イスラーム地域研究5班
研究会案内

5 班 b グループ 第 6 回研究会のおしらせ

「イスラーム圏における国際関係の歴史的展開−オスマン帝国を中心に−」

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「イスラーム圏における国際関係の歴史的展開−オスマン帝国を中心に−」は、1999年度第3回(通算第6回)研究会を以下の要領で開催いたします。

 本年度より新プロ5班bグループ「地域間交流史の諸相」の研究会としても位置づけられております。

 本プロジェクトの研究会は公開ですので、御関心のある方は、どうぞふるって自由に御参加ください。事前の連絡は必要ありません。

日時:1999年10月30日(土)午後2時から6時まで

場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
   4 階・大会議室( 2 号館)
   〒114-8580 東京都北区西ヶ原4-51-21

交通:

1)JR山手線大塚駅もしくはJR京浜東北線王子駅より都電荒川線で「西ヶ原4丁目」下車、徒歩5分

もしくは

2)都営地下鉄三田線西巣鴨駅より徒歩10分

もしくは

3)JR山手線巣鴨駅または営団地下鉄南北線西ヶ原駅より徒歩15分

会議内容:

研究報告

  1. 佐原徹哉(AA研共同研究員・東京都立大学人文学部・助手)
    「多元主義社会の試み、タンズィマート期のバルカンにおける都市行政――ベレディエ制度の成立と実態――」

  2. 2)野坂潤子(AA研共同研究員・東京都立大学大学院)
    「帝政ロシア支配下のカフカス社会 ――1910〜11年のN.M.レインケ調査報告にみる法と裁判――」

 今回は、19世紀から20世紀にかけての時期、オスマン帝国の西部地域(バルカン)と、東部の領域外ではあるものの隣接してオスマン帝国と深い関わりを持ってきたカフカス地域を対象にして、複合的な構成を持つ社会が、内外の圧力の中でいかなる変容を遂げたか、といった問題を中心に検討する機会になろうかと存じます。

 なお、研究会の終了後、近くで懇親会を予定しておりますので、こちらへの御参加も歓迎いたします。

お問い合わせ先:黒木 英充
e-mail: kuroki@aa.tufs.ac.jp
tel:03-5974-3801(研究室直通)


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