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科目情報

精神保健学特論Ⅰ

川上憲人・西大輔/Norito Kawakami, Daisuke Nishi

※本科目はオンライン講義に移行する可能性があります。オンライン参加のための会議室URL等は、UTASの本科目ページでご確認ください(会議室URLは更新される可能性がありますので、毎週の講義前にUTASを確認してください)。

授業の目標・概要/Course Objectives/Overview

精神保健の疫学や方法論を踏まえた上で、精神保健に関する課題の対策を科学的根拠に基づいて立案するための知識・技術を習得することを目的とする。具体的には、精神保健の疫学や方法論を体系的に理解し説明できること、精神保健の第一次・第二次・第三次予防の科学的根拠の現状について説明できること、グループのメンバーとの協働およびリーダーシップのあり方を学びつつ課題に即した精神保健対策を立案できることを到達目標とする。

科目番号/Course ID Number 41021121
GME-HN6121L2
分野/Field 健康論
単位/Credit 2
場所/Venue 医学部教育研究棟 公共健康医学専攻講義室
授業時間/Semester/Time S1S2
火曜5限 Tue. 5th
使用言語/Language 日本語 Japanese
授業予定/Schedule 4/7  オリエンテーション・総論(川上、西)
4/14 精神疾患の疫学(西)
4/21 精神健康とその評価(西)
4/28 精神保健サービスの利用(西)
5/5  (祝日)
5/12 トラウマと災害精神保健(西、宮本)
5/19 認知行動療法に基づいたアプローチ(今村、西)
5/26 生活習慣に基づいたアプローチ(西)
6/2   課題発表1 科学的根拠に基づく精神保健対策(学生による発表)
6/9   自殺予防対策はどう進めるか(本橋豊)
6/16 認知症ケアの質を改善する(中西三春)
6/23 発表準備(学生による自習)
6/30  薬物対策に何が必要か(松本俊彦)
7/7   発表準備(学生による自習)
7/14 課題発表2 科学的根拠に基づく精神保健対策を立案する(学生による発表)
履修上の注意/Notes on Taking the Course 最終回のみ授業時間が16:50-19:30となるので注意すること。
キーワード/Keywords
教科書/Textbooks 教科書は指定しない。毎回、講義資料を配付する。
参考書/Books for Reference 特になし
授業の方法/Teaching Methods 各回1つのテーマについて担当教員(または外部講師)による講義と討議、質疑を行う。学生は各回の課題について事前に調べ持参する。課題発表1および2の回では、学生がグループでテーマに関して発表し、これに担当教員が補足を行い、全員で討論する。
成績評価方法/Method of Evaluation 出席(30%)、毎回の事前学習(10%)、課題発表2(30%)、個人レポート(30%)により総合的に評価する。
その他/Others