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自著を語る

東京大学東洋文化研究所蔵程乙本紅樓夢(上)

大木 康 (編集)

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◇ No.39 (2014/12/19)
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大木康 『程乙本紅樓夢』 を語る

東洋文化研究所図書室、倉石武四郎教授旧蔵の倉石文庫に蔵される『紅楼夢』程乙本及び伊藤漱平教授
旧蔵両紅軒文庫に蔵される『嬌紅記』の影印本が汲古書院から刊行されました。

清代の小説『紅楼夢』には多くの版本がありますが、程甲、程乙の両本は最初期の印刷本として、
とりわけ貴重なものです。奇しくも本所図書室には、この程甲、程乙の両本がそろって収蔵されており、
昨年の両紅軒文庫蔵『紅楼夢』程甲本に続く影印出版です。

『嬌紅記』は、明刊の小説で、世界にただ一つしかない貴重な版本です。

汲古書院 2014年11月
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/news/news.php?id=WedNov190245072014