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メヘローリー部落の南端の西南方,シャムシー=ターラーブとよばれる池の西北岸の近くにある。附図.F-13
この遺跡をやっとさがしあてたときに,演習中の軍隊のすがたに気がついたので,わずかに1枚の写真を撮影したのみで退散した。ASIは,西側の礼拝壁と,南側の3室からなる建物とをもつモスクとしているが,一見したところでは,礼拝壁は破壊され,南側の建物もまったく改変されてしまっている。建物の配置を,他の同種のものと比較して,ここでは,一応,墓地としておくが,年代については,あるいは,ムガル時代に属する可能性もなくはない。第Ⅲ期(?)。
東研.Ⅸ-115;ASI.Ⅲ-109

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