「スーフィズム研究動向研究会」(2c)、「イラン概念研究会」(2c)及び「聖者信仰研究会」(5a)では共同で、クルド社会とスーフィズムの問題を取り上げた"Agha, Shaikh and State"で著名なブライネッセン先生をお招きし、クルド人とイスラームをめぐる先生のご研究の一端を発表していただくことになりました。ふるってご参加下さい。
日時:1998年10月30日(金)午後3時30分より
場所:東京大学文学部アネックス大会議室
講演者:マルティン・ファン・ブライネッセン先生(ユトレヒト大学教授)
The religion in Kurdistan: between orthodoxy and heterodoxy, mysticism and political activism.
コメンテーター:山口昭彦氏(東京大学助手)
問い合わせ先:小林寧子(愛知学泉大学経営学部)
0565-35-6561(研究室)
E-mail: kobayasi@gakusen.ac.jp
ブライネッセン氏略歴
オランダの人類学者マルティン・ファン・ブライネッセン博士(ユトレヒト大学文学部教授)が文部省科研プロジェクト「イスラーム地域研究 」第2班の招聘で、10月26日から11月7日まで日本に滞在されます。
ブライネッセン先生は、インドネシアのイスラームの中でも、特に「伝統派」の動きに注目され、タレカット(イスラーム神秘主義教団)、ナフダトゥル・ウラマー(インドネシア最大の社会宗教団体)に関する研究を次々と発表してこられました。その研究のめざすところは、「伝統派」の「知」の世界を内在的に理解し、そのダイナミズムを描きだすところにあります。1990年代のインドネシア・イスラームに関する研究に最も刺激を与えた研究者と言えるでしょう。
ブライネッセン先生の略歴
インドネシアに関する主要な業績は以下の通り(いずれもインドネシア語で出版)
また以下のタイトルで講演(英語)が行われますので、是非お集まりください。
(1)日時:1998年10月31日(土)午後3時より6時まで
場所:上智大学10号館322教室(3階会議室)
講演会のあと、同じ会場で懇親会を行います。会費は一般千円、学生五百円です。
こちらの方も奮ってご参加ください。
*この講演会は上智大学アジア文化研究所主催、東南アジア史学会関東例会共催、「イスラーム地域研究」プロジェクト第2班共催で行われます。
(2)日時:1998年11月5日(木)午後3時より6時まで
場所:京都大学東南アジアセンター東棟2階教室
講演会のあと、近くで懇親会を行います。こちらの方も奮ってご参加ください
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