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
会場の様子

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
会場の様子

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
会場の様子

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
会場の様子

自己点検・評価セミナー「キーワードから考えるミャンマー農村」(髙橋 昭雄 教授)
会場の様子



登録種別:研究活動記録
登録日時:TueJan2210:00:312013
登録者 :高橋・野久保(撮影)・山下・藤岡
掲載期間:20130117 - 20130417
当日期間:20130117 - 20130117