ASNET -東京大学 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク--

学部『日本・アジア学概論』(地域文化論Ⅰ)

日本・アジア学概論:国際社会で活躍する基盤を身に付ける

本科目は、ASNETに参画する教員による「日本・アジア学」の概論と位置づけられる。
様々な視点からアジアを切り取る方法論や知識を学ぶことにより、日本・アジア学の魅力を体験し、国際社会で活躍するためにどのような知識・能力・スキルが必要となるのかを理解する。

授業の目標・概要/Course Objectives/Overview

日本の国内経済は曲がり角を迎え、多方面で構造改革が叫ばれている。一方で国境の垣根はますます低くなり、世界標準(グローバルスタンダード)が押し寄せてくるとともに地球全体で取り組むべき課題も山積している。これからは、国際社会で活躍できる人材が求められている。
近年、アジアの成長は目覚ましく、アジアにおける経済、政治、技術、環境など各動向は、国際社会全体を大きく左右する。すなわち、アジアを学ぶことは国際社会で活躍するために不可欠である。
本講義は、本学の「日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET)」に参画する教員による日本・アジア学の概論と位置づけられる。様々な視点からアジアを切り取る方法論や知識を学ぶことにより、日本・アジア学の魅力を体験し、国際社会で活躍するためにどのような知識・能力・スキルが必要となるのかを理解する。

科目番号/Course ID Number 30164
CAS-GC1B21L1
分野/Field 教養
Art and Sciences
単位/Credit 2
場所/Venue 駒場キャンパス5号館 532教室
Bldg.5 Room 532, Komaba Campus
授業時間/Semester/Time S1S2
月(Mon)3 限(13:00–14:45)
使用言語/Language 日本語/Japanese
授業予定/Schedule ※本講義は4/13日開講、大学からの指示のある期間中、オンラインにて行います。

※4/13にオリエンテーションを行います。オンライン化による授業内容の変更、授業の進め方についてお話します。この日はスマートフォンからのアクセスでも構いませんのでできる限り参加してください。

※オンライン講義の準備については下記リンクを参照し、4月20日までに各自行っておいてください。 https://utelecon.github.io/oc/
 
第 1回(4/ 6) 休講
 
第 2回(4/13)オリエンテーション
※授業開始時間にオンライン授業URLにアクセスすること。(UTASおよびITC-LMSを確認のこと)
 
第 3回(4/20)地域文化研究論入門(丸川知雄、社会科学研究所)
 
第 4回(4/27)社会技術論入門 (小松崎俊作、工学系研究科)
※ GW中の課題(インドにおける社会基盤整備事業とビジネス)
 
第 5回(5/11)地域としてのインド(冨澤かな、静岡県立大学)
 
第 6回(5/18)地域としての中国(中村元哉、総合文化研究科)
 
第 7回(5/25)ケースⅡ 1997年・香港返還以降の市民運動(中野嘉子、香港大学)
 
第 8回(6/ 8)ゲスト講師
 
第 9回(6/15)ケースⅢ イスラム圏とハラール産業(後藤絵美、ASNET)
 
第10回(6/22)地域としてのイスラム圏(大塚修、教養学科・総合文化研究科)
 
第11回(6/29)ゲスト講師
 
第12回(7/ 6)ケースⅣ タイにおけるビジネス、政治、慣習 (森川想、工学系研究科)
 
第13回(7/13)講義の総括 「『日本・アジア学』の可能性」

履修上の注意/
Notes on Taking the Course
本講義は東京大学の学部1,2 年生(文科・理科)向けであり、大学院生等は受講できない。

 

受講生には、授業内での発言やグループワークでの取り組み等、積極的な参加を求める。

キーワード/Keywords 日本、中国、東南アジア、南アジア、イスラム圏
授業の方法/Teaching Methods 講義およびグループワーク、報告等。
成績評価方法/Method of Evaluation (1)平常点(授業内での発言およびリアクションペーパー)、(2)課題点、(3)その他加点の合計によって評価する。