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科目情報

医療コミュニケーション学演習

木内貴弘・奥原剛ほか/Kiuchi Takahiro, Tsuyoshi Okuhara and others

※本科目はオンライン講義に移行する可能性があります。オンライン参加のための会議室URL等は、UTASの本科目ページでご確認ください(会議室URLは更新される可能性がありますので、毎週の講義前にUTASを確認してください)。

授業の目標・概要/Course Objectives/Overview

効果的な医療コミュニケーション(ヘルスコミュニケーション)を行うために必要なスキルを、対人コミュニケーション、メディアを通じたコミュニケーションそれぞれ具体的に取り上げ、演習を行うことによって、「医療コミュニケーション学」の講義で学んだ理論や方略に対する理解を深めるとともに、具体的な医療コミュニケーションの場(医療機関、官公庁、教育機関、研究機関、患者支援組織、マスコミ等)でこれらを生かすことができるようにすることを目的とする

科目番号/Course ID Number 41018122
GME-PH6122S2
分野/Field 健康論
単位/Credit 2
場所/Venue 医学部教育研究棟 公共健康医学専攻講義室
授業時間/Semester/Time S2
水曜3限、水曜4限 Wed. 3rd & Wed. 4th
使用言語/Language 日本語 Japanese
授業予定/Schedule 6月3日(水)13:00-16:40 
ヘルスライティング(1)患者・家族を支援する説明文書を作る (注意:ノートPC持参のこと) 高山智子(がんコミュニケーション学)
 
6月10日(水)13:00-16:40 
ヘルスライティング(2)市民の行動変容を促す保健医療文書を作る (注意:ノートPC持参のこと) 奥原剛
 
6月17日(水)13:00-16:40 
自分を知る・相手を知る MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)演習(1) 園田由紀(日本MBTI協会)
 
6月24日(水)13:00-16:40 
自分を知る・相手を知る MBTI演習(2) 園田由紀(日本MBTI協会)
 
7月1日(水)13:00-16:40 
自分を知る・相手を知る MBTI演習(3) 園田由紀(日本MBTI協会)
 
7月8日(水)13:00-16:40 
行動変容を支援するスキル コーチング演習 田口智博(藤田医科大学)
 
7月15日(水)13:00-16:40 
メディア報道のあり方を考える メディアドクター演習 渡邊清高(帝京大学)
 
7月22日(水)13:00-16:40 
ヘルスライティング(3)発表会・総合討論 (注意:ノートPC持参のこと) 木内貴弘、奥原剛、高山智子、岡田宏子
履修上の注意/Notes on Taking the Course ・「医療コミュニケーション学」講義を受講していることが望ましい。
・MBTI演習については履修登録なしの聴講を認めない。
・6月3日、6月10日、7月22日は各自ノートPCを持参すること。
キーワード/Keywords
教科書/Textbooks 特に指定しない。
参考書/Books for Reference ・石川ひろの 著. 保健医療専門職のためのヘルスコミュニケーション学入門. 大修館書店. 2020
・石川ひろの, 奥原剛, 他著:人間関係論(系統看護学講座 基礎分野). 医学書院. 2018
・田口智博 他著:「特集 コーチング」. 治療, 南山堂. 2016年98巻9月号
・園田由紀 訳:MBTIへの招待―C.G.ユングの「タイプ論」の応用と展開. 金子書房. 2002
授業の方法/Teaching Methods ・各回、課題にもとづいて演習・発表・討論を行う。
・演習毎にプレゼンテーション、レポート提出、相互評価等を行う。
成績評価方法/Method of Evaluation 出席(60%)、演習内でのプレゼンテーション・作成した資料・レポート(40%)によって評価する。演習への参加が前提となるため、やむを得ず欠席する場合には、事前に事情を届け出ること。特にMBTI演習は3回とも出席できることを前提とする。
その他/Others