日本には、現在20万人ほどのムスリム(イスラーム教徒、外国人・日本人含む)が暮らしているとされ、研修や観光などで訪れるムスリムの数も急増している。私たちは、彼らと共に生きていくために何をすべきなのか、どのようなことを考えていけばよいのか。本セミナーにおいては、職場環境や住環境、子どもの教育など、身近なトピックをとりあげて、皆でそれらを考えてみたい。
日時:2020年2月29日(土)13:15~16:50 (開場13:00)
場所:ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL 名古屋大学)(地下鉄名城線・名古屋大学駅下車・1番出口すぐ)
アクセス:http://www.grl.kyodo-sankaku.provost.nagoya-u.ac.jp/library/library-usage#access
プログラム | |
13:15-13:20 | 開会のことば 小野仁美 |
13:20-14:50 |
13:20-13:50 日本の入国管理制度とグローバリゼーション ―とくにムスリムの定住の観点から 伊藤弘子 13:50-14:20 日本における1990年代のイラン人移民と2010年代のクルド人移民 ―異なる問題と共通の問題 森田豊子 14:20-14:50 ムスリム第二世代のアイデンティティ危機とその克服のための取り組み サラ・クレシ好美 |
14:50-15:00 | 休憩 |
15:00-15:50 |
15:00-15:30 滞日インドネシア人看護師・介護福祉士の経験(課題) 奥島美夏 15:30-15:40 ドイツにおけるトルコ移民との比較 コメント:石川真作 15:40-15:50 医療機関におけるムスリム対応 コメント:細谷幸子 |
16:00-16:40 | 質疑応答&総合討論 |
16:40-16:50 | 閉会のことば 長沢栄治 |
17:50-18:20 | 名古屋モスク見学 (希望者のみ事前予約) |
主催:「イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究」(科研費基盤研究A 研究代表者 長沢栄治 東京外国語大学)
共催:「ジェンダー視点に立つ『新しい世界史』の構想と『市民教養』としての構築・発信」(科研費基盤研究A 研究代表者 三成美保 奈良女子大学)
後援:東海ジェンダー研究所 協力:ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL 名古屋大学)
お問い合わせ:イスラーム・ジェンダー科研事務局 islam_gender[at]ioc.u-tokyo.ac.jp