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第5回定例研究会

日時   12月7日
場所   東京大学東洋文化研究所 大会議室(三階)
研究部門 附属東洋学研究情報センター
題目   インド・イスラーム建築史再考
報告者  深見奈緒子(東洋文化研究所)
司会   中里 成章(東洋文化研究所)
討論者  桝屋 友子(東洋文化研究所)
発表要旨 
12世紀末以来ムガル朝期まで、インドには、数多くのイスラー
ム建築が建造された。東文研の保存する「インド史跡調査団」の
写真整理と、2000年春のグジャラート、マルワー地方調査を
機に、インド・イスラーム建築史におけるいくつかの問題点を考
えなおす。まず、鍵となる建造物や技法を選んで、ペルシアなど
中東のイスラーム建築との比較をおこない、建築文化移入の時期
と場所をとらえる。渡来した構法がインド土着の構法と折衷する
ことによって、インド・イスラーム建築が創造された。異なる建
築文化の移入に際して、何を選択し、どのような方向性をたどっ
たのかを、インドにおける地域と時代を軸として整理してみたい




登録種別:研究会関連
登録日時:Fri Oct 27 16:01:53 2000
登録者 :研究協力掛
掲載期間:20001027 - 20001207
当日期間:20001207 - 20001207