News

教員の新著が刊行されました
伊藤邦武・山内志朗・中島隆博・納富信留 責任編集『世界哲学史2―古代Ⅱ 世界哲学の成立と展開』(ちくま新書・全8巻)

編著者からの紹介

 

 「世界哲学」という新しい概念は、これまでの欧米中心的な哲学観を揺さぶりながら、その他の地域の哲学を普遍的なものに向かって開こうとする発見的な概念です。それを「世界哲学史」という歴史的な編成によって示そうとするのが、この『世界哲学史』全8巻のシリーズの意図です。「世界」、「哲学」、「歴史」という概念が問い直され、結び直されるダイナミズムが表現されるはずです。東アジア藝文書院からは、中島隆博を含めて、納富信留先生、石井剛先生に寄稿していただいております。

 第二巻では、キリスト教、仏教、ゾロアスター教、マニ教といった諸宗教が世界を循環し始め、世界哲学が成立し展開する時期を扱っています。

 


目次等、詳細情報は教員の著作コーナーに掲載した記事をご覧ください。



登録種別:研究活動記録
登録日時:ThuFeb2010:33:442020
登録者 :中島・野久保(撮影)・田川・藤岡
掲載期間:20200221 - 20200520
当日期間:20200220 - 20200220