aグループ第9回「中東の都市空間と建築文化」研究会のご案内
第9回研究会を下記の要領にて開くことが決まりました。2001年度2回目の会です。万障お繰り合わせの上、
みなさまお誘いあわせの上、是非ご出席ください。テーマは「インド西部地震とグジャラートの歴史的建造物」
です。
2001年1月26日にインド・グジャラート州西部を襲った大地震は、マグニチュード6.9を記録しました。グジャ
ラート州は、古くはインダス文明期から仏教建築、ジャイナ教建築、ヒンドゥー建築、イスラーム建築、伝統的
集落などさまざまな分野にわたる建築遺産の宝庫です。その後、日本からも多くの援助が寄せられていますが、
歴史的建造物の被害に対する調査や修理はどのような状況になっているのでしょうか。
地震国日本の蓄積から何らかの協力ができるのではないでしょうか。発表に続いて、現代において、国際協力の
中で歴史的建造物の保存をどのように考えていくべきなのかを議論したいと思います。
日時 : 2001年6月9日(土) 13:30〜18:00
場所 : 東京大学東洋文化研究所・3階大会議室
発表者とタイトル(仮題) :
山根 周(滋賀県立大学)
「インド西部地震被害調査から」
花里利一(大成建設)
「地震による歴史的建造物の被害」
深見奈緒子(東京大学)
「グジャラートのイスラーム建築」
※同研究会の第8回例会(北アフリカ建築について)を、来る5月19日(土)に開催致しますので、そちらにも是
非ご参加下さい。