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第20回東文研・ASNET共催セミナー「(ソウル)パゴダ公園の誕生及び変容とその都市史的意義」

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【報告】第20回東文研・ASNET共催セミナー
「(ソウル)パゴダ公園の誕生及び変容とその都市史的意義」

第20回東文研・ASNET共催セミナーが2010年12月2日(木)に開催されました。
以下、報告させていただきます。

日時:2010年12月2日(木)午後5時~6時
場所:東京大学東洋文化研究所 大会議室
テーマ:「(ソウル)パゴダ公園の誕生及び変容とその都市史的意義」
報告者:金銀眞(東京大学東洋文化研究所、訪問研究員)


報告要旨
ソウルにおける鍾露大通りの中心部にあるパゴダ公園(現在:タプコル公園と呼ぶ)の誕生と変容について都市史的観点から検討を加えていった。この公園は大韓帝国期に造成された。また、韓国における最初の近代式公園とされており、植民地期まで鍾路一帯ないしは都心地における唯一の公園であった。本報告ではパゴダ公園の始まりから植民地後期の戦時下までの都市空間におけるあり方という観点と、鍾路一帯、広い範囲としてはソウルにおける公園としての役割について考察を行った。