O15

ボーリー=バティヤーリー=カ=マハル(Buli Bhatiyari ka Mahal)とよばれており,アッパーリッジ=ロードとプーサー=ロードとの交叉点の南南東約300メートル,近代の貯水池の南端にほぼ接してある。附図.G-6
南北に走る堰堤につづく小さな城砦風の建造物で,東南隅をかなめとするほぼ扇形の平面をもっている。東面および南面の一部には,バスティオンをもつ高い壁がのこっており,東北隅にある二重の門を通って内庭に入ることができる。内庭の東側には,小さな部屋が並んでおり,西側と,一段と高くなっている西南隅には,建物の痕跡が認められる。なお,南側の一隅には,下水施設がのこっていて興味深い。第Ⅱ期。
東研.Ⅰ-9;ASI.Ⅱ-337

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