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◇ No.24 (2014/4/18)
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ティムール・ダダバエフ『中央アジアの国際関係』を語る
本書は中央アジア諸国間の関係を中心課題として念頭に置きながら、中央アジア諸国と周辺諸国の関係に
着目し、その歴史や特徴、現状を把握した上で将来性に言及した。
諸国間関係にかかる中心的問題認識の一環として、まず、中央アジアに歴史的に影響力を持ってきた
ロシア、近年この地域における影響力を拡大しつつある中国そして中央アジア諸国との関係を構築
しつつある日本との関係を取り上げた。
そして中央アジア諸国間の関係に言及し、水・領土問題の分析を進めた。これらは今後の中央アジア
地域研究において重要な課題として取り上げられ続けると思われる。
東京大学出版会 2014年2月
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-036252-8.html