上映会のきっかけは、イラク攻撃に対する掲示板での議論からでした。

以下、先生の書き込みより


...イラク問題の浮上(というか再浮上)から、私はチョムスキーの一連の議論を傾聴するようになり、強く影響を受けています。彼によれば、最大の大量破壊兵器保有国であり、かつ、武器輸出国であり、フセインもかつては支援していたアメリカこそがテロ国家であり、そのテロ国家が「対テロ戦争」を謳うのは完全な茶番であるというわけです。そして、確実にテロを減らすための方法は、これまでアメリカが散々行ってきたテロ支援や武器輸出をやめさせること、それに手を貸さないことだと彼はいいます。

個人として、大学院生としてまずできることは表面的な情報に踊らされず、物事の本質を問い、その裏づけを調べる力をつけることだと思います。そのうえで、議論を喚起し、こうした問題を語れる仲間を増やし、巻き込んでいくことです。大学とは、もともと社会的事象の変化に敏感で、社会運動の指導的役割を果たす場所でしたが、日本ではもはやそうあることを止めてしまっています。がんばらなくても生きられる世の中になったこと、あからさまに正義を語ることへの躊躇、直接関係のなさそうな世界への無関心などが影響しているのでしょう。しかし、わが国際コースがこうした世の流れに沿ってしまっていては終わりです。なぜ悲劇は反復するのか、研究は政治の道具でしかないのか、過去の経験を活かすとはどういうことか。これらをじっくり考えて、自分の心を整えること、その上で周りを喚起すること、これが私たちの仕事でしょう。

近々に、チョムスキーの講演会ビデオの特別上映会を開き、この問題をみなさんと議論したいと思います。...


そんなわけで、話が出たすぐ次の日、上映

上映会 終了後
☆チョムスキー9.11 Power and Terror☆

アメリカにおける最も重要な「アメリカ批判者」であるノーム・チョムスキーの最新インタビューとその記録
会を行いました。

“同時多発テロ”をテーマに、チョムスキーが歴史的事実のみを積み上げて語る日本人へのメッセージを収録する。
チョムスキー9.11
Power and Terror 
上映会


2003 April 1