松田研究室に入ることを希望する方へ

 松田研究室は、東アジアの国際政治について、多角的な研究を行っています。松田研究室に入ることを希望する方は、以下のエッセイや案内をよく読んでください。

エッセイ・動画

案内1:3つの研究科から選択する

松田康博は東京大学本郷キャンパスにある東洋文化研究所(東文研)の専任教員です。東文研は東京大学の附置研究所であるため、学位を出す課程がありません。ただし、東文研所属の教員は出講している大学院で院生を受け入れ、論文指導をすることができます。私が出講しているのは、4つの大学院ですが、指導教員として学生を受け入れることができるのは、主に本郷キャンパスにある法学政治学研究科(総合法政専攻)、情報学環・学際情報学府(アジア情報社会コース)、駒場キャンパスにある総合文化研究科(地域文化研究専攻)の3つです。
ただし、総合文化研究科(地域文化研究専攻)については、合格しても私の指導を受けられない場合があります。私の指導を受けることを強く希望する方は、指導の便に鑑みて、本郷キャンパスの法学政治学研究科(総合法政専攻)の受験を勧めます。

このうち、情報学環・学際情報学府の「アジア情報社会コース(ITASIA)」は、授業、指導、論文執筆など全てが英語で行われます。他のコースや他の研究科の場合、授業を理解し、文献を読みこなし、論文を執筆するのに必要とされる高度な日本語能力が要求されます。

なお、松田研究室では、月に1回程度のゼミを行い、年に1回ゼミ合宿を行いますが、所属の研究科には関係なく、発表と討論は英語で行います。語学の習得のみならず、入学前に政治学や国際関係論の学習を必ず済ませておいてください。

  1. 本郷キャンパス
  2. 駒場キャンパス

なお、複数の大学院を同時受験することは可能です。つまり、複数の大学院を同時受験し、どちらか合格した方の研究科で指導教員を松田康博にすることが、理論上可能です。ただし受験日程などが関わってくるので、詳しくは各研究科の窓口に問い合わせてください。

案内2:外国人研究生、修士課程、博士課程から選択する

各個人の状況に合わせて、外国人研究生、修士課程、博士課程のいずれかを選んでください。異なる課程の同時受験も可能な場合があります。よく調べてください。外国人研究生に関しては、【http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int/reiki_honbun/au07403371.html】をまず参照してください。

大学院法学政治学研究科への入学に関しては、以下のサイトに詳しい説明があります【http://www.j.u-tokyo.ac.jp/is/gaikokujin.html】。他研究科の入学を希望する方にも有用な情報があるので、よく見てください。外国人研究生の場合は、1年以内の在学が可能です。

日本政府奨学金の場合(日本台湾交流協会奨学金のケースを含む)、面接はなく書類選考のみです。ところが、私費については、書類選考に加え面接がある場合があります。ノービザで日本に来ることができない国の方は、東京大学で「招聘理由書」を作成して面接のための短期ビザ取得のお手伝いをしています。大学院の留学生係などの窓口で問い合わせて下さい。ただ、「保証人」については、ご本人で見つけて下さい。ビザに関する情報は外務省のホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/index.html】を参照してください。

大学院情報学環・学際情報学府への入学に関しては、以下のサイトに詳しい説明があります【http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/admissions】。
外国人研究生の場合、毎学期のはじめ(4月、10月)に入学ができ、在学研究期間は半年ですが、延長が認められれば1年まで在学が可能です。ただし、私は私費留学の研究生を受け入れません。コースや課程により4月入学や10月入学が選べる場合がありますが、アジア情報社会コース(ITASIA)の修士課程・博士課程は、一律10月入学となっています【https://itasia.iii.u-tokyo.ac.jp/admissions】。選考方法は、一律書類選考のみで、それはアジア情報社会コースも同様です。

大学院総合文化研究科(地域文化研究専攻)への入学に関しては、以下のサイトに説明があります【http://ask.c.u-tokyo.ac.jp/application.html】。外国人研究生の場合、毎学期のはじめ(4月、10月)に入学ができ、通算在学期間は通常半年か1年です。大学院総合文化研究科は、専攻毎に入試説明会が行われますので、希望する方は出席を検討するとよいでしょう。

また、入学試験以前に個人的に連絡をとることを認めるかどうかは、各教員の判断にまかされていますが、願書提出以後の接触は、公正を期すために控えてください。私に連絡をとりたい場合は、受験予定の研究科・コース名、過去の学習・研究履歴、および入学後の研究計画を最初に見せて下さい。これらの情報は、受験に合格した後に私が指導できるかどうかを判断するために必要です。また、他の受験生との公平を維持するため、私は入学前の受験生に研究計画を指導することはありません。なお、連絡をいただいても、必ず返信をするとは限りません。

なお、いずれのケースでも、指導教員は入学後に決まります。

外国人留学生の方は、東京大学 留学生支援ウェブサイト【https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/inbound/ja/index.html】から、東京大学受験や入学後の生活などについての一般的な情報を得ることが可能です。

案内3:その他

以上のように大学院に入学する以外に、ポスドク研究員(学術振興会特別研究員等)、訪問研究員、私学研修員として、東文研松田研究室に入ることも可能です【http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/faculty/postdoc.html】。このうち訪問研究員は国外の研究教育機関、私学研修員は日本国内研究教育機関の専任研究員・教員を対象にしています。詳しくはメールで個別にご相談下さい。ただし、必ず返信したり、お引き受けしたりするわけではありません。

*なお、以上の情報は、2020年3月現在のものです。詳しくは各研究科で更新される情報に依拠し、受験者自ら責任を負ってください。本ホームページの運営者は、東京大学大学院の受験に関して、如何なる責任を負うこともありません。以上の情報に誤りがある可能性も排除できません。自分で責任を持ってダブルチェックをしてください。
以上

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