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国際交流基金の「第2回 次世代日本研究者協働研究ワークショップ」参加者が、 本研究所を訪問しました

 国際交流基金が組織した「次世代日本研究者協働研究ワークショップ」に参加した若手研究者及び日本研究の若手教員が、2019年11月28日(木)に本研究所を訪問し、国際総合日本学(GJS)ネットワークの関係者及び本学大学院生と意見交換をしました。
  2019年2月に第1回が実施された上記ワークショップは、国際交流基金が支援している、アジア地域における日本研究拠点と協力し、ソウル大学や北京日本学研究センター、復旦大学、香港大学、アテネオ・デ・マニラ大学、ベトナム国家大学、インドネシア大学、ジャワハラル・ネルー大学など16の研究機関から推薦された合計25名の修士・博士課程の学生を対象に組織されたものです。日本研究を志す若手研究者間のネットワーキングを進めるとともに、個々の参加者の一層の研究の深化と視野の拡大を目的に、今回2回目のワークショップがデザインされ、本研究所の園田教授が前回同様、そのアドバイザー役を果たしました。今回は初めて上記研究機関から教員も招聘され、28日の本研究所訪問の際には、フィリピン大学とインドネシア大学から参加した教員2名も合流しました。
  自己紹介に始まり、本学におけるGJSの歴史と役割に関する説明が終わった後に、アジア各地で日本研究を進める際に直面する困難とその克服方法、日本研究を行う意義、そのメリットとデメリットなどをめぐり、意見交換がなされました。GJS主催のイベントに参加したことがある農学生命科学研究科や学際情報学府から修士・博士学生も4名参加し、英語で活発なやりとりがなされました。
  意見交換終了後、ワークショップ参加学生を率いたキャンパスツアーが行われ、ワークショップ終了後に開かれた12月2日の懇親会にも、この交流会に参加した本学学生・教員が招待されました。
 日本研究をめぐる環境が目まぐるしく変化する中で、アジア域内のネットワーク化を図る上記ワークショップと本研究所が主導するGJSが意図するところは似ており、今後ともこうした共同作業を進めていくことが強く期待されています。


意見交換会に出席した本学の学生たち

意見を述べるワークショップ参加学生


記念写真に収まるワークショップ参加学生たち



登録種別:研究活動記録
登録日時:ThuDec511:17:382019
登録者 :園田・園田
掲載期間:20191128 - 20200228
当日期間:20191128 - 20191128