G08

ラードー=サラーイー部落の北東約500メートルにある。附図.G-12
この墓地は,七つのミヒラーブをもつ礼拝壁と,東南に門をひらく囲壁とによってとり囲まれているが,礼拝壁の中央部をのぞいて,崩壊が著しい。ASIは,北の囲壁に,752A.H.(1351-52A.D.)の年次と,シェイフ=ファリードゥッディーン(Shaikh Farid al-Din)の名を記した近代の碑文があったことを述べているが,現在では,失われてしまっている。南囲壁の外側には,井戸がのこっている。第Ⅱ期。
東研.Ⅹ-22;ASI.Ⅲ-204

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