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他団体主催イベント

科研費研究グループ「マイノリティの社会運動と政策イシュー形成過程の領域横断比較研究」主催「マイノリティと社会運動の現在(いま)」

  • Workshop
  • 研究会

以下の要領で連続公開研究会が開催されますので、ご案内いたします。ふるってご参加ください。

 

科研費研究グループ「マイノリティの社会運動と政策イシュー形成過程の領域横断比較研究」は、これまで東アジアにおけるジェンダー、セクシュアリティ、ディスアビリティ、貧困、若者、労働などの領域のマイノリティの社会運動と政治・政策との関係について、民主化運動、脱植民地化、マイノリティの権利と差別解消を求める国際的な運動の展開などの背景とも交差させつつ領域横断的に研究を行ってきました。
公開研究会「マイノリティと社会運動の現在(いま)」は、その研究の成果をより広く共有し、今後の東アジアにおけるマイノリティの社会運動の展開に貢献することを目的とした連続公開研究会です。
これまで研究にご協力いただいた方や団体を中心に、日本を含む東アジア各国から講師を招いてそれぞれの現状と課題について講演していただき、今後の展望や領域横断的な展開の可能性について議論を深めたいと思っております。

第一回は8月6日(木)に開催します!
今年韓国で最も話題となったデジタル性暴力事件「n番部屋事件」において、最前線で活動した韓国サイバー性暴力対応センターの事務局員の方に講演していただきます。
(「N番部屋事件」:メッセンジャーアプリ上で複数の女性を脅迫して撮影させた映像を有料公開していた、大規模な性犯罪事件)

また、第二回は中国のポスト米兎(me too)のフェミニズム運動として、中国の若手行動派フェミニストの肖美麗さんをお招きします。「フェミニスト徒歩旅行」「(DV防止の)血染めのウェディングドレス」などの活動で有名な肖さんは、中国のフェミニズムをけん引する存在です。ネット上の政府の検閲とどう戦うか、運動の中で直面している問題などを語っていただきます。

第三回は、香港で警察や政府側の人々による、民主化運動への弾圧としての性暴力に対応してきた香港の性暴力被害者支援団体から、アクティビストをお招きします。
ご本人の安全のため、この回は参加者の方もビデオをオンにしていただくなど、ご協力をお願いします。また、明らかなニックネームや匿名でのご参加はご遠慮ください。
その後も、DPI女性障害者ネットワークの藤原久美子さんなど、魅力的なゲストが続きます。
スケジュールは末尾の通り、お申込みはpeatixからしていただけます!
お申込み https://sminority.peatix.com/

 

講師プロフィール 更に詳しい講師プロフィールはこちらから→https://wasedaminority.blogspot.com/
今後のスケジュールは下記の情報またはブログをご参照ください。
値段 1回1000円
前半:4回通し券 3500円
後半:4回通し券 3500円
8回通し券:7000円
ふぇみ・ゼミ生:無料
学生:無料
申し込み方法 Peatixの専用サイトでお申し込みください。
https://sminority.peatix.com/
すべてオンラインのセミナーになります。
(申込者に対して当日ウェビナーのURL・ID・パスワードなどの情報を送ります。国際企画のために、各地域使用できるシステムが異なるため、回によって、オンラインシステムが変わります。)
問い合わせ先 主催:s.minority2020@gmail.com
(科研番号18K01975 マイノリティの社会運動と政策イシュー形成過程の領域横断比較研究)
事務局委託:femizemi2017@gmai.com
(ふぇみ・ゼミ~ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール~:http://femizemi.blogspot.com)
注意事項 ※zoom・Cisco・YouTube・Google Driveなどのオンラインシステムのサポートはしません。ご自身で各サイトなどをご覧ください。
 
※参加者の方で画面のキャプチャー、録画・録音はしないでください。
 
※電子配布資料については、お手元にとどめ、個人の参考としていただき、再配布、再利用、転送、転載はなさらないでください。
 
※電話番号について、様々な緊張関係のある状況に置かれているゲストの安全のため、身元確認を兼ねています。お一人必ず一つの有効な電話番号を入れてください。また、日本国内の電話番号でない方、自分の電話がない方は、こちらから確認の連絡をさせていただくことがあります。
 
※ご自身が発言する時以外は、マイクをミュート(消音)にしてください(ホストの側でそのように設定します)。
 
※香港の回については、講演者の安全を確保するため、最初と最後については、かならず参加者もビデオをオンにしていただきます。特段の事情がある方は事前にご連絡ください。
【ZOOM等表示名について】 参加者の皆様のZOOM等の表示名についてお願いがございます。今回講演される講師の方々の中には当該地域の警察機関や政府機関からの監視を恐れる方もいます。
お申し込みの際表示名を入力する欄がありますが、明らかなニックネームや匿名でのご参加はご遠慮ください。(例)「タロー」「あきこ」など名前の一部、「ぽんぽん」「ぽこぽこ」など
必ず参加者ご本人とわかる表示名をご入力ください。(例)「Yamada Taro」「田中花子」などのフルネーム
申し込み名と異なる表示名を使いたい方はご連絡ください。
今後のスケジュール 1.2020/8/6(木) 19:00~21:00「デジタル性暴力とn番部屋」
講師:アン・ヒョンギョン(韓国サイバー性暴力対応センター 事務局員)
センターHP:http://cyber-lion.com/
言語:朝鮮語(通訳:李・イスル)
 
2.2020/8/18(火) 19:30~21:30「Post#米兎のフェミニズム運動」
講師:肖美丽
言語:中国語(Mandarin)、日本語(日中通訳付き)
 
3.2020/9/23(水)19:30~21:30 「香港における社会的葛藤と性暴力(Social Conflicts and Sexual Violence in Hong Kong)」
講師:香港女性団体アドボケイター  Kay
言語:英語
 
4.2020/10/10(土) 14:00~16:00 「周辺から問う―障害女性の運動が重視するもの」
講師:藤原久美子(DPI女性障害者ネットワーク代表)
HP:https://dwnj.chobi.net/
 
5.2020/11/6(金) 19:30~21:30 「若者支援・引きこもり支援における「支援者」と「当事者」の交差性」(仮)
講師①:勝山実 講演タイトル:自立死援(仮)
講師②:岡部茜 講演タイトル:支援者は何を支援するのか(仮)
 
6.2020/12/2(水) 19:30~21:30 「社会運動におけるジェンダーと交差性」(仮)
講師①:伊藤書佳 講演タイトル:極楽中卒ひとり親生活(仮)
講師②:不登校・ひきこもり経験者 社会的企業設立
講演タイトル:「こうあるべき」に殺されかけて、「殺されてたまるか」で今生きている(仮)
 
7.2021/1/25(月) 19:30~21:30「威力による性暴力に対抗する韓国の女性運動-ソウル、釜山市長の事例を中心に」
講師:イ・ミギョン(韓国性暴力相談所所長)
 
8.2020/2/27(土) 14:00~16:00「障害者権利条約と障害者運動の戦略 パラレルレポート作成を手がかりとして」
講師:崔栄繁(認定NPO法人DPI日本会議議長補佐)