公開シンポジウム
「<ひと > から問うジェンダーの世界史」3巻本合評会

第１巻『「ひと」とは誰か？―身体・セクシュアリティ・暴力』(大阪大学出版会, 2023年9月)
第２巻『「社会」はどう作られるか？―家族・制度・文化』(大阪大学出版会, 2024年3月予定)
第３巻『「世界」をどう問うか？―地域・紛争・科学』(大阪大学出版会, 2024年3月予定)

【日時】2024年3月10日（日）13：00-17：30
【場所】奈良女子大学　文学部S棟１Fラウンジ（奈良市：近鉄奈良駅徒歩5分）／オンラインzoom
【お申込み】https://forms.gle/12m2akMnKJLXndV28
　3月4日までにお申し込みください。後日、URLをお送りいたします。

【プログラム】
１３：００～１３：１０　開会挨拶・趣旨説明
三成美保（追手門学院大学教授・奈良女子大学名誉教授）

１３：１０～１３：４０　各巻の特徴（個性・趣旨）の説明
　第1巻　三成美保
　第2巻　姫岡とし子（東京大学名誉教授）
　第3巻　井野瀬久美恵（甲南大学教授）

１３：４０～１４：５０　書評（１）ジェンダー史の可能性と高校歴史教育へのインパクト
「ジェンダー史の可能性」　成田龍一（日本女子大学名誉教授）
「高校世界史にジェンダー史を主流化させる」　小川幸司（長野県伊那弥生ケ丘高校教員）
「高校歴史教育の現場の視点から」　川島啓一（同志社高校教員）

１４：５０～１５：００　休憩

１５：００～１６：００　書評（２）ジェンダー史の課題と展望
　「第1巻を中心に医療史や身体史に関して」海原亮（住友史料館主席研究員）
　 　「第2巻を中心に家族史や文化史に関して」平井晶子（神戸大学教授）
　「第3巻を中心に科学史や環境史に関して」弓削尚子（早稲田大学教授）

１６：００～１７：２５　全体討論：司会　三成美保

指定コメント
「イスラム研究の立場から」長沢栄治（東京外国語大学AA研フェロー、東京大学名誉教授）

書評・コメントへの応答
第1巻編者：三成美保・小浜正子（日本大学教授）・鈴木則子（奈良女子大学教授）
第2巻編者：姫岡とし子・小野仁美（東京大学助教）
第3巻編者：井野瀬久美惠・粟屋利江（東京外国語大学名誉教授）・長志珠絵（神戸大学教授）
全体討論（45分）

１７：２５～１７：３０　総括・閉会挨拶　鈴木則子

【主催】
比較ジェンダー史研究会：科学研究費基盤研究（Ｂ）「『アジア・ジェンダー史』の構築と『歴史総合』教材の開発」（研究代表者：三成美保・追手門学院大学）

【共催】
医療とジェンダーの歴史研究会：科学研究費基盤研究（Ｃ）「疫病経験の生活史～幕末コレラ史料を素材に」（研究代表者：鈴木則子・奈良女子大学）
科学研究費基盤研究（A）「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」（研究代表者：長沢栄治・東京外国語大学）
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター

【お問い合わせ】
イスラーム・ジェンダー学科研　office☆xxxxx-xxxxxx.jp
※☆を@に変更してください。