bグループ「地域間交流史の諸相」第4回研究会のご案内
地域間の接触や交流、異文化の摩擦や融合の諸相を
考える5−bグループでは、本年度第2回目の研究会として、
「日本史特集」を企画しました。外国研究と日本研究が遊離し、
双方が必ずしも共通の論点を持ちえなかったのが、従来の
わが国学界における問題点の一つだったかと思います。
地域の捉え方や地域間の交流に関して積極的に発言し、
日本史研究の最前線で活躍されている三人の専門家を
迎えての研究会は、日本史と外国史の間の障壁を取り払い、
新しい「学融合」を生み出すための絶好の機会です。
参加資格等は特にございません。年末のお忙しい時期
ではありますが、ぜひご参加下さい。
- 日時 : 2000年12月17日(日)13:00〜18:00
- 場所 : 東京大学東洋文化研究所・3階大会議室
- 報告 : 荒野 泰典(立教大学文学部)
『長崎の子供たち―近世日本の「国際結婚について」―』
高橋 公明(名古屋大学大学院国際開発研究科)
「海域世界の中の済州島と高麗」
村井 章介(東京大学大学院人文社会系研究科)
「『海東諸国記』と陶磁の道」
- ※当日は日曜日のため、研究所入口の自動ドアがロック
されている場合がございますので、その際は入口の掲示
にご注意下さい。