IAS5班の研究会「知識と社会」では、第9回の研究会を以下の要領で開催します。
今回は「総括と展望」の会ということで、共同主宰者のひとり、森本一夫が3年間の研究会活動を振り返り、今後の課題を述べる予定です。また、
これまでの研究会の活動に積極的に参加してくださった皆さんにも、それぞれ(任意の)コメントをいただきたい
と考えています。一家言ある方もない方も、ぜひご参加ください。
旅費の支給ができる可能性もないわけではありませんので、東京近郊以外にお住まいの参加希望者は5班事務局<5jimu@ioc.u-tokyo.ac.jp>まで ご一報ください。
話題提供者:森本一夫(北海道大学文学部、「知識と社会」研究会共同主宰者)
論題 :「「知識と社会」研究会の総括と展望」
日時 :2002年1月27日(日) 14:00〜16:30
(森本発表1時間15分、休憩10分、討論1時間5分)
場所 :東京大学東洋文化研究所3階・第一会議室
※場所は<http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/>で確認可。なお、当日は内側からでなければドアが開きません。できるだけ定時までに建物に入っ
ていただけるようお願い致します。
要旨 :
「知識と社会」研究会は、この3年間に、2回のワークショップを含む9回の例会を開催してきた。「中世」から現代、モロッコから中国、ファト
ワーからNGOと、実に多岐にわたるテーマの研究発表が「知識と社会の相関関係」という枠組みのもとで展開されてきた。そういった研究成果を共
有できたことがこの研究会の最大の成果であったと考えられるが、ではそうして共有されるに至ったものは何なのか、また共有できないかと希望し
たのにできなかったものは何なのか、共同主宰者の責任として、この研究会の活動の総括を試みたい。