An Introduction to Japan-Asia Studies
本科目は、ASNETに参画する教員による「日本・アジア学」の概論と位置づけられる。
様々な視点からアジアを切り取る方法論や知識を学ぶことにより、日本・アジア学の魅力を体験し、国際社会で活躍するためにどのような知識・能力・スキルが必要となるのかを理解する。
授業の目標・概要/Course Objectives/Overview
わが国の国内経済は曲がり角を迎え、多方面で構造改革が叫ばれている。一方で国境の垣根はますます低くなり、世界標準(グローバルスタンダード)が押し寄せてくるとともに、環境問題のように地球全体で取り組むべき課題も山積している。これからは、国際社会で活躍できる人材が求められている。
近年、アジアの成長は目覚ましく、アジアにおける経済、政治、技術、環境など各動向は、国際社会全体を大きく左右する。すなわち、アジアを学ぶことは国際社会で活躍するために不可欠である。
本講義は、本学の「日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET)」に参画する教員による日本・アジア学の概論と位置づけられる。様々な視点からアジアを切り取る方法論や知識を学ぶことにより、日本・アジア学の魅力を体験し、国際社会で活躍するためにどのような知識・能力・スキルが必要となるのかを理解する。
科目番号/Course ID Number | 32032 |
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分野/Field | 教養 Art and Sciences |
単位/Credit | 2 |
場所/Venue | 駒場キャンパス 512教室 Room512, Bldg no.5, Komaba campus |
授業時間/Semester/Time | S semester 月(Mon) 3限 (13:00 – 14:45) |
使用言語/Language | 日本語/Japanese |
授業予定/Schedule | 第1回(4/10)イントロダクション 「地域研究の課題と魅力」(丸川知雄、社会科学研究所) 第2回(4/17)地域文化研究論入門 (村田雄二郎、総合文化研究科) 第3回(4/24)事例1: 社会技術論入門(小松崎俊作、工学系研究科) 第4回(5/ 1)インドにおける社会基盤整備事業とビジネス(小松崎) 第5回(5/ 8)地域としてのインド(冨澤かな、附属図書館U-PARL) 第6回(5/15)ゲスト講師 第7回(5/22)事例2: イスラム圏とハラール産業(後藤絵美、ASNET) 第8回(6/ 5)地域としてのイスラム圏(後藤) 第9回(6/12)事例3: 中国の法とメディア(徐行、東洋文化研究所) 第10回(6/19)地域としての中国(徐) 第11回(6/26)事例4: 日本における移民政策(森川想、工学系研究科) 第12回(7/ 3)ゲスト講師(予定) 第13回(7/10)全体のまとめ |
履修上の注意/ Notes on Taking the Course |
受講生には、授業内での発言やグループワークでの取り組み等、積極的な参加を求める。授業内で扱うケースや地域に関連するニュースや情報を日頃から収集しておくこと。 |
キーワード/Keywords | 日本、アジア、インド、イスラム圏、中国、移民 |
講義文献/Reading Materials | 教科書と参考書は使用しない |
授業の方法/Teaching Methods | 講義およびグループワーク、報告等。 |
成績評価方法/Method of Evaluation | 学期末のレポートによる。 |