9月27日(月)から10月1日(金)にかけて、東洋文化研究所1階ホールにおいて「近現代の日本・イラン関係についての文書」展と題するパネル展示が開催された。
この展示会は、日本とイランの外交関係130周年行事のひとつとして、在東京イラン大使館の協力で開催されたものである。展示された写真パネルは、日本国政府特別代表榎本武揚がイラン国王ナーセロッディンシャーへの拝謁が許された写真(1878年)をはじめ門脇季光新任駐イラン日本大使に関する日本国天皇陛下の信任状(1954年)など32点である。
初日の27日には開会式が催され、イラン側からセイエッド・アバス・アラグチ駐日イラン大使とレザー・ナザラハリーイラン外交史文書センター長、外務省から上村司中東アフリカ局参事官、本学からは山田興一総長室顧問がそれぞれ祝辞を述べ、羽田正本研究所長が挨拶をおこなった。また、当日イラン側から貴重なペルシア語図書97冊が本研究所へ寄贈された。