おしらせ

アジア古籍保全 講演会・ワークショップを開催します


東洋文化研究所では、アジア古籍に携わる方や興味がある方を対象に、各分野の専門家を招き、
アジア資料の劣化対策や保存、利用にまつわるシンポジウムを開催します。

起こった損傷に対応するのではなく、環境管理によって劣化を未然に予防しようというテーマの
講演や、貴重書の媒体変換の事例報告、現場の豊富な経験・知識を生かした保存と修復関連のワ
ークショップを行います。皆様のご参加をお待ちしています。

開催日 2005年12月16日(金)
場 所 東京大学東洋文化研究所
定 員 Aコース60名 Bコース各20名
応募方法 ハガキまたはE-mailにて、住所、氏名、電話番号、ご希望のコース(AまたはB)をご記入の上、下記までお申し込みください。Bコースをご希望の方は、必ずワークショップの内容1~3から、第1希望・第2希望を1つずつご選択ください。参加費は無料です。
申し込み先東京大学東洋文化研究所図書室
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
lib-info@ioc.u-tokyo.ac.jp
応募締切 2005年11月30日(水)必着
コース時間内容講師等
A 10:00-10:10 開会挨拶 田中 明彦
(東京大学東洋文化研究所長)
10:10-11:10 講演1 書籍の有害生物管理
-IPMを中心に-
木川 りか
(東京文化財研究所保存科学部主任研究官)
11:10-12:10 講演2 アジア古籍のための環境管理 稲葉 政満
(東京藝術大学大学院美術研究科助教授)
13:15-14:15 事例報告 国際連携漢籍資料庫の夢
-漢籍のデジタル化について-
丘山  新
(東京大学東洋文化研究所教授)
B 14:30-16:30 ワーク
ショップ
1 保存管理と補修計画
-アジア近現代資料を中心として-
小島 浩之
(東京大学経済学部資料室助手
14:30-16:30 2 紙媒体資料の劣化と予防的保存
手当て
木部  徹
((有)資料保存器材)
14:30-16:30 3 古文書古典籍の装幀形態と料紙
及び修補作業
吉野 敏武
(宮内庁書陵部修補係長)

お知らせ一覧  トップページ