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グローバリゼーションのインパクトを受けながら、中国圏の社会がどのように変化していくか。こうした視点から、中国に進出した外資系企業や、中国における階層構造を対象に、一次データをもとに調査研究を進めていきました。その結果、『証言・日中合弁』『中国人の心理と行動』『現代中国の階層変動』『不平等国家 中国』『中国社会はどこへ行くか』といった編著書が生まれることになりました。
しかし、中国を見る際に、いつも他国、とりわけ他のアジアとの異同が気になっていました。比較なしに、中国の「独自性」や「独特さ」を理解することができないからです。『アジアからの視線』『日本企業アジアへ』『東アジアの階層比較』といった研究群は、動くアジアを比較するといった企図によってなされた社会学的研究の成果です。
2010年1月時点で進めている/参加しているプロジェクトには、以下のものがありますが、これらの作業を通じて、西欧中心の社会学を脱構築・再構築したいと考えています。
- 「『調和ある社会』の達成可能性に関する日中共同調査研究」(人間文化研究機構、2007~2012年)
- 「現代中国における社会的安定性に関する研究:人の移動からのアプローチ」(旭硝子財団採択プロジェクト、2009~2012年)
- 「『中国』と向き合って:日韓台対中進出企業の現地化プロセスに関する比較社会学的研究」(科研費基盤研究(B)、2009~2013年)
- 「台頭する中産階級とその政治的・社会的インパクト:中印露比較研究」(科研費新学術領域研究、2009~2011年)
- 「アジアの普通の人々の日常生活に関する大量データの理論的実証的研究」(科研費基盤研究(A)、2009~2013年、主査・猪口孝)
