イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究

日本学術振興会科学研究費 基盤研究(A) 
研究代表者:長澤榮治  

2017年3月の活動報告

公開セミナー「イスラーム社会における教育とジェンダー」が開催されました

【趣旨】

本セミナーは、イスラーム社会における教育とジェンダーをテーマに、イスラーム研究者による研究の成果を広く一般に情報提供することを主な目的とする。イスラームに関する情報はメディアを通しては日々流されてはいるものの、その多くは紛争やテロといった事件性のある事柄に傾斜し、ムスリム(イスラーム教徒)の人々の日常生活に関する情報はほとんど伝えられない。

本セミナーでは、トルコ、イラン、マレーシアという3つのムスリム文化圏に根づく教育の実践とジェンダーのあり方を、歴史と現在の両時点から紹介する。それを通して、ムスリムの人々が次世代の人々の教育をどのように考えてきたのか、そして今後、どのようなムスリムを育てようと思っているのか、またムスリムの人々自身がジェンダーと教育をどのように捉えているのかを明らかにする。本セミナーを通して、各地域に根づくイスラームの多様性を伝え、イスラーム理解を促進することが本セミナーの趣旨である。

【プログラム】

モデレーター 服部美奈(名古屋大学)、秋葉 淳(千葉大学)

【セミナースケジュール】

13:30-13:40趣旨説明
13:40-16:10【第1部 イスラーム社会における教育とジェンダー:歴史と現在】
13:40-14:30報告 1:長谷部圭彦(早稲田大学)
  「トルコの教育とジェンダー-オスマン帝国からトルコ共和国へ-」
14:35-15:25報告 2:山崎和美(横浜市立大学)
「近現代イランの教育とジェンダー」
15:30-16:20報告 3:久志本裕子(マレーシア国際イスラーム大学)
「マレーシア・ムスリムの高等教育とジェンダー:女性が活躍するイスラーム系大学の風景から」
16:20-16:30休憩
16:30-17:20【第2部 ディスカッション】
コメンテーター1:嶺崎寛子(愛知教育大学)
コメンテーター2:後藤絵美(東京大学)   
17:20-17:30閉会の辞

【報告要旨】

報告1:長谷部圭彦「トルコの教育とジェンダー-オスマン帝国からトルコ共和国へ-」

トルコ共和国(1923-)は、国民のほとんどがイスラーム教徒であり、ここ十数年は、イスラーム寄りの政党が政権を握っていますが、建国当初は、いわゆる世俗主義が掲げられ、宗教教育も禁じられていました。それは、共和国が、イスラームを最重要の社会秩序としたオスマン朝(ca.1300-1922)を否定して建国されたからでした。本報告では、オスマン朝末期から共和国初期にかけての教育を、それを考えるうえで有用なジェンダーの観点からご紹介します。

報告2:山崎和美「近現代イランの教育とジェンダー」

 一般的イメージとは異なり、現代イランの教育における男女格差は日本と大差なく、大学合格者の約6割は女性である。イラン革命(1979)を機にシャリーア重視の観点から、小中高で男女隔離が徹底されたことが意図せざる結果を招き、医学や理工系で活躍する女性も多い。

 現代に至る女性教育拡大の背景として、近代以降の欧米人の活動、ジャディード教育の進展、国家による政策などが重要である。だが発表者は、ビービー・アスタラーバーディー(1858-1921)やセディーゲ・ドウラターバーディー(1882-1961)といった女性知識人に着目している。女性教育推進のため彼女たちは、保守的な者たちからの攻撃を回避し立憲主義者らの支持を得る戦略として、「近代的イラン女性」という新しい理想的女性像を生み出した。その後、国家が養成を目指した「イラン国民」はあくまで男性であり、女性については「近代的イラン女性」養成が重視されたことを、当時のカリキュラムにおける男女差が如実に示している。

報告3:久志本裕子「マレーシア・ムスリムの高等教育とジェンダー:女性が活躍するイスラーム系大学の風景から」

 マレーシアでは1980年代頃から高等教育が急速に拡大し、2000年代以降の高等教育進学率は30%前後となっている。だがこの高等教育の拡大には、ジェンダーの不均等が伴っていた。女子学生が男子学生の約二倍と、圧倒的に多いのである。学生ばかりではなく、教員もまた男女比が約2:3で女性が上回っている。このような女性がマジョリティを占める傾向は、学生も教員もほぼ全員ムスリムであるイスラーム系大学でも、さらにその中のイスラーム系専攻でも同様である。イスラームの教育は、伝統的には男性が中心的役割を果たしていたが、マレーシアでは高等教育におけるジェンダーの不均衡を反映して、女性の役割が拡大している。このことは、マレーシアのムスリム社会をどのように変えていくのだろうか。本報告では、報告者が勤務するマレーシア国際イスラーム大学を主な事例として、高等教育におけるジェンダー関係と、それがイスラーム教育とムスリム社会におよぼす影響について論じる。

 

【報告者略歴】

長谷部圭彦(早稲田大学)

早稲田大学イスラーム地域研究機構次席研究員。1975年生、2000年北海道大学文学部卒業、2011年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、2015年より現職。博士(文学)。主な業績として、鈴木董編『オスマン帝国史の諸相』山川出版社、2012年(共著)、川村肇・荒井明夫編『就学告諭と近代教育の形成』東京大学出版会、2016年(共著)など。

山崎和美(横浜市立大学)

横浜市立大学学術院国際総合科学群人社会科学系列准教授。2008年3月、東北大学 国際文化研究科 博士後期課程修了(博士号:国際文化)。2008年4月~2009年5月、東北大学 国際文化研究科 専門研究員。2009年6月~2014年3月、公益財団法人 中東調査会 研究員。2009年9月~2014年3月、横浜市立大学 非常勤講師。2010年4月より青山学院大学・駒澤大学 非常勤講師。2014年4月より現職。

久志本裕子(マレーシア国際イスラーム大学)

準備中


国際ワークショップ「快楽の瞬間:現代カイロにおける時間、倫理、欲望」が開催されました

概要

      日時: 2017年3月8日(水曜日) 14:00~16:30(開場:13:30)
      場所: 東京大学東洋文化研究所 3階 大会議室
      講演者:アイモン・クレイル氏(チューリッヒ大学アジア東洋学研究所)
      討論者:岡戸真幸氏(上智大学)、松永典子氏(帝京大学)
      使用言語:英語(通訳なし)
      その他:無料・事前登録不要  ※会の終了後に懇親会がございます(実費)。

講演報告文

【要旨】

2017年3月8日(水)東洋文化研究所大会議室にて、エジプトをフィールドとする人類学者、アイモン・クレイル氏(チューリッヒ大学アジア東洋学研究所)を囲み、「快楽の瞬間:現代カイロにおける時間、倫理、欲望」と題するワークショップを行った。ワークショップは、クレイル氏による報告、クレイル氏とディスカッサント二人(岡戸真幸:上智大学、松永典子:帝京大学)による議論、フロアとの質疑応答の三部構成で行われた。

クレイル氏はまず、発表の中心となる「欲望」という概念について、中東に対する西欧のまなざしという観点から問題化し、中東の「欲望」という主題がいかに現在まで続く、ヨーロッパ中心主義的な「他者」観の源泉として生き続けているかを解説した。クレイル氏によれば、中東やムスリムの「欲望」をめぐるファンタジーは、シリア移民の受け入れが大きな争点となっている現在のヨーロッパ情勢を分析する上でも避けて通れない。また「欲望」は、イスラームや家族といった、生の規範的側面を中心としてきたこれまでの中東研究の今後の展開としても重要な視点であるという。こうした問題意識を念頭に、氏は、カイロの伝統的街区の路面カフェ(現地語では「アホワ」)で行われる男性同士の相互行為と、カイロのカウンセリングセンターで開かれていたセックス教育の授業を題材に、そこで同性間で交わされるセックスに関わる親密なやりとりや、男性が語る結婚・恋愛観について説明した。氏によれば、現代カイロにおける「欲望」の構成には、年齢、世代、社会階級といった様々な属性によって異なる特徴があり、そのありようによって、場所、時間、人物を定義することができるという。

【ディスカッサントによる感想】

岡戸真幸(上智大学)

アイモン・クレイル氏の発表は、現代エジプトにおける愛や欲望といった感情を分析の俎上に載せる刺激的な試みであった。感情の分析は、既存の研究が分析視角としてきた宗教や社会階層などの要因と結びつけては理解しにくく、氏が提起する「中間層」といった概念も含めて、具体的な分析対象をどのように提示し議論を進めるかは、さらなる発展が期待できるだろう。ただし、エジプトにおける欲望や親密性が同性間で共有される感情に留まるとする議論では、男女の空間が分かれてきたイスラーム圏の事情を考慮に入れた分析が今後はより求められるだろう。また、感情という不確かなものをいかに定義し、他者との共通の接点を見出すかは、まだ途上である。欲望などの「負の感情」を語る難しさは、氏の語り口からもうかがうことができた。本会では、ディスカッションにおいて来場者からよせられた様々な現地体験も、総じて欲望をいかに考えるかの契機となった。なお、氏は通常フランス語で思考し、論文を書くと話しており、発表でもフランス語圏の研究者の紹介があった。イスラーム・ジェンダー研究においても、フランス語圏の研究蓄積を渉猟する必要性があるだろう。

松永典子(帝京大学)

クレイル氏の発表がジェンダーの観点から文学を研究する者にとっても興味深いのは、感情や欲望から個人的関係の考察に新たな視座を与えるだけでなく、新たな社会の行く末を暗示しているように思えるからである。たとえばクレイル氏が提示した「インティム(intim)」(親しい友人の意)は、文学理論におけるイヴ・K・セジウィックのホモソーシャル概念とともに考察することによって、社会変動期にあるエジプトの若者たちの欲望の意味をさらに深化させることができるだろう。そうすることによって、アラブの春以前におこなわれたというクレイル氏の研究は、過去の事象の研究となるだけでなく、過去とのつながりから、エジプト社会の未来の担い手である若者たちの新たな人間関係に視座を与えることが可能になるのではないだろうか。

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【講演要旨】

「快楽の瞬間:現代カイロにおける時間、倫理、欲望」

中東のジェンダー研究の多くは、これまで、宗教規範や社会規範を対象に行われてきた。例えば、エジプトの愛や欲望を扱った先行研究では、家族からの期待や結婚できない若者の悩みにしばしば焦点が当てられてきた。 また、近年発展をみせている、ミシェル・フーコーに由来する倫理をめぐる人類学的研究では、エジプトの人びとがイスラーム的な道徳的理想を自分のものにしようと行う自己規律化実践の重要性が主張されている。それらの研究から学ぶべき知見は多いものの、その分析には共通の問題点がある。 すなわち、より良い人間になろうとする未来への努力が前提とされていることである。

本講演ではあえて、その真逆にあるような一晩たてば忘れたくなる、一時の享楽について議論する。人は一時の狂乱に置かれると、ありとあらゆる刹那的享楽を肯定的に評価する。また、今の瞬間を強調することは、その場を共有する人々の間に親密性の共有を促進させる。その結果、人々は普段であれば非難の対象となるような行為に高い価値を見出すようになる。アルコールの摂取、婚外セックスはそのいい例である。このように、時間、倫理、主体性形成の極限を考察する上では、欲望は核となる概念なのである。

【講演者プロフィール】

アイモン・クレイル氏

主にエジプトをフィールドとする人類学者。2012年、カイロにおける愛とセックスの語り方を対象にした論文で社会科学高等研究院(EHESS,フランス)とニューシャテル大学(Université de Neuchâtel,スイス)で博士学位を取得。カイロ大学、ニューシャテル大学、ジュネーヴ芸術デザイン大学、フリブール大学で教鞭をとった経歴を持ち、現在はチューリッヒ大学アジア東洋研究所の研究員である。主要な論文は“Dire le harcèlement sexuel en Égypte: Les aléas de traduction d’une catégorie juridique,” Critique internationale 70, 2016; “Territories of Desire: A geography of competing intimacies in Cairo,” Journal of Middle East Women’s Studies 12: 2, 2016; The Price of Love: Valentine’s Day in Egypt and its Enemies,” Arab Studies Journal 24: 2, 2016など。

【主催】  科研費「イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究」(代表:長澤栄治)
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~nagasawa/index.html

【共催】  国立民族学博物館 現代中東地域研究拠点
http://www.minpaku.ac.jp/nihu/cmmes/index.html

【お問合せ】  islam_gender@ioc.u-tokyo.ac.jp(@を半角にしてご利用ください)

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International Workshop“Moments of Pleasure: Time, Ethics and Desire in Contemporary Egypt”

Presened by Aymon Kreil (Asien-Orient-Institut – University of Zurich)

We cordially invite you to the international workshop on March 8th 2017.

Aymon Kreil is an anthropologist who defended his Ph.D. Thesis on the ways to speak about love and sex in Cairo at the EHESS (Paris), as part of a joint program with the University of Neuchâtel. In this workshop, he is going to talk about the current city scape of Cairo from unique perspectives such as time, ethics and desire.

Date:

March 8th, 2017 2:00-4:30pm

Venue:

The Main Conference Room,     3F, Institute for Advanced Studies on Asia, The university of Tokyo
    http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/eng/access/index.html

Speaker:

Aymon Kreil (Asien-Orient-Institut – University of Zurich)

Discussants:

    

Matsunaga, Noriko (Teikyo University), Okado, Masaki (Sophia University)

Language:

English

Abstract:

“Moments of Pleasure: Time, Ethics and Desire in Contemporary Egypt”

Research on gender in the Middle East still largely relies on studying religious and social norms. The existing literature on love and desire in Egypt mostly focuses on family expectations and on the difficulties young people encounter for their marriage projects. Recent developments of the anthropology of ethics drawing on Michel Foucault’s work underscore the self-disciplining practices of Egyptians willing to make Islamic moral ideals their own.

Although these studies offer valuable insights, one of their common features is that they all suppose some projection into a future time in which to become a better person. By contrast, this presentation focuses on moments of festive transgression in which people explicitly avoid any references to the day after. The surrendering to the craze of the moment favors anti-morals promoting the immediate enjoyment of life by all possible means. The emphasis on present moments also creates a sense of intimacy among those participating. As a result, they often value practices that they would ordinarily consider as condemnable: for instance, consuming alcohol or having sexual relations outside of marriage. Consequently, it appears crucial to recognize desire as a core dimension of the framing of time, of ethics, and ultimately of the shaping of subjectivities.

Speaker:

Aymon Kreil is an anthropologist. He conducted most of his research in Egypt. In 2012, he defended his Ph.D. Thesis on the ways to speak about love and sex in Cairo at the EHESS (Paris), as part of a joint program with the University of Neuchâtel. Among his most recent publications are “Dire le harcèlement sexuel en Égypte: Les aléas de traduction d’une catégorie juridique,” Critique internationale 70, 2016; “Territories of Desire: A geography of competing intimacies in Cairo,” Journal of Middle East Women’s Studies 12: 2, 2016; “The Price of Love: Valentine’s Day in Egypt and its Enemies,” Arab Studies Journal 24: 2, 2016. Kreil taught at the University of Cairo, at the University of Neuchatel, at the Geneva University for Art and Design, and at the University of Fribourg. Currently, he is a researcher at the Asia-Orient-Institute of the University of Zurich.

Organizer:

JSPS Grants-in-aid for Research/Basic Research A: Basic Synthetic Research for the Construction of Islam & Gender Studies
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~nagasawa/about/Eng_aboutus.html

Co-organizer:

Center for Modern Middle East Studies at the National Museum of Ethnology
http://www.minpaku.ac.jp/nihu/cmmes/index.html

Inquiries:

islam_gender[at]ioc.u-tokyo.ac.jp (please replace [at] with at sign)


【共催】「チュニジアの家族と女性研究会」 が開催されました

16:00 – 16:05 Introduction
16:05 – 16:20 La garde des enfants en droit musulman : les règles sur “hadana” dans l’école Malikite (イスラーム法と子育て:マーリク派法学の監護規定を中心に)
par Hitomi ONO (小野仁美 立教大学)
16 :20– 16 :30 Discussion
16 :30 – 16 :40 Le bref aperçu démographique de la région de Tataouine (sud tunisien)(チュニジア南部タタウィーン地域における人口構造の変化)
par Erina IWASAKI (岩崎えり奈 上智大学)
16 :40 – 17 :20 Les familles et les femmes en changement: le cas de Tataouine(チュニジアにおける家族と女性の変化:タタウィーン地域を中心に)
par Emna AIDOUDI (エムナ・アイドゥーディ)
17 :20 – 18 :00 Discussion
  • 【言語】 フランス語、アラビア語(通訳なし)
  • 【主催】 上智大学アジア文化研究所
  • 【共催】 科学研究費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究」

公募研究会「イスラーム・中東における家族・親族」研究会の第1回集会

  • 日時:2017年3月31日(金)16:00-18:00
  • 東京大学東洋文化研究所 3階 大会議室
  • 内容:研究会呼びかけ人による「趣旨説明」がなされた。メンバーの顔合わせと各自の関心、今後の研究会の方向性が話し合われた。

実施報告

IG科研の公募研究会の一つである本研究会は、中東・イスラーム地域で広く用いられる「家族」「親族」概念について、地域や時代、文脈や専門分野による多様性を認めつつ、これら概念が個々の状況においてどのように用いられているのか、これら概念によって表現されるような人間の集団や結びつきは一体どのようなものなのかを考察することを目的にしている。

第1回集会では、研究会の呼びかけ人である竹村が研究会全体の目的を述べ、今後の議論の一例として、竹村が個人的に関心を持つ「家族」「親族」概念の定義や用法について、日本語・英語・アラビア語の代表的な辞書から定義を示し、エジプト社会に関わる研究書から個々の研究者が想定する「家族」「親族」概念の例を提示した。議論では、現代エジプトで「核家族」の意味で用いられることが多いアラビア語のウスラ(usra)が近代以降の新しい用語法である可能性が示唆された。また、イランやトルコでは同様の語彙が用いられつつ、それぞれエジプトとは異なった内容や範囲を持つこと、背景にある社会的議論が異なることが指摘された。さらに、中東の人たちがどのような家族観を持っているのか、イスラーム学における「家族」概念はどのようなものか、女性やLGBTに関わる「家族」概念を考察する必要性など、さまざま視点からの発言がなされ、今後の議論の広がりが予期された。