ヴェネツィア「カ・フォスカリ」大学アジア・北アフリカ学部講師であるアンドレア・レヴェラント先生を講師に迎え、第9回駒場ASNETセミナー（第24回東アジア国際関係史研究会）を下記要領にて開催いたします。ふるってお集まりください。
| 日時 | 2017年6月7日（水） 16:00-17:30 |
|---|---|
| 場所 | 東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム1 |
| 報告者 | Andrea Revelant氏（Ca’ Foscari University of Venice / Keio University） |
| 題名 | 「第一次国共合作」と「支那赤化」論争 The “First United Front” and the debate on “China’s reddening” |
| 概要 | 「国共合作」の下で実行された第一次北伐のとき（1926～27年）、中国の「赤化」問題が国際的に注目を浴びるようになった。本講演では、当時の有力な新聞雑誌を調査した結果、日本の世論が中国内政と日中関係の両面上、共産主義運動をどのように捉えていたかについて検証する。
In the first stage of the Northern Expedition (1926-27), the issue of China’s “reddening” rose to international attention because of the KMT-CCP alliance. Using a selection of press sources, the talk will address how public opinion in Japan responded to the perceived threat of Communist expansion, both from the standpoint of China’s domestic affairs and Sino-Japanese relations. |
| コメント | 高栁 峻秀 氏（東京大学大学院） |
| 司会 | 川島 真氏（東京大学） |
| 使用言語 | 英語／English |
| 問い合わせ先 | 川島 真 kawashima［at］waka.c.u-tokyo.ac.jp |
※事前のご連絡なくご参加いただけます。直接会場までお越しください。
☆本研究会は、平成29年度～平成31度科学研究費 基盤研究（B）課題番号17H02489「中国のアジア外交―歴史・理念・政策―」（研究代表者：東京大学大学院総合文化研究科教授 川島真）に基づくものです。
☆共催：慶應義塾大学SGUP 日本型民主主義の歴史的構造分析プログラム