イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究

日本学術振興会科学研究費 基盤研究(A)
研究代表者:長澤榮治

ムスリム社会における「弱者の権利」

研究会名 ムスリム社会における「弱者の権利」
代表者小野仁美(神奈川大学)onohitomi◆gmail.com
◆を半角@に直してご利用ください
研究会の概要近年、ムスリム諸国では、欧米諸国の法制度も参照しつつ、「子ども」「女性」「高齢者」「困窮者」「患者」「障害者」など社会的弱者の権利の制度化が進められてきた。そこには、社会的弱者を保護の対象から権利の主体としてとらえなおす、西欧近代思想に端を発する人権思想の発展の影響を認めることができるだろう。しかしながら、社会的弱者の権利の擁護の考え方は、西欧近代思想に固有ではなく、この地域で歴史的に規範となってきたイスラーム法においても想定されており、現代においては両者が齟齬とその克服、ないし交差・融合を通じて、複合的な価値観とこれに基づく新たな実践を生み出していると考えられる。本公募研究会では、多様な社会的弱者を取り巻くムスリム社会の状況について、権利の実践とそれを支える思想の両面から明らかにすることを目指す。
代表者からのメッセージご関心のある方は、ぜひ研究会にお越しください。
メンバー小野仁美(代表者、神奈川大学)、村上薫(アジア経済研究所)、細谷幸子(国際医療福祉大学)、岩崎えり奈(上智大学)、堀井聡江(桜美林大学)

次回の研究会

公募研究会「ムスリム社会における「弱者の権利」」第1回研究会

第1回研究会を下記のように行います。ご関心のある皆さまのご参加をお待ちしております。

日時:2019年9月21日(土)14:30-18:00

場所:東洋文庫2階講演室(東京都文京区本駒込2-28-21)

プログラム

 
14:30-
14:40
趣旨説明(小野)
14:40-
15:40
報告者:浜本一典(Pacific Health Ministry チャプレン)
報告題目:マスラハ理論の変遷と現代的適用―女性と非ムスリムの権利をめぐって―
15:40-
15:50
10分休憩
15:50-
16:50
報告者:野村豊弘(学習院大学名誉教授、弁護士)
報告題目:フランス法における権利相互間の衝突とその調整原理
16:50-
17:05
コメント:丹羽健介(弁護士)
17:05-
17:15
10分休憩
17:15-
18:00
質疑応答&総合討論

なお、資料準備の都合上、出席を希望されます方は、
イスラーム・ジェンダー科研事務局 islam_gender◆ioc.u-tokyo.ac.jp にご連絡下さい。 (◆を@に変えてご使用ください)

公募研究会「ムスリム社会における「弱者の権利」」
代表者 小野仁美