データベース「世界と日本」(代表:田中明彦)
日本政治・国際関係データベース
政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所

[文書名] G8,ブラジル,中国,インド,メキシコ及び南アフリカの首脳,独立国家共同体国家元首会議議長,アフリカ連合議長並びに国際機関の長による声明(第32回サンクトペテルブルク主要国首脳会議‐G8サミット)

[場所] サンクトペテルブルク
[年月日] 2006年7月17日
[出典] 外務省
[備考] 外務省仮訳
[全文]

 我々は、2006年7月11日にムンバイ及びインドの他の地域で発生した野蛮なテロ行為に強い憤りを感じる。我々は、インド政府及びインド国民と共に結束し、犠牲者とその家族に対する深い哀悼の意を表する。

 我々は、全ての合法的な方法により、引き続きテロと闘っていく決意である。我々は、今回の、またその他のテロ攻撃を実行した者、組織した者及び支援した者、そしてテロ攻撃を煽動した者を司法手続に付すために、全ての必要な措置をとる用意があることを表明する。我々は、その際、国際法、特に国際人権法、難民法及び人道法の下での義務に従う。

 我々は、インドと共に、各国及び国際的な平和と安全に対する脅威となるテロと闘う努力を強化するという決意を、一致して有する。