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科目情報

韓国の社会問題と社会政策(1)

金成垣/Kim Sung Won

※本科目はオンライン講義に移行する可能性があります。オンライン参加のための会議室URL等は、UTASの本科目ページでご確認ください(会議室URLは更新される可能性がありますので、毎週の講義前にUTASを確認してください)。

授業の目標・概要/Course Objectives/Overview

 国際比較とくに日本との比較の視点から,韓国の社会問題と社会政策の歴史と現状および課題について,基礎的な知識と研究方法論を学ぶ。
 近年,急進展している少子高齢化社会とその背後に家族構造の変化や機能の弱体化,それにともなう育児や介護,健康や老後所得の問題等々,さまざまな社会問題が私たちの身近なところであらわれている。しかしそれは単に日本だけに限られたものではない。隣国の韓国でも全く同じ問題が発生している。最近よくいわれる非正規雇用やワーキングプア,ブラック企業や過労自殺などとかかわる労働環境の悪化や失業・貧困問題も同様であり,それらの問題の解決のための社会政策の改革も日韓共通の課題となっている。本授業では,日韓比較の視点から韓国の社会問題とその対策としての社会政策の特徴とその意味を検討する。

科目番号/Course ID Number 21206510
GHS-KS6B01L1
分野/Field 社会・文化論
単位/Credit 2
場所/Venue
授業時間/Semester/Time S1S2
水曜3限 Wed. 3rd
使用言語/Language 日本語 Japanese
授業予定/Schedule 開講時に提示する。
履修上の注意/Notes on Taking the Course 特になし。
キーワード/Keywords
教科書/Textbooks 特になし。
参考書/Books for Reference 特になし。
授業の方法/Teaching Methods ・講義方式とゼミ方式を併行する。
・講義方式では,本講義のキーワード関する理論的整理と日韓の社会問題と社会政策の歴史と現状について解説を行う。
・ゼミ方式では,講義をもとに,参加者が自分の問題関心を絞り,文献報告や研究報告を行う。
成績評価方法/Method of Evaluation 授業への貢献度およびリアクション・ペーパー(40%),期末レポートあるいは期末試験(60%)で総合的に評価する。
その他/Others